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自宅で練習できるのは、ある意味、幸せなのだろう

 我が家は防音性能が高いです。

 それは家を建てる際に、防音基準が厳しい地域に家を建てたからです。何しろ、かつてピアノ殺人事件があった地域であり、たとえ一軒家と言えども、きちんと防音建築にしないとお役所から建築許可が降りない地域なのだからです。

 だから、たとえ隣がピアノ教室であったとしても、それが気になるような事はないし、実際我が家の場合(直接隣ではなく)2軒先の家がピアノ教室だけれど、音が気になった事はないし、裏の家がヴァイオリン教室だけれど、そちらも音が気になった事はありません。

 お互い、防音性能の高い家で暮らしているから気にならないわけで、気にならないだけで、音が全く聞こえないというわけでは、もちろんありません。特に道を歩いていると、それなりに音が聞こえるものです。

 実際、隣家のお嬢さんはここ数年ガンガン、ピアノを弾いてますし「ああ、今はこの曲に集中しているのだな」と分かる程度には耳にします。

 我が家も、自宅で発声練習していると、屋外に声が全く聞こえない…なんて事はありません。いやむしろ、声はピアノの音よりも、より屋外に響くような気がします。壁はともかく、たとえ分厚いカーテンをしていても、窓から音は抜けてしまうようです。

 なので、フルボイスで歌う時、やはり時間は、多少なりとも気にしないといけません。

 逆に言えば、そんな地域で暮らしているから、常識的な時間ならば、自宅で歌や楽器の練習は、し放題とも言えます。

 この話は戸建住宅に限った話で、すべての住居の防音性能が高いわけでもなく、特に賃貸しアパートなどでは壁が薄い物件も多々あるわけです。賃貸しアパートにピアノを入れて…って事は、この地域ではまずないので、トラブルは起こりません。自宅にピアノを入れたければ、戸建住宅にするか、いわゆるマンションに移り住む必要はあります。

 このあたりのマンションは、たいてい、戸建住宅よりも、さらに防音性が良い物件ばかりですからね。なにしろ、ピアノ殺人事件は、マンションで行われましたから、基準がより厳しいのだと思われます。

 まあ、隣の家の物音が聞こえる…なんて程度の住居では、自宅で音楽の練習なんて無理でしょうね。

 そんな場合は、公共の音楽室を借りるとか、音楽スタジオを借りるとか、カラオケボックスで練習するとか、様々な苦労をしている人もいるようです。

 そんなわけで、自宅で自由に音楽練習できる幸せを、私は感じています。

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