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いかにノドを開けたままでいられるか、ここが肝心なんです

 声楽のレッスンに行ってきました。

 今回のレッスンは、私も仕事の繁忙期で忙しかったのですが、先生も現在オペラの全国巡業中なんだそうで、この日も四国から飛んで帰ってきてのレッスンで、翌日はまた四国に飛んで行くのだそうです。ほんと、お忙しい事です。

 なので、レッスンもギュウギュウに詰まっていたようで、私たちの直前は、普段は誰もいない空きの時間なのですが、今回はバリトンのKさんのレッスンが入っていました。久しぶりに、他の人のレッスンが見れて、ラッキーでした。

 Kさんも発表会では、ソプラノさんとの二重唱をするそうで、そのデュエット曲のレッスンを受けていました。そのソプラノさんとは、ピアノ合わせと本番の二回だけしか合わせないそうなので、レッスンでのデュエット相手は、専らY先生なんですね。まあ、普通はそんなモンなんでしょうね。いつも本番のデュエット相手と練習できる私は恵まれているんだなあと改めて思いました。

 それにしても、なにやらカッコいい曲を歌っていましたが…バリトンのデュエット曲に興味のない私は、何を歌っているのか、全く分かりませんでした。

 さて、Kさんのレッスンも終わり、いよいよ私のレッスンとなりました。

 まずは発声練習ですが、今回、重点的に習ったのは、声を後ろに回す事です。先生はこれを称して「後頭部を使って歌いなさい」と言います。これ、難しいです。ちなみに、声を後ろに回すのは、高音域に入ってからであって、中音域の時から声を後ろに回してしまうと「やりすぎ」と注意されます。なかなか、使うタイミングが難しいです。

 今の私は、高音域に入ると、声が前に出過ぎてしまうのだそうです。声が前に出過ぎてしまうと、高音が発声しづらくなるので、だから高音域に入ったら、積極的に声を後ろに回すことで、より高い音を発声しやすくしましょうって事です。で、超高音域に突入したら、今度は逆に声を前に出していくのが良いのだそうです。なんか難しいですね。

 ちなみに、声を後ろに回すためには、支えが必要です。支えが弱い私は、声を後ろにうまく回せないわけです。うむ、頑張らないとね。

 高音を発音する時に、その音を狙いすぎるのは良くないのだそうです。これは私に限らず、テノール全般の悪い癖なんだそうです。音を狙いすぎると、どうしてもノドが閉じてしまい、息の通りが悪くなるんだそうです。だから、高音になっても、音はザックリと発音し、ノドをある程度開いたまま歌えるようにする事が大切なんですって。この息を通すという作業が、歌には大切で、息が通らなければ、声は音にならないわけです。息が通らないところを、むりやり息を通すと、どうしても痩せた細い無理め声になってしまうのです。つまり“悲鳴”ですね。悲鳴はいけません。

 つまり、豊かな高音を出すためには、いかにノドを開いたまま、効率よく息を流し続ける事ができるかって話になるわけです。だから、高音を発声しようとすると“ノドにフタがされる感じになる”のは方向が逆なわけで、最低最悪の状態なんです。

 そう言えば、キング先生に習っていた時は、よく“ノドにフタがされる感じ”を感じていましたし、それを何度も先生に訴えました。キング先生は、それを力づくで突破するように言ってましたが、それはキング先生には可能でも、私には無理だったんだと思います。だから、あの先生の元では、いつまでも経っても高音が出せなかったんだなあって思います。

 高音を発声するには、いかにノドを開いた状態を保ち、声を通し続けることができるかなんですね。そのためには、ノドで発音するのを止めて、しっかり息を支えないといけないし、だからノドの脱力が必要不可欠になるわけです。少しずつ色々なことが私の中でつながり始めてきたような気がします。後は、それを頭で理解するだけでなく、実際に行えるようにならないと意味はありませんが…。

 確かにこれが簡単にできるようになると、私の場合、Hi-Cも夢ではなくなると思います。あくまでも“簡単にできるようになると”という条件付きですが(笑)。

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コメント

  1. アデーレ より:

    凄い具体的なアドバイスをくださる先生なんですね~!羨ましいです!私も本当に発声には悩みます~

  2. すとん より:

    アデーレさん

     具体的かな? 結構オカルトも入ってますよ(笑)。ただ、なんとかして私に伝えたいという思いはよく分かりますので、言われたとおりにできない自分が悔しいです。

     とにかくY先生は、真似をさせるという教え方ではなく、原理原則を教えて、その人にあった歌い方を見つけて欲しいという教え方です。ご自分が色々な先生方から多く学んでいらっしゃるので、引き出しが多いんだと思います。

     まあ、とりあえず、今のレベルの私に合った教え方を、先生も模索してらっしゃるんだと思います。

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