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レッスン程度じゃあ耳は壊れません

 声楽のレッスンの続きの続きです。

 イタリア系の曲としては、トスティ作曲の「Preghiera/祈り」に取り組みます。こちらも新曲です。

 私は年に1曲は宗教曲を勉強するというノルマを自分に課していますが、今年はこの曲でノルマ達成となります。

 さて、宗教曲と言えども、この曲はイタリア系の音楽なので、ストイックな感じで歌うだけでは物足りません。イタリアっぽさを出すためにも(いつも言われている事ですが)色気を出して歌う必要があります。

 歌に色気を出すためには…デジタル的な歌い方ではなく、アナログ的な歌い方をしなければいけません。さらに、常に声がうごめいている感じで歌うのです。それによって、生物(なまもの)っぽさを表現して色気を出していくわけです。

 また、高音は歌う前には、予備動作を入れる事が大切です。つまり、高い音に行く前に一瞬だけ低い姿勢になってから、その反動を使って跳び上がる感じです。つまり、上に行く前に、一度下がって溜めてみるわけだ。ドイツリートであるシューベルトを歌う時とは全く違うメソッドなのですが、これがイタリアものの歌い方なのだそうです。

 和音にハマるように歌うのは当然だけれど、耳で聞いた感じだと、低めの音程の方がきれいにハマる箇所であっても、そこはあえて少し音程的に上にはみ出る感じでフワッと歌った方が(どんな楽器でも同様ですが)メロディとしては良いようです。もっとも、そう歌うには、強い意志をもって「少しだけ高めに歌ってやる」という気持ちが大切なのですが…。

 この曲には高音ラ(A4)があるのだけれど、そこを歌うには、先生がおっしゃるように、腹圧の強さが必要だと、自分なりに痛感しました。私にもう少し強い腹筋があって、もう少し強めに腹圧が掛けられたら、きっときれいに、もっと楽に、高音ラが出せたのではないかと思います。今の発声では、腹圧が弱くて、音程的にもちょっと物足りないし、音色的にもかすれ気味なのですよ。

 なので、腹圧に注意しつつ、何度か高音ラにチャレンジしたものの、良い感じの時もあれば、全く方向違いの声になってしまう時もありました。こういう試行錯誤を繰り返して、良い結果になった時の身体の動かし方を覚えていくのが大切なのでした。

 そんな試行錯誤で気づいた事として、パヴァロッティは高音を歌う時によく胸を開いていましたが、私がそれをマネて胸を開いてしまうと、むしろ声が下に落ちてしまいます。つまり、パヴァロッティのようには出来ないって事です。名人のマネを形だけしても、ロクな事にならないって事です。

 おそらく、パヴァロッティのように行かないのは、腹圧の決定的な不足が原因なのだろうなあ…と思いました。

 そうそう、レッスン中にAppleWatchがブルブルと震えだして私に警告してきました。その警告内容をかいつまんで記すと…

 …大きな騒音の中にいます。この環境のまま30分もいると聴覚にダメージを受けるので、すぐにこの場から離れるようにしてください…という趣旨でした。

 ちなみに“大きな騒音”と言うのは、AppleWatchの場合、90dB以上の音を指すようです。で、その“90dB以上の音”と言うのはどれくらいの音なのかとググってみたら「大声による独唱」と出てきました。あ、それなら納得です。だって、それってきっと、私や先生の歌声の音量だし「この環境」ってのは、レッスンの事だよね。

 なら、もう10年以上もそんな騒音にさらされているけれど、耳は平気だから、大丈夫です。

 AppleWatchを今のものに買い替えてから、今回のレッスンが初めてのレッスンでした。今までもAppleWatchをつけたままレッスンをしていたわけだけれど、今までのものは環境音に関しての警告はくれなかったよ。そういう意味で新型は、より進化しているわけだけれど…レッスンの音量程度で耳が壊れるとか…ちょっと大げさだよね。

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