伊豆高原駅に着きました。我々が乗るべき電車は…約1時間後です。全くもう…。
この1時間の間に土産物屋さんに行きました。自家用にミカンのワインとヤマモモのワインと柑橘系の発泡日本酒を買いました。呑兵衛だな。
本日の宿には、3時半ごろ着きました。なんでも、今日の泊り客は我々だけなので、お風呂は貸し切りの家族風呂にしてもらい、ゆっくり妻と二人で温泉三昧しました。
夕食は…二人なのに、刺し身が舟盛りです。他にも、キンメの煮付けとか、シイラのホイル焼きとか、イカの煮付けとか、ムツの焼き魚とか…とにかく、お魚三昧です。もちろん、野菜系の小鉢とかたくさんありました。それに地酒を加えて、酒池肉林ですよ、ウハウハですよ。
アジの刺身がうまいのはもちろんだけれど、カサゴの刺し身が思っていた以上に美味しくてビックリです。
で、たんまり食べて飲んで、部屋に戻って、そのまま寝てしまったわけですが…夜中に原因不明の激しい腹痛に襲われました。参ったね。
そんなわけで、半分寝て、半分苦しんで、朝を迎えた私です。朝起きても、まだお腹は痛かったです…なんて書くと「前日の夕食が悪かったんだろ」って思われますが、おそらく、それは違います。原因はなんとなく分かってます。なので、それに気づいて以降は、それをクチにしない事にして乗り切りました。でも、やっぱりお腹は痛いんだよね。健康体ではないので、ほんと、こういう時はツライです。
翌朝は、7時起床で、8時朝食です。例によって、食べきれないほどの和定食でした。アジは刺し身にしても美味しいけれど、干物を焼いても美味しいね。
そんなわけで、9時半ごろ宿を出て、河津駅のバス停に向かいました。
前回の河津旅行でも思ったけれど、河津のバスの案内所のオバちゃんは、とても親切でいい人です。ま、日本語しかできないようなので、外国人旅行者はその恩恵に預かれないのだけれど、今回もあれこれ色々と教えてもらいました。オバちゃんの親切に敬意を評して、ここに記載しておきます。
さて、2日目の観光は、バスで天城越えをして、浄蓮の滝を見物し、修善寺に到着するというものです。懐かしい河津七滝を素通りして、天城峠をバスで越えて、浄蓮の滝に到着です。
浄蓮の滝は、およそ40年ほど前にも来ていますが、当時とはだいぶ様子が変わりました。なんか、あれこれ整備されて、今っぽい観光地になっていました。まるで道の駅みたいでした。
そんな道の駅っぽく整備された浄蓮の滝の観光センターを経由して、まずは滝そのものを目指しました。浄蓮の滝も外国人だらけでした。まあ、仕方がないです。かつては観光客で唸っていた浄蓮の滝だそうですが、いつしか日本人観光客はやってこなくなり、その代わりに外国人観光客がやってきて、それで地元的にはどうにか廻っているんだそうです。なんか、物悲しいです。実際、この日も大半は外国からの観光客ばかりで、日本人はジジイババアぐらいしかいませんでしたからね。
滝を見物した後は、途中の茶屋で鮎の炭火焼を食べました。ちょっとしたスナック代わりですが、これが頭からバリバリ食べられて、とても美味しかったです。
で、上まで戻ってきて、観光センターの食堂で、猪そばと猪焼売を食べました。猪そばは、猪の肉と山菜がたくさん入った肉そばです。猪焼売は、豚肉の代わりに猪肉を使って作った焼売です。猪肉は、豚肉っぽいところもありますが、豚肉ほど旨味があるわけでもなく、割とあっさりしたジビエな感じのお肉でした。お年寄りには、豚肉よりも猪肉の方が食べやすいかもしれません。
で、これで満腹になってしまったので、実は鹿焼き串も狙っていたのですが、とても食べられる状態ではありませんでした。うむ、実に残念です。
蛇足 こういう場所にやってきて、いい年した大人なのに、カレーライスとか讃岐うどんとか食べている人が少なからずいました。ううむ、なぜ旅行に来て、その土地のグルメを食さない! 全くその価値観が分からないよ。食事は旅行の醍醐味のひとつだぜ!
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