「あの人は正論ばかり言う…」 かつての私は、そんな人を慶して遠ざけていました。正論って正しいんだよね。言われれば「そりゃあそうだよな」と思うよね。でも同時に、なぜか「あんたには言われたくない」とか思ったりします。
結局「あの人は正論ばかり言う…」という言葉がクチから出てしまうのは…うっかり間違えた事でも言ってくれれば「あいつもバカだな」と言えるのに、間違えてくれないものだから、不承不承「正論ばかり…」とグチってしまうわけです。
要するに、問題は言動ではないのです。単純に、そいつの事が嫌いなだけなのです。でも、付けられるイチャモンが見つからないから「正論ばかり言う」という文句を言うわけです。
のび太くんに向かって「のび太のくせに生意気だ」というのと同じくらいな、難癖なんです。
言われた方はたまったもんじゃないでしょうね。清く正しく生きているだけなのに、なぜ文句を言われなきゃならない…ってなもんです。
リアルな世界なら離れられないので、慶して遠ざけるしかないのですが、ネットの世界だと違います。嫌なヤツとは距離を取ればいいだけです。コメントをブロックするなり、当該のＳＮＳを読まなきゃいいだけの話なのです。
それなのに、わざわざ読みに行って、その上で「正論ばかり…」と文句を言う人は、文句を言うことで相手の気を引きたいだけなわけで、まるで女の子への好意をスカートめくりでしか表現できない小学生男子…のようなモンです。
面倒ですね。それを「ウザイ！」と言って嫌う人もいますが、私は…程度問題ですが…決して嫌いではありません。こじらせ男子とかメンヘラ女子って、案外、かわいいもんです。たとえ中身が、爺さん婆さんであったとしても（笑）。
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