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2025夏 伊豆旅行に行ってきた その5 堂ヶ島は島じゃない

 さて、堂ヶ島に到着しました。ちなみに“堂ヶ島”とは地名だそうで、実際に“堂ヶ島”という島はありません。へえー。堂ヶ島という島はありませんが、海には、たくさんの島(ってか巨岩)があって、それはそれは奇妙な風景です。

 我々はさっそく遊覧船に乗り、海に出て、これらの巨岩見学をし、最後は青の洞窟を見ました。青の洞窟ってのは、世界中にありますが、海の洞窟で、その洞窟の途中の天井が崩れていて、そこに陽の光が差して、洞窟の中の水が、濃いめの青に見える洞窟を言います。で、ここ堂ヶ島にも青の洞窟があって、そりゃあもう美しかったのですよ。うむ、キレイキレイ、映える映える。

 それにしても、堂ヶ島は駿河湾に面しているのだけれど、駿河湾って相模湾とは、ちょっと海の色が違います。駿河湾の海は、かなり真っ青です。対して相模湾の方は、青みがかった緑色なんだよ。多分、相模湾の方が栄養豊富なんだろうね。水が緑色ってのは、それだけ植物性プランクトンがたくさんいるってことて、海が豊かで栄養豊富と言えますが、それは同時に「海が汚い」とも言えるんだけれど…ね。

 でも、海はちょっぴり汚いくらいの方が、生物の多様性が進み、魚もたくさんいるもんなんだよね。「水清ければ魚棲まず」だからね(でも、相模湾は汚すぎるんじゃない?って素人的には考えます。まあ黒っぽい海水の東京湾よりはマシか)。

 青の洞窟に感動したので、下船後は、その穴である天窓洞を見に行きました。洞窟の中から見た天窓洞は感動的な場所でしたが、外からみた天窓洞は、ただの穴でした。なんか、小石でも投げ入れたくなっぢゃうくらいの穴です。もちろん「洞窟内に物を投げ入れるは止めてください」という立て看板が立ってました。うむ、こういう穴を見ると、人は無性に石を投げ入れたくなるんだろうなあ…。でも、下に船が来ている時に、石を投げ入れたら、そりゃあシャレにならんからね。

 その後は、帰りのバス停を確認したら昼食です。昼食は、ちょっと脇にある地元の蕎麦屋で食べました。観光地に行ったら、ちょっと脇にある店に入る…は、美味しいものを食べる鉄則ですよ。で、その蕎麦屋さんで「オススメはなんですか」と尋ねたら「アジです」と言うので、さっそくアジ丼定食を頼みました。

 うむ、美味かったです。伊豆に来て、毎日アジを食べていますが、アジ丼のアジもなかなかに美味しかったです。美味美味。それにしても、ちょっと脇に入るだけで、食事の値段がグっと下がるのは、観光地あるあるだけれど、ここもそんな感じで、適正価格で美味しい料理が食べられました。ラッキー。

 食後はバスの時間まで土産物屋さんに行きました。小魚のみりん干しのアソートを買ってしまいました。だって千円で30匹も入っているんだよ。お安いじゃん、美味しいじゃん。私は小魚のみりん干しって大好物なんだよね。小魚って言っても、アジやイワシやママカリ(ニシンの一種)やらの小魚が各10匹ずつ計30匹入っているんだよ。で、よくこんな小さな魚のワタを抜いて三枚におろして干したなあ…と感動するくらいに小魚でした。でもほんと、みりん干しって美味しいよね。

 で、時間になったので、バスに乗って修善寺に戻りました。実はバスに乗って下田に出て、下田から電車に乗って帰る…という手段もあったのですが、下田は経由地ではなく、今度きちんと訪れたいものだなあ…と思ったので、今回は下田に寄らず、修善寺に戻ることにしました。

 修善寺に戻ったら、後は帰宅するだけです。特急踊り子号に乗りたかったのですが、ちょうど良い感じの踊り子号がなかった(約1時間後の発車)ので、各停電車に乗りました。でも、修善寺~三島間はあっという間なので、各停でもそんなに気にはなりません。

 気になるのは、乗り換え/乗り継ぎの手間なんだよね。我々の場合、修善寺から踊り子号に乗ってしまえば、修善寺~小田原までノンストップで行き、小田原で一回だけ乗り換えれば地元駅に到着なんです(昔は、地元の駅も踊り子号が停まってくれたので、そうなら直通だったのになあ…)。でも、修善寺から各停電車に乗ってしまうと、三島で乗り換えて、熱海で乗り換えて…ってやるわけです。その度に30分程度の時間をロスします。これが何気にタイパが悪いです。実際、修善寺で1時間後だからと見送った踊り子号には、小田原駅で追いつかれました。つまり、1時間早く各停に乗って修善寺駅を出発しても、途中で特急に追いつかれて、地元駅への到着時刻は同じ…というわけです。そう考えると、乗れるものなら特急に乗りたい…と考えてしまうよね。

 で、地元に到着です。駅ビルで夕食を購入(唐揚げとサラダ)して帰りました。疲れているという自覚はなかったけれど、夜はさっさと寝てしまい、たっぷり朝寝をしてしまいました。自覚はなくても、旅は疲れるものです。

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