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お腹を使えばノドが楽です

 ええと、声楽のレッスンに行ってきました。不要不急と言えば不要不急なんだけれど、歌わないと気が狂いそうでね(汗)。とにかく、三密を避けて、行き帰りは散歩がてらの徒歩(片道3時間!)。レッスン会場は広々とした民間の音楽ホールで行いました。
 いやあ、本番でもないのに、広い会場で歌うのは、なかなか気分いいですね。
 場所は変わってもやる事は一緒です。まずはハミング練習からです。とにかく、上を開ける事、支える事が大切です。そんな当たり前の事を普通にやれる事が大切なのです。
 そのまま発声練習に行っても、なかなか良い感じです。とにかく、今は出勤の回数が減らされ、仕事も自宅に持ち帰ってチマチマやっていたり、テレワーク(?)ってか、パソコンでファイルのやり取りやメールのやり取りやミートで打ち合わけしたりとか、とにかく普段よりも全然しゃべらないので、声がいい感じで減ってないので、歌っていて気持ちいいです。
 で、ちょっと休憩を入れたら、その後はダメになりました。いきなりノドに来ちゃうし、なんか苦しいです。あれあれ?と思って、よく自分を観察してみたら、お腹がサボってました。いやあ、しっかりお腹を使って声を出していれば、楽に声って出るのに、お腹がサボった途端に、発声が苦しくなり、ノドにきます。たぶん、お腹がサボると、支えは無くなるし、息も出過ぎちゃうんだろうと思います。とにかく、息の支えは大切だし、お腹を動かして歌うのは大切です。
 私もちょっと前までは、全然お腹を使わずに(使えずに)歌っていたわけです。いつもいつも全力疾走をしていたわけですよ。あの頃はノドが痛くなるのは当たり前だし、発声って結構しんどかったんですよ。それでも何とか歌えていたのは、私の生来のノドが強かったからでしょう。今思うと、あんな乱暴な事を、よく平気でやれていたなあと思うのです。
 お腹を使って歌うと、ノドがすごく楽です。息をするのも楽だし、何より発声が楽です。もう、お腹を使わずに声を出すなんて考えられないくらいですが…それでも長いことかけて染み付いた悪い癖はなかなか無くなりません。ちょっと油断すると、テキメンにノドに来ます。いやあ、辛い辛い。

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コメント

  1. tetsu より:

    こんばんは。
    >ええと、声楽のレッスンに行ってきました。
    かみさんがピアノのオンラインレッスンのお試しコースをトライしていました。
    いろいろ相談を受けましたが、ネット経由で音とか表現がお互いにどこまで伝わるのか???で、何の助けもできませんでした。
    無料トライアルの後の金額がビックリで何???という感じです。
    世代か時代の違いか分かりませんが、直接会った方の一言は一期一会でなくてもかなり引きずるし一生忘れられません。
    ワクチン、簡単な検査と標準的な薬が広まって、今の季節性インフルエンザみたいな対応ができるようになるまでは、オーケストラ、オペラ、合唱のライヴの再開はどうなるのでしょう。
    失礼しました。

  2. すとん より:

    tetsuさん
     オンラインレッスン…今の時代、やむをえない部分もありますが、やはりフェイス・トゥー・フェイスのレッスンと比べれば、あれこれ足りない部分があると思います。最初からオンラインレッスンならば問題ないけれど、オンラインレッスンは、生のレッスンの代行にはならないかな…と個人的には思ってます。難しいところですが…。
    >オーケストラ、オペラ、合唱のライヴの再開はどうなるのでしょう。
     演奏家も生活がかかっていますから、緊急事態宣言が解除され、少しの時間(準備に使います)があれば、すぐにでも再開されると思います。それくらい、音楽家の皆さんは、切迫した状況にいる…と思われます。それがベストがどうかは誰にも分かりませんが、健康も大切ですが、経済もそれと同様か、それ以上に大切ですから。
     そういう意味では、これからしばらくの間は、音楽も、文字通り、命がけになってくる時代がやってくると思います。

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