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声は後ろに回します

 声楽のレッスンの続きです。鳴りの少ない声を目指してレッスンは続けられましたが、鳴りの少なさだけを学んだわけではありません。

 今回のレッスンは、同時に「声を後ろに回して歌うこと」もやりました。

 私は声をまっすぐ前に出してしまう癖があります。これはダメです。声をまっすぐ前に出してしまうと、声の響きが少なくなるし、色気も少なくなってしまいます。声は必ず一度、後ろに回す事で、豊かな響きと色気がマシマシになるのです。

 で、声を後ろに回すためには、声に敏捷性がないといけませんし、テノールたる者、声に敏捷性ってヤツが不可欠なわけですが…私の声には敏捷性が大いに欠けています(涙)。敏捷性ってのは、要は筋肉の運動速度なのです。つまり、私の筋肉は動きがトロいってわけです(涙)。筋力が不足してトロいのならば、筋トレ的な練習をしていけばいいのですが、筋神経伝達速度がトロいのなら、それは老化現象なので、ある程度は諦め、現状を受け入れつつ、何とか打開策を考えなければいけません。

 簡単に“老化”とは考えたくないなあ。だって、老いには勝てないもの。

 軽い声で、すばやく動けないと、テノールとしてはキツイのは事実ですから、なんとかしないと…ねえ。

 さて、毎年地元で開催しているクラシックコンサートが、今年も開催される事になりました。もちろん、私は今年も参加するつもりです。で、問題はその開催時期です。実は、門下の発表会の5週間後に開催になりました。いやあ、5週間だよ。なんとも微妙だよね。これが去年みたいに1週間後なら、もう全く同じセットリストで行っちゃいますし、2ヶ月ぐらい空いているなら、頑張って新曲に挑んで、全く新しいセットリストで臨みます。しかし、5週間だよね…全部新曲にしてしまうと準備が大変だし、かと言って同じセットリストでは、たぶん私が練習に飽きてしまいます。さあ、どうする…?

 という訳で、先生と相談しました。今、発表会用に準備しているセットリストを仕上げるのに、どれだけ時間が必要か…って問題だろうという話になりました。今のセットリストが早めに仕上がるなら、次の準備にも早めに取り掛かれるだろうから、次のクラシックコンサートは新曲でも良いだろうけれど、今のセットリストの仕上がりがギリギリだったり、あるいは仕上がり切らなかったならば、同じセットリストでクラシックコンサートに臨んだ方が無難だろうって事になりました。

 なので、今のセットリストの仕上がりがどれくらいになるか…を考えなければいけないので、ひとまず現段階での仕上がり具合を聞いて、それでクラシックコンサートのセットリストを考えてみましょう…となりました。

 で、歌曲、アリア、二重唱をひとまず歌ってみたわけなのでした。

 続きはまた明日。

 

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