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今まで勘違いしていた事に気づきました

 声楽のレッスンの続きです。まずはハミング練習からです。

 注意されたのは、発声の途中で声を引っ込めてはいけないという事です。具体的には、第2音を歌う時に、第1音の時と比べて、息が弱くなってしまい、声が引っ込んでしまうので、歌い始めたら、最後まで同じ量の息をずっと吐き続けましょうって事です。

 意識すれば出来るのですが、無意識だと、音程が切り替わる時に、息を切ってしまうんですよ。全然レガートではないのです。ダメだなあ…。

 発声練習です。発声では、今まで私が勘違いしていた事が分かりました。

 発声練習の基本の音型は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド」であって、第5音に音程のピークがあります。だから、そこに向かって腹圧を高め、腹筋を引き上げていきます。そして、発声の少し前に腹筋をきちんと引き上げておく必要があるわけです。

 …という理解でやっていましたが、どうやらこれが間違いなのです。

 音程のピークは第5音ですが、腹圧のピークは第4音なのです。だから、第4音に向けて、腹筋を引き上げて、一番しっかり腹筋を引き上げないといけないのです。

 では音程のピークである第5音はどうするの? って話しですが、それは第4音で限界まで引き上げた腹筋をそのまま維持して、その中心だけを、さらに上に引っ張るのです。改めて言えば、第4音までに腹筋全体を限界まで引き上げたら、最高音である第5音の際血は、腹筋の中心部だけをさらにもう一段階引き上げます。つまり第4音でピークに来たら、第5音は奥の手を使うのです。そういう腹筋の使い方をします。

 いやあ、しんどいです。以前から、腹筋の引き上げには2段階あると書いてきましたが、第4音までで1段階目を限界まで引き上げたら、最高音では2段階目の引き上げをする…ってわけです。いやあ、ほんと、しんどいです。腹筋が攣りそうです。

 そしてさらに言えば、それだけしっかりと腹筋を引き上げますが、声はなるべく響きだけで歌うのがベストで、声の鳴りはなるべく控えめにする…つまり、声に声量とか迫力は要らないので、軽さと響きを求めて歌う…それが遠鳴りのする、実際に舞台で使えるキラキラした声になるわけです。

 頑張らないといけません。

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