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ソプラノ歌手になったつもりで歌うように笛を吹け!

 フルートのレッスンに行ってまいりました。今回は、ほとんどがおしゃべりになってしまったので、実技は実はほとんどやってないです。おしゃべりの内容については、後日、記事を改めて書くことにします。

 てなわけで、今回はアルテの第2課を終了させるのでやっとやっと。第3課には入りませんでした。まあ、仕方ないね。しかし30分のレッスン時間って、やっぱり短いわ。レッスンの最後に、そろそろボサノヴァのレッスンも始めましょうと言われました。アルテはクラシックなので、クラシックとボサノヴァを同時並行でやっていきましょうって、ことです。

 笛先生はジャズの人、それもボサノヴァがメインの人だから、この先生にフルートを習う以上、ボサノヴァを教えてもらわなければ、何の為に教えを乞うているのか分かりません。ボサノヴァのレッスンを開始するのは、願ったり叶ったりです。もっとも、具体的なレッスンのやり方などを相談する前に、次の生徒さんが入室してきたので、詳しいことは次回以降、また相談ってことですわ。

 次回は…お盆の最中ですが、音楽の世界にはお盆はないそうです。望むところだ!

 さて、今回の注意事項なんですが、それは「ソプラノ歌手になったつもりで歌うようにフルートを吹きなさい」ってことです。

 つもり…というのは、気分の問題ではなく、体の使い方だそうです。そう言われても、わたしゃあ、ソプラノじゃないからなあ…。胸を突き出して、腰をパンと張って、口の中を大きく広げて、笛を吹く。

 声楽と共通する部分が多いので、何となくは分かるものの、どうも“胸”の感覚がよく分からない。胸を突き出すと背中が折れるような気がするけれど、体はあくまで棒のようにまっすぐだそうだし…どうやら私がうまく理解できてないみたい。まあ、また次回のレッスンの時にでも聞いてみますか。

 テノールじゃダメですか?と尋ねたところ、フルートは女声だから、体の使い方は女声と一緒なんですという返事。男声とは響きの持っていき方が少し違うんですよねえとのこと。やっぱりそうなんだ。そうそう、笛先生、フルート本業だけれど、舞台ではアルトサックスと歌もやる方です。

 体の使い方はすぐには分からないし、マスターもできない。時間をかけてゆっくり習得してゆきましょう。

 あと、笛を吹く時は、音をきちんと飛ばしなさいとも言われました。私は時々、音をそこらへんに落としているので、それじゃあダメと言われました。本当は、落としているのではなく、落ちちゃっているだけなんですけど(涙)。

 レッスンでは、自分一人でやっている自宅練習では気づけない事をたくさん注意されるのが、おもしろいです。毎回、レッスンに行く度に、フーンとか、ヘエーとか思います。

コメント

  1. Cecilia より:

    ほ~、そうなんですね~!!
    昔声楽レッスンで「胸は鳩胸よ。」・・・と言われたことを思い出しました。

  2. tico より:

    私もギターを習っていた時は週一回のレッスンで毎回目からウロコを落としてました!先生に14年習いましたが、まあ10年くらいはそういう状態でしたでしょうか。特に最初の5年は音を立てて落ちていきました。きっと澄んだ瞳になったことでしょう~~!(笑)で、残りの4年ですか?徐々に私のイメージ対先生のイメージで戦いでした。私の自我が芽生えてきたんでしょうね。やはり子どもも10歳を過ぎると生意気になりますもんね。でも、レッスンをやめてからもずっと発表会にも出てお世話になってますよ。先生は親同然ですからね。ギターのレッスンでは私の人生で一番大切なことを教えていただきました。(^O^)

  3. すとん より:

    >Ceciliaさん

     あ、鳩胸ね。そっちの方向か!

     では、怪獣を倒し、勝ち誇ったウルトラマンが空へ旅立つ寸前の、あのポーズがそれですね。ううむ、たしかに背中は真っ直ぐだが、胸は突き出てますねえ…。では私はウルトラマンになった気分で笛を吹いてみましょう。

     ところで、胸に限らず、体の使い方はよく注意されます。

     私は笛先生に習うまで、楽器演奏って、譜面どおりに楽器を鳴らせば済むもの。要は楽器をうまくコントロールできれば、それでOKと考えていましたが、習い始めて、それだけではないと言うことに気づかされました。

     無論、楽器のコントロールは大切ですが、楽器が出した音をどう美しく磨き上げるか。そのためには、どうやって上手に体に響かせるかという事がかなり重要らしいのです。極端に言っちゃえば、楽器は単なる発振体で、楽器で生まれた音を、体に上手に響かせて良い音にしてから、音楽を奏でるそうなのです。だから体をきちんと使わないと、きれいな音が出ないらしいのです。

     でも、体の使い方なんて、教則本には一行たりとも書かれていない。だから、一人では学べない。

     もっとも、教則本に体の使い方が書かれていたとしても、一人ではどうにもできない事なんだけれどね。

     ですから、その体の使い方を最初の一歩からたたき込まれている最中なんです。そんな事、考えたこともないので、毎回ヘエーの連発です。

  4. すとん より:

    >ticoさん

     歌にせよ、笛にせよ、私は只今、毎回毎回、おっしゃるとおり、目からウロコが音をたてて落ちている最中です。この年になって、こんなに学ぶ事があるんだなあと思うと、なんだかうれしくなってしまいます。

     私は歌も笛も隔週レッスンなんですが、ちょうど交互にレッスンがやってくるので、私的には毎週レッスンに行ってる感じです。毎日の自宅の練習は欠かせませんし、仕事もキツく、レッスンに行く時間を捻出するのが大変な時もありますが、それでもやれているのは、学ぶ事が楽しいからだと思います。

     この年になって、先生と呼べる人がいて、指導してもらえて、上達できるって、本当にうれしいことだし、恵まれていることなんだと思います。これも幸せの一つの形なんだと思ってます。

  5. Cecilia より:

    長いレスをありがとうございます!
    体の使い方・・・と言えば今必死にピアノをやっているのですが(黒鍵のエチュード・・・しばらく怠けていましたが、又再燃しているところです。)、もっと体の使い方を上手にすれば要領よく弾けるのでは・・・と思っているところです。

    ウルトラマンになった気分でフルートを吹いてください。(笑)

  6. すとん より:

    >Ceciliaさん

     ピアノ&体の使い方…でイメージするものは、アレクサンダー・テクニックかな? 具体的には何だかよく知りませんが、楽器屋さんに行くと、やたらと置いてありますね。声楽家向けの「音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと―美しく豊かな歌声のために」は買って読みました。おもしろかったですが、ちょっとお高いかなあという印象があります。

     イメージ貧困でごめんなさい。

    >ウルトラマンになった気分でフルートを吹いてください。(笑)

     はい、初代ウルトラマンになった気分でがんばってます。

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