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集中力の大切さ

 何事にも集中力は大切だと思います。特に学習においては顕著です。
 例えば、1時間ダラダラと勉強するよりも、10分間だけでも集中して勉強した方が身に付くし、実は勉強量が増えたりします。
 でも人間って、無意識でいるとダラダラする生き物です。で、大抵の人は、大抵、ダラダラしがちです。集中して事に当たれるのは、私は立派な才能だと思っています。
 例えば、映画のDVDを借りてきて家で見る時って、どこかリラックスしてしまい、途中でトイレ休憩を入れたり、おつまみを用意するために中座したり、ドリンクのおかわりなんて、しません? ウチの妻なんかは、映画見ながら読書したりゲームしていたりします。でも、映画館で映画を見る時は、映画だけに集中して見ています(たまに睡魔にやられて寝ちゃいますが…)。
 私個人の感想ですが、映画館で見た映画は、結構しっかり心に刻まれますね。一方、家で見た映画は、たとえ名画であっても、それほどでもありません。その違いは、映画館での一期一会の鑑賞と、DVD鑑賞(何度でも見直せる)の違いと、やはり集中力の違いだと思います。映画館って、映画に集中するしか無い環境だもの。
 いわゆる勉強だって、たった10分でも頭から湯気が出るほど集中して行うと、学習効果は抜群ですが、その10分間が、気を散らしながらだと、大した効果は生まれません。
 よく音楽を聞きながら勉強する人がいますが、それって「私は勉強に集中していません」って事を態度で表明しているわけで、実際、集中して勉強する人の耳には、音楽はおろか、あらゆる外界の音は耳に入ってこないので、音楽なんて不要だし、音楽を聞きながら勉強なんて、ありえない事ですから。
 友達と一緒に勉強する…これってどうなんでしょうね? そのお友達とおしゃべりはしないのでしょうか? 他人の存在が気にならないのでしょうか? 私には集中を妨げる行為にしか思えません。
 「分からない事を教え合うんだよ」 分からない事は友達ではなく、先生に尋ねるべきです。だいたい、その友達がちゃんと正しい事を教えてくれる保証はないでしょ? だいたい、友達というのは、あなたと同じ程度の人なんだから、同じようなところが同じように理解不足なんだよね。でしょ?
 音楽の練習もそうです。毎日決まった時刻に決まった時間ずつ練習できるなら、それに越したことはありません。でも、社会人はなかなかそんなわけにはいきません。勢い、生活のスキマ時間に練習せざるをえないし、そのスキマ時間が、10分単位だったりするわけです。でも、そのスキマ時間に集中して音楽の練習ができたら、それはとても良い練習習慣の持ち主だと言えるでしょう。
 もっとも、私などは、その10分のスキマ時間があったら、練習する以前に、ぼーっとしてしまって、その10分を無為に過ごしていまう事が多いです。うむ、残念です。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    連日のコメント、お許しください。
    決して、異論ではないのですが、
    意見がありまして、
    天才の例
    ゴダイゴのリーダー、キーボードのミッキー吉野氏は、
    ライブの真っ最中に、キーボードが休みだと、
    これ幸い、自分の曲の作曲ができるのだとか。
    それを語っていたミュージシャン氏(名前、忘れました)、
    「俺にはできないねえ」
    凡才の例
    私事ですが、長らく経理をやっている私、
    簿記の試験勉強をしている時、
    テレビを見ながらでも、全然構わず、簿記の勉強ができましたが、
    マクロ経済学の本も、テレビを見ながら読もうと思ったら、
    1ページも読めまへんでした。
    その時感じたのは、勉強の経験にもよるのでしょうが、
    自分にとって、簿記で使う脳のパーツと、
    マクロ経済学で使う脳のパーツとは、少し違うんだろうなあ、ということ。
    何が言いたいのか?
    自分でも良く分かりまへんが、
    まあ、集中力と脳との関係、って、なかなか興味深いかな、と。
    失礼しました。
    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!
    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
    おしまい
    PS/本日3月9日は、ざっくぅのお誕生日です。
    3&9で、ざっくぅだから。

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
    >マクロ経済学で使う脳のパーツとは、少し違うんだろうなあ、ということ。
     これ、私も感じてます。私の場合は“音楽で使う脳”と“指を動かす脳”の違いです。
     “音楽で使う脳”とは、音楽を歌ったり鑑賞したり等、音楽を感覚的に感じる脳ですね。メロディと歌詞を結びつけたり、歌と演技を結びつけたりも、この脳で行っていると思います。
     でも、指だけは別みたいです。具体的にはフルートの指ですが、ほんと、指を動かしていると、それだけで精一杯になって、他のことがおろそかになってしまいます。歌なら、あっちこっちよく見える楽譜が、フルートになると、当該箇所だけピンポイントにしか見えなくなってしまいます。それくらい、指を動かすと、脳のリソースを指に持っていかれる私です。
     おそらく、オペラ座の怪人の怪人さんも、簿記の勉強なら脳のリソースをちょっとしか使わないので、他の事(テレビ鑑賞?)も同時並行でできるのだろうけれど、マクロ経済学の勉強には脳のリソースを大量に使用しないといけないので、他の事との同時並行が難しかった…のではないでしょうか?

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