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フェイスガードをしていないオペラの舞台を見に行きたいなあ

 声楽のレッスンの続きの続きです。さて「M’appari Tutt’amor/夢のごとく」です。この歌は発声に良いらしいので、未だに歌ってます(別に嫌ではありません)。
 なるべく軽い声で歌う事。息よりも高く、声を出す事。感覚的には、息の上に声が乗っかる感じで歌うと良いみたいです。
 高い音程になると、声が開き気味になる傾向があるので、十分に注意する事。声が開くぐらいなら、むしろ閉じていった方が良いので、高くなるほど、声を閉じていくつもりで歌って、ちょうど良いのかもしれません。
 高いAは、子音を利用して、なるべく楽に出す事。高いBは(まだ私では)子音を利用するだけでは難しいので、いっその事、母音を変えて( i -> e )歌っても可との事です。いやあ、最後の高いBは本当に難しいのよ。
 ああ、歌って、難しいですわ~。
 さて、昨今、私は老犬ブログにも書いてますが、コロナ対策オペラを目にする事が多いです。今のオペラ界では、こんなコロナ対策オペラばかりなのでしょうか?と、ちびっとグチったところ、決してそんな事はなく、オペラカンパニーごとに、色々と頑張っていますよという話を聞きました。
 帝国劇場でのミュージカルのように、オペラ公演でも、万全の体制で通常の演出のまま公演しているオペラも少なからずあるようです。ううむ、そういうオペラを見に行きたいです。
 その手のオペラ公演では、オペラのリハーサル等は常に歌手の皆さん、マスク着用で、マスクしたまま歌うのだそうだけれど、これがとっても苦しいんだそうです(そうだろうなあ…)。で、PCR検査をして、ゲネプロ以降はマスクを取って、通常のスタイルで歌うのだそうです。もし、この段階で、PCR検査の結果、出演者やスタッフの中から陽性反応者が出たら…この公演そのものがポシャっちゃうわけで、ううむ、リスキーだね。その後も、公演の節目節目でPCR検査をしていって、安全を確認しながらオペラ公演を続けていくのだそうです。
 先生もその手の公演に参加した事があるそうで、もう何度も何度もPCR検査を受けたんだそうです。そういう意味では、オペラを始めとする舞台公演は、PCR検査を頻繁に行っているようですから、今の時代、観劇はむしろ安全なのかもしれませんね。あ、舞台が安全でも客席が安全とは限らないか。
 ちなみに、オペラ見るなら、今がチャンスなんだそうです。と言うのも、今は補助金が潤沢に出ているので、どの団体も公演しさえすれば確実に黒字になるので積極的にオペラ公演をしているのだそうです。ちなみに、この補助金は、そろそろ打ち切りの予定みたいです。で、補助金が打ち切られてしまうと(会場の半分程度しか客が入らないと)今度は確実に興行利益が見込めなくなる(つまり赤字公演になる)ので、オペラを始めとする舞台公演は、当面の間寂しくなるそうなのです。まあ、お金がからめば、そうなるよね。オペラ関係者も霞を食べて生きているわけじゃないでしょうからね。
 でもでも、フェイスガードをしていないオペラの舞台を見に行きたいなあ…と心が動く私でありました。問題は…そんな時間をなかなか捻出できないって事かな。

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