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実は、コロナになりまして…

 実は私、コロナになりました…で、無事に回復したので、ご報告します。

 そもそも、なぜコロナになったのかと言うと…息子君がコロナを我が家に持ち込んだからです。なぜ息子君がコロナを持ち込んだのかと言えば、どこぞのイベントでもらってきたようなのです。まったく迷惑な話です。

 一応、息子君は家庭内隔離をして、私はほぼ接触しなかったのですが、コロナは空気感染ですからね、同じ屋根の下で暮らしていれば、罹患しないわけもないですわ。それでもまだ、私が若くて免疫力がバリバリあれば発病しなかったのでしょうが、こちとら高齢者だし、そもそも呼吸器に弱点を抱えていますので、あっという間に罹患し発病してしまった次第なのです。

 発病の経過ですが、発病そのものは、私よりも妻の方が先でした。

 私の発病前日の夜、妻が風邪気味だと言っていたので「早めに寝て養生をしなさい」と言っておいたのですが、やはり翌日の朝には発熱してしまい、病院に行くことになってしまいました。今は現在、彼女は某病で療養中なので、町医者に行くわけにも行かず、どこの病院へ行くべきかを電話で各所に問い合わせた結果、結局、遠方の大病院に行くことになってしまいました。結構、遠くの病院なので、一人で行かせるのも心配だし、その日は休日で、仕事が休みだった事もあって、私が病院に付き添っていく事にしました。

 この時点では、私はまだまだ元気で、特に病気であるという自覚は無かったのです。

 それで妻の通院準備をして、病院へ移動しているうちに、何となく熱っぽく感じて、指先等に違和感を感じるようになりました。

 で、病院に着いて、妻の受付をお願いすると同時に、急速に具合の悪くなった私も、彼女のついでに診てもらう事にしたわけです。

 ちなみに、診てもらったのはER科、まあ休日診療ですからね。病院に着いたのが、11時頃で、病院を出られたのは3時頃で、検査と診察に約4時間もかかってしまいました。まあ、途中で救急車が2台も来たら仕方ないよね、ERだもの。トリアージは大切だものね。風邪ひきさんよりも、事故に巻き込まれて大怪我している人を優先するのは、当然だものね。

 とにかく、診察を待っているうちに、面白いくらいに発熱していきました。割りと元気な状態で病院に着いたのに、帰る頃には、すっかりぐったりしてしまい、どっちが付き添いなのか分からないほどでした。

 最終的には(インフルではなく)コロナだと分かり、肺炎は起こしていない事も分かったので、医者的には「対処療法で様子を見ていくしかない」と言われました。

 まあ、そうだよね。コロナに限らず、いわゆる“風邪”には治療薬は無いものね。対処療法で、カラダへの負担を抑えつつ、自前の免疫でウィルスをやっつけるしか方法がないわけです。

 で、その日が発病日となったわけです。後は自宅に戻って、おとなしく寝るだけです。

 翌日(1日目)は面白いくらいに熱が出ました。解熱剤を飲んでいるにも関わらず、39度超ですよ。実になかなかすごい体験です。咳もゲホゲホ出るし、ノドも当然、痛いのです。でも、そんな感じですね。「コロナ、怖い」「コロナになったら死んじゃう」とか世間で騒いでいましたが、私の感覚だと「ツラいけど、インフルよりはキツくない」って思いました。いや、コロナは楽とか、そうは思わないし、重篤な風邪症状なのだけれど、カラダ的にはインフルの方が、熱の上がった感じも、ノドの痛みも、全身の痛みも、一段キツイと思いました。

 コロナ症状でよく聞く「味が分からなくなる」は私も体験しましたが、これって“高熱が出ているから味覚が分からなくなる”ってヤツで、インフルでも経験するヤツです。なので、別にそれ自体は「おお、来たか!」って感じでした。まあ、後遺症として味覚障害が残る人もいるようなので、そっちの方のメカニズムはよく分かりませんが、コロナはインフル同様、高熱が出ますので、当然、味覚障害は発生します。

 頭痛はするし、全身の関節は痛いし、アゴは開閉するたびにズキズキするし、目の前はボヤっとするし、熱くて寒いし、自分から変な匂い(笑)はするし、聴力は激しく衰えているし、息は苦しいし、目はショボショボするし…いやあ“ザ・風邪”って感じです。

