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何も考えずとも、グリーンランプが点灯するようになっていました

 さて、フルートのレッスンに行ってきました。この一週間、忙しかったけれど、それなりに練習をしてレッスンに臨みました。

 いつもは、お教室に入るとすぐにフルートを組み立てて、レッスン開始ですが、今回は私がお教室に着いた時、先生はコーヒーを召し上がっていたので、しばらく一人でフルートを吹いていました。せっかく一人の時間があったので、チューナーを取り出して、ピヤ~って吹いてみました。

 いやあ、何も考えずに吹いても、きちんとチューナーのグリーンランプが点灯しますね。うれしい、うれしい。フルートを始めたばかりの頃は、いくら頑張っても正しい音が出せずに、チューナーのグリーンランプなんて夢のまた夢だったのに、今じゃあ、ピヤっと吹いても、ドンピシャリだもんね。私も上達したものです。

 ロングトーン練習は先生と行いました。高音域に入ったところで先生から「無理に鳴らそうとしないように」と注意を受けました。フルートが鳴りづらいからと言って、力づくで鳴らしてしまうと音色が壊れるので、鳴りづらかったら、鳴りやすいところを探して吹きなさい…ってことです。

 力づくは、フルートにも女性にも嫌われるわけだ(爆)。

 で、エルステ・ユーブンゲンは5番です。練習はしてますが、まだまだ暗譜には至っていません。ですから、いつもどおり、先生の前で楽譜をガン見しながら吹きました。吹き終えたところで、楽譜から遠ざけられて「一緒に吹いてあげるから、音を探しながらついてきなさい」と言われて、暗譜と言うよりも、音を探しながら吹きました。4段目ぐらいまではなんとかついていけたのですが…結局、最後までたどり着けませんでした。次回までには頑張って暗譜してくるぞ。

 6番も楽譜ガン見で吹きました。

 「簡単な曲を吹くのって、楽しいでしょ?」

 確かに楽しいかも。何しろ、純粋に自分の音に酔えますからね(ナルシーかい:笑)。

 プチ・エチュードは7番です。音符の音程間違いが二箇所。休符の長さ間違いが一箇所。転んじゃったところ多数…でした。全般的に練習不足かな? しっかり吹き込んでおかないとね。

 さて、前回、行方不明になったパピヨンちゃんの話をしましたが、結論から言えば、その後、すぐに見つかったそうです。

 先生のオタクのパピヨンちゃんは座敷犬です。首輪もしていなければ鎖にもつながれていません。先生のお屋敷の中を自由に動き回っているのだそうです。動き回ると言っても、建物の中ばかりに籠っているわけではなく、庭に出てよく遊ぶんだそうです。でも、決してお屋敷の敷地からは出ないワンちゃんだったんだそうです。

 で、ある日、先生のお屋敷の庭に大きなバイクが乗り付けてきたんだそうです。パピヨンというのはワンコですが、チキンなワンコなので、バイクに驚いてお庭から飛び出してしまって、戻れなくなってしまったようなんですね。

 ビックリして、お庭から飛び出したのはいいけれど、戻り方を知らないパピヨンちゃんは仕方なく自宅周辺をウロウロしていたのだそうです。家の人は、パピヨンちゃんが外に出てしまったとは、すぐには気づきませんでした。パピヨンちゃんが自宅周辺をウロウロしているうちに、そばを車が通りかかったんだそうです。その車のドライバーさんが、パピヨンちゃんを見て、これは野良犬ではなく、どこかの家の飼い犬が逃げ出したに違いないと思って、パピヨンちゃんを抱っこして車に載せて、最寄りの獣医さんに預けたのだそうです。

 預けられた獣医さんは、H先生の自宅近くの獣医さんでしたが、そこはかかりつけではなかったので、パピヨンちゃんを見ても、飼い主の見当がつかず、結局、動物保護センターに送られてしまったのだそうです。

 一方、先生の方でも、パピヨンちゃんがいなくなってしまった事に気づき、近所を探しますが、すでに保護された後なので見つかるはずもなく、警察とかかりつけの獣医さんに