スポンサーリンク

美声になるには

 私はもちろん、美声ではありません。でも、美声になりたいと思っています。

 美しい歌声の持ち主は、たいてい、話し声も美しいです。

 美しい声というのは、豊かな倍音と深みのある声の両立である…と私は考えます。

 クラシック歌手とか舞台俳優とか声優とかには、職業がら、声の美しい人が多いです。美声でなければ成り立たない職業…の人だからなのだろうと思われます。

 一方、話のプロであるアナウンサー等は、案外、声が普通な人が多いと思います。彼らは、話の上手さは求められても、美声である必要がないから、声そのものを美しく磨く事をメインに学んでいないからだろう。そういう意味では、同様に、学校の先生(彼らもある意味、話のプロである)にも美声は少ないです。いや、むしろ、怒鳴ることも多々あるので、濁声の人が多いかもしれません。

 話し方ではなく、声そのもので勝負している人に美声が多いことから考えるなら、美声とは先天的な素養を持った人が、後天的なトレーニングを積み重ねる事によって得られる珠玉の才能と考えるべきなのたろうか。

 というのも、声の美醜には、その人の骨格という要素が大切ではないのかと思うからで、骨格は…努力でどうにかなるものではなく、それこそ、先天的な特徴でしかないから…と、私は歯ぎしりをするわけです。

 少なくとも、堀の深い顔をした奴は…声がいいんだよなあ。イケメンって、割と声のいいヤツが多いんだよなあ。ツラが良い上に、声までいいなんて、不公平だよなあ…と妬む私が、ここにいます。

↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました