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2025夏 伊豆旅行に行ってきた その2 大室山は楽しかった

 昼食を済ませて、大室山のリフトに向かいました。先程までの大行列は嘘のようで、すんなり窓口にたどり着きました。途中、あの蕎麦屋さんも覗いてみましたが、店の中は大混雑でしたが、行列は解消されていました。

 大室山に来るには、自家用車でなければバスしか交通手段はありません。おそらく、本数の少ないバス便でやってきた客が、一斉にリフトに殺到して行列ができてしまい、その行列にうんざりした人たちが蕎麦屋に向かったので、そっちも行列になって…って事でしょうね。なんか、納得です。

 大室山は、きれいで可愛い山です。見事な円錐形をしています。この山は国の天然記念物に指定されているので、環境保護のため、徒歩での登山は禁止されています。ですから、大室山に登る人は例外なくリフトを使用しないと行けないのです。

 リフトそのものは、スキー場にあるアレと同じです。でも、なんか、怖いです。スキー場にあるヤツよりも傾斜がキツいのかもしれません。かっこよい言えば「空中散歩」している気分だけれど、周りに何もないので、なんか怖いんですよ。

 ぶらぶら揺れるし…。ガクガク進むし…。

 リフトで登りきると、山頂に到着します。大室山は火山なので、山頂は火口になっていて、1周約1kmのお鉢巡りができます。1周20分って事ですが、我々は30分以上も掛かってしまいました。でも、お鉢めぐりは面白いです、怖いけど。

 360度大パノラマです。爽快です、雄大です。柵も何もないので、周りの景色が見放題です。で、柵も何もないので、少々怖いです。山頂は風が強くて、ちょっとよろけてしまいますが、よろけて山の外側に落ちようものなら、その先は地獄です。そのまま麓まで転がり落ちるしかありません。怖すぎます。落ちるなら、火口方面の方がまだマシです。

 でも、中国人たちは、キャーキャー騒ぎながらジャンプとかして写真を取り合っています。実にふてぶてしいです。それにしても、どうして中国人って写真ばっかり撮っているのだろうか? あ、日本でもそういう人種、いるなあ…。映えか、映えなのか!

 お鉢めぐりの道は、アスファルトで整備されていますが、道幅は案外狭いし、アップダウンは激しいし、人はたくさんいるし、風は強いし、距離は思っていた以上にあるし…。実際、私はビビりながら歩きました。ほんと、怖いんです。でも楽しいんです。また、来たいかもしれません。

 やっとの思いで、お鉢めぐりを終えて、リフト乗り場に戻って、五連のみたらし団子を食べて下山しました。

 実は当初予定では、大室山観光の後は、隣接している伊豆シャボテン動物公園に行くつもりでしたが、どうやらそれは時間的に無理っぽい事が分かり、予定変更して、まっすぐに宿に向かう事にしました。ちょっぴり残念です。

 帰りのリフトは…行き以上に怖かったです。登りはまだ先が見えるから怖くないのです。下りでは、先は空ですし、行先は下ですから、怖い怖い。マジやばいです。

 リフトに乗っていると、バス乗り場がよく見えます。最初は、バス停に誰もいなくて、今並べば座って帰れる…と思っていたのに、リフトで降りているうちに、ワラワラと人が増えて、私がリフトから降りる頃には、到底座って帰れないくらい、たくさんの人がバス停で列を作っていました。あの列の後に並んでバスに乗る? あの山道を、あの時間、立ったままパスに乗るなんて、今の慢性腰痛い人である私には、とても考えられませんでした。

 そこでリフトを降りたら、バス停ではなく、すぐにタクシー乗り場に行って、さくっとタクシー拾って帰りました。だって、立ったまま乗って、そのまま山道を走るバスに乗るなんて、絶対御免だと思ったからです。

 バスなら片道500円のところ、タクシーは2500円でした。でもまあ、時間と座席を金で買ったと思うことにしました。

 それにしても、大室山は楽しかったよ。

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