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ヴォイストレーニングと言うと、多少はハードルが低くなるのかな?

 最初に“歌”を習おうと思った時に、どんな看板の教室に行くべきか? 初心者の頃は、そこに悩みますよね。だって「ピアノ教室」はあっても「歌教室」なんてありませんもの。

 でも「シャンソン教室」とか「カンツォーネ教室」は、割とあるんだよね。あと、唱歌や童謡や愛唱歌の教室も、少ないけれどありますね。

 クラシック系の歌の教室って…「声楽教室」でしょうか? でも、声楽って言われちゃうと「私は音大に行くわけではから、声楽は…大げさだよなあ」なんて思ったりするわけです。正直、腰が引けます。

 だから多くの人は、そこで合唱系の教室やら、市民合唱団やらの扉を叩くわけです。

 でも「合唱も違うよな?」って思った人(例えば、私のような人)が、そこで扉を叩くのが…ヴォイストレーニング教室でしょうか? ヴォイストレーニング、つまり「発声」を教えてくれるわけですよ。歌なんて大層なものではなく発声ですよ、まさに初心者が扉を叩くにはふさわしい教室じゃないですか!

 なんて錯覚して、通い始めたりするわけです。

 実際のところ、多くのヴォイストレーニング系の教室は、初歩の歌の教室だったりします。ただし、歌のジャンルは、教えてくださる先生次第で、クラシック系の教室もあれば、ポップス系の教室もありますが、発声と歌の基本を教えてくださる事については、間違いありません。まずは基礎の基礎をそこで学び、さらに深く、違うジャンルの歌が学びたければ、改めて先生を探してもいいじゃないですか? その頃には、多少なりとも、その地域の歌の業界事情についての情報も手に入っているでしょうから、最初の頃とは、先生の選び方も違ってくるわけですしね。

 それにしても「ヴォイストレーニング」とは、誰が名付けたのか知りませんが、慎み深い素人の心を鷲掴みにするネーミングだと思います。実際、習い始めのハードルは多少なりとも低くなるような気がします。

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