 まあ、とにかく、暇さえあれば、寝てました。

 夫婦ともに倒れてしまったので、基本的な日々の買い物はネットスーパーにお願いし、細かな買い物は、先に回復していた息子くんが担当してくれたので、特に不便なく生活できました。

 病状のピークは翌々日(2日目)ですね。この日は「おお、今、私って、病人じゃん」って、なんかワクワクしちゃうほどに、病人でした。

 インフルと違うのは、インフルだとガッと発熱するので、それに耐えて高熱を維持して我慢すると、その後、スッと熱が下がって楽になるのですが、コロナはジワジワと熱が上がっていくので、しんどい時期がダラダラと続くわけです。で、そのダラダラのピークが2日目なのです。

 3日目になると、咳も減り、痰も少なくなり、熱も徐々に下がっていき、ピークを越えた事が自分でも分かりました。

 4日目になると、咳も痰も熱も無くなり、カラダの痛みすら無くなり、なんか普通の状態になります。食べ物も、3日目までは、汁物やおかゆ、雑炊中心だったけれど、普通の食べ物が食べたくなります。

 5日目になると、ほぼほぼ通常状態になり、病人やっているのが面倒くさくなります。なので、勝手に快気祝いをして、寿司を食べました(笑)。

 で、6日目から仕事復帰…という手順を踏んだわけです。いやあ、寝込んでいた分の仕事をやらなきゃいけないので、大変でしたよ。本当に、コロナのせいで、あれこれ予定が狂いまくりです。参りました。

 7日目になると、もうすっかり元気になりました。肉が食べたくて仕方がありません。

 そんな感じでした。よく「風邪は寝てれば3日で治る」と言いますが「コロナは寝てれば5日で治る」って(少なくとも私の場合はそう)言えるかな? あの“コロナ・パニック”って何だったんだろ? 重篤な病気だけれど、そんなに大騒ぎするほどの病気じゃないよなあ…って思いました。

 まあ、確かにこれだけの症状だもの、コロナから肺炎を起こして、死ぬ人も出るだろうけれど、それは単なる風邪でも同じ事でしょ? 病気は正しく恐れないといけません。死ぬ時は…コロナに限らず、死ぬんです。何しろ、人の死亡率は100%ですからね。

 自殺願望が無ければ、コロナのような重篤な病気になった時は、まずは治療に専念です。無理しちゃいけません。仕事やら遊びやらは、予定はすべて後回しの二の次、三の次にするべきでしょうね。

 寝るのが、一番の治療方法です。睡眠、大切です。

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コメント

  1. ぼ。 より:

    お疲れ様でした。
    当方、現在進行形で絶賛感染中です(笑)
    ハイリスク群でもあり、ワクチン6回、重症化予防にパキロビッド内服のせいか、翌日には体温35度、咽頭痛以外全く症状がありません。備えていたからこその経過で、「ワクチンが~」などの論拠なき陰謀論的喧伝は許容できません。
    ま、今は自らで判断・行動すれば良いと思いますし、情弱は他人の意見に左右されず、まずは勉強しろ!って思います。
    ご自愛ください。

  2. すとん より:

    ぽ。さん、初めまして、よろしく。

     現在、感染中とのこと、一日も早いご回復を祈ってます。

     それはさておき、ワクチン6回ですか? お疲れ様です。私はワクチンを3回打ちました。3回は打たないと、当時は旅行にも行けませんでしたから、やむをえずです。それ以降は…面倒なので(笑)打ってません。別に主義主張があるわけではなく、単純に面倒事が嫌なだけです。

     ワクチン陰謀説…ありますね。困ったもんです。信仰するのは自由ですが、エビデンスの無い事は、あまり言うべきではないと思います。まあ、個人の雑感としてなら許されるでしょうが、あくまでもそれは“個人の雑感”であって、他人に対してどうこう言うべきではないと、私は考えます。

     重症化予防は大切です。発熱が抑えられた事は、うらやましいです。私は一時期39度まで発熱しましたが、普段はそんな高熱など出しませんから、特別感があって(不謹慎ですが)ワクワクしちゃいました。

     病気にはならない事が一番ですが、なってしまったら、おとなしく治療に専念して、一日も早く健康状態に戻ることが大切です。

     それにしても、病気になると感じるのが、普段の健康のありがたみです。ほんと、健康って、大切ですね。

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