声楽のレッスンに行ってきました
もうすぐ本番です。地元のクラシックコンサートです。なので、今回が本番前の最後のレッスン、最後のピアノ合わせとなります。次にピアニストさんと顔を合わせるのは、本番当日の短時間のリハーサルとなります。
さて、次回のレッスンから通常レッスンとなるので、レッスンで取り上げる曲の確認をしました。歌曲に関しては、シューベルト作曲の「An die Musik/音楽に寄す」に決めてあります。クラシックコンサートが終了したら、じっくりと譜読みを始めたいと思ってます。
問題はアリアの方です。一応、ドニゼッティ作曲の「ドン・パスクワーレ」のテノールアリア「Com’e gentil/なんという優しさ」がやりかけなので、それをやる事になるのでしょうが、あの曲はかなり歌ったので、そろそろ次の曲を用意した方がいいよねという話になりました。
私は一応、候補としてヴェルディのアリアを数曲検討していました。と言うのも、ある時Y先生が「宗教曲とかヘンデルとかの古楽系ではなく、そろそろヴェルディとかプッチーニとかの普通の曲を歌いたいよね~」とおっしゃっていたので、そのつもりで準備をしていたのです。
でも、正直な話、私自身、ヴェルディとかプッチーニとかのアリアって、私の声に合わないというか、技量的にも無理めだなあと感じています。なので、あんまり積極的にこれらの作曲家の作品には取り組みたくないのが本音です。
ヴェリズモは大好きなんだけれど、自分で歌うとなると躊躇しちゃうわけです。
ロッシーニやドニゼッティとかベッリーニは、声的にいい感じなんだけれど、音域的に高くて、かなり厳しいし、モーツァルトは器楽的なフレーズが技巧的に難しいし、ヘンデルは大好きたけれど古楽だし…って感じで、実は八方塞がりな私だったりします。
「とにかく、テノールのアリアって、どれもこれも難しすぎるんだよね」とは先生の弁です。まあ、どの役も主役だからね、主役が歌うアリアなんだから、そんなに簡単なわけないよね。
と、色々考えた末、当面の間は、アリアは横において、イタリア語の歌曲を歌いましょう…という事になりました。幸い(?)な事に、しばらく本番が無いのです。そのうち本番が近づいてきたら、その時、アリアについて考えることにして、それまではまだ歌っていない歌曲を中心に学びましょうとなりました。
なので、これからのレッスンは、しばらくの間、イタリア語の歌曲とドイツ語の歌曲を1曲ずつ学んでいくスタイルとなります。
となると…イタリア語の歌曲と言えば…まずはトスティだね。なので、次のレッスンまでにトスティの歌曲から数曲候補を選んでおきたいと思いました。
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