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2024春 中伊豆の旅 その4 伊豆三津シーパラダイスは楽しい水族館です

 三日目の朝を迎えました。朝風呂には入らず(いやあ、面倒くさくってね)朝食を食べて、食後は少しだけゆっくりして、時間通りにホテルをチェックアウトをしました。まっすぐに帰るのは、なんかもったいないので、観光することにしました。行き先は、伊豆三津シーパラダイスです。

 修善寺駅から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗った我々は、伊豆長岡駅で途中下車して伊豆三津シーパラダイスにバスで向かうことにしました。バスは…約1時間に1本の間隔です。まあ、このあたりのバスはこんな感じです。発車まで30分近くあったので、パン屋でお昼ご飯代わりのパンを買い、バスを待ちました。やってきたパスは…ラブライブサンシャイン仕様の痛バスでした。これはこれでなかなかオツでした。

 30分ほどバスに揺られて、伊豆三津シーパラダイスに到着しました。ここは郊外型の水族館で、なかなかおもしろい水族館でした。館内は淡水魚が1/3、海水魚(ほぼ駿河湾の魚)が2/3と言った感じで、地域密着型で好感が持てました。ハナダイって、ほぼ“海の金魚だな”と思いました。この水族館にもタッチ水槽があったのですが、そこに入っていたのは…なんと、タカアシガニでした。なので、遠慮なくタッチしたら、あからさまに威嚇されました。触られたくなかったのかな? 動作も素早かったし、大きな個体だったので、もしも子どもが相手だったら、あのハサミで指を挟まれていたかもしれないなあ…とちょっぴり怖くなりました。タッチ水槽には、もっとおとなしい種類の子が入っている方が安全だなって思いました(えのすいなんてネコザメだからね)。

 ショー会場は2つあって、よくあるタイプのプールの会場では、アシカとトドとイルカのショーをやっていました。これがなかなか個性的で、アシカショーは、普通はアシカを舞台に上げて陸上でショーをするのですが、ここは飼育員さんがプールに飛び込んで、プールの中でアシカショーをしました。うむ、珍しいです。トドのショーは…って、普通はトドはショーをしないので、ショーをしているだけでも珍しいと思いました。ちなみに、トドのショーは、舌を出してアッカンベーをするだけでした(笑)。でも、可愛いから許します。

 こちらのショー会場の待ち時間中に購入しておいたパンを食べて昼ご飯にしました。で、買ってきたパンだけでは足りなかったので、フードスタンドで、カレーパンとチキンナゲットとポップコーンとクラゲアイスを食べました。クラゲアイスは…アイスの中にクラゲが入っているという、文字通りのクラゲ入りのアイスで、特に違和感なく美味しく食べられました。

 もう一つのショー会場は入江を利用した、海とつながっている会場で、こちらはイルカショーでした。ショーの内容は、よく見るタイプのイルカショーでした。ちなみに、芸をするイルカはすべてバンドウイルカでした。カマイルカも水族館にはいたけれど、ショーには出てきませんでした。

 ちなみにこの2つのショー会場の間には、いそあそビーチという、子どもたちが入れる小さなプール(水槽?)があって、そこには魚(たぶんアジ)もいて、子どもたちが夢中になって魚を追いかけ回すことができるという、子どもにとっては夢のような施設もありました。本音を言えば…私もそのプールに入って、魚を追いかけ回したかったです。

 ショーの後は、ショー会場の裏側にある自然飼育場という、自然の海岸を利用した飼育場に行きました。ここには、オットセイやアザラシ、アシカ、イルカなどの海獣たちがいました。それと、ペンギンとフラミンゴもいましたが…ペンギンって臭いねえ…。10m先からでもペンギン特有のあの臭いにおいがただよってきますので「あれあれ、そろそろペンギンでもいるのかな?」と思うと、たいていペンギンがいました。

 はあ…ペンギンって臭いよぉ~。ほんと、臭いんだよぉ~。

 自然飼育場をぐるっとまわって、なかよしステージというところにいくと、そこにはブリとタイとサバが泳いでいました。で、自由に餌やりOKというので、私も餌(ペレット)を購入して、魚たちに餌をばらまきました。私がまいた餌は、ほほ全部、ブリが食べました。だって、ブリって大きいし、貪欲だし、力強いし…とても、タイやサバが相手になる魚じゃあありませんよ。

 でも、ブリに餌やりができる水族館なんて、他にはそうそう無いよ。

 なかなか楽しい水族館でした。立地的にはかなり不便なところにあるけれど、ここならまた来ても楽しめるなあって思いました。

 この伊豆三津シーパラダイスのすぐそばに、淡島マリンパークという別の水族館があったそうですが…こちらは最近潰れてしまったそうなのです。残念。

 帰りのバスも1時間に1本なので、20分ほど待ちました。こんなに交通の便が悪いのに、水族館の中はたくさんお客さんがいるのですが、その大半は自家用車でやってきているようです。そういう意味では、ここは観光客相手ではなく、地元のファミリー向けの水族館のようです。

 で、バスで伊豆長岡駅まで行って、再び伊豆箱根鉄道駿豆線に乗ったのですが、今度は幻日のヨハネ仕様の痛電車に乗りました。いやあ、すごいですよ。なにしろ電車を外から見ると、電車全体にラッピングがしてあって窓も無いのに、車内には普通に大きな窓があって、外の風景を普通に眺められるのです。外からだとアニメの女の子の絵しか見えないのに、中からだと普通の電車なのです。このラッピングの技術って不思議だなあって思いました。まるでマジックミラーみたいなラッピングなのです。

 素直に電車を三島と熱海で乗り換えて湘南まで帰ってきました。はあ、楽しかったけれど、疲れたよ。今回の旅行では観光は、柿田川湧水地と伊豆三津シーパラダイスにしか行かなかったけれど、両方とも楽しかったですし、両方とももう一度行ってもいいかなって思いました。ただ、足の便がどちらも不便なのは困ったモンです。

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