当然ですね。この当然が当然だから、私は合唱ができないのです。
私が合唱に加わると、どうやら、私の声ばかりが目立つようなのです。で、これが合唱人に嫌われる原因なのです。
では、なぜ私の声は合唱では目立つのか? それは私の声が一般のアマチュア合唱団員さんの声とは違うからです。つまり、持って生まれついた声が、そもそも違うのです。
と言っても、別に「私の声は特別素晴らしいのだ」なんて書くつもりは毛頭ございません。むしろ逆で、私自身、自分の声を持てあまして困っている部分があるくらいなのです。
私は基本的に大声なんです。デフォルトの声が、そもそもデカいのです。おまけによく通る声なのです。つまり“内緒話ができない声”なんです。これって不便だよ~。だから、合唱では、普通に歌っているつもりでも、声が突き抜けてしまうのです。
「もっと小さな声で歌ってください」とよく言われるけれど、問題は声量よりも声質であって、私の小声は、音量が小さくても、遠くまでよく聞こえるみたいなんだよね…。
と、まあ私は、自分でも手に負えないほどの大声の持ち主なんですよ。
困ったなあ。
だから、そんな私が合唱をやるならば…
1)私のような大声人間ばかりが集まっている合唱団で歌う
2)私が大声で歌っても、気にしない合唱団で歌う
って感じにならざるをえないのです。ちなみに1)に該当するのはオペラ合唱団かな?って思うし、2)に該当するのは第九合唱団のような期間限定型の合唱団であって、いわゆる普通の市民合唱団では、私は全くお呼びではないのです。
悲しいなあ。
(可能ならば)あと30年くらいして、すっかりヨボヨボになって、声なんてロクに出なくなったら、そういう普通の市民合唱団でも歌えるようになるかもしれないけれど、そもそもそんなに長生きできる自信なんて、全然無いのよ。
それ以前に、そんなヨボヨボの新人さんを気持ちよく迎え入れる市民合唱団なんて…ないよね。
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コメント
こんばんは、
> 合唱では、自分の声ばかりが目立つのはダメだ
未だに某アマオケの笛吹続けています。ほぼ終活です。
弦と溶けるように、木管の中で溶け合わせる、とかいろいろあった末に、今の楽器にたどり着きました。
NTT株の替わりの14Kとか木製のモダンな木管フルートは、どちらもコントロールできませんでした。
替えが効くのはサイコーです。
失礼しました。
tetsuさん
そう、器楽ならば、会場とか曲とか編成とかに合わせて、使用する楽器を替えて、その場に相応しい音で演奏できるんですよね。
>替えが効くのはサイコーです。
そうなんですよ、替えが効くのはサイコーなんです。声楽は…それが出来ないのが、何とも悩ましいところなんです(涙)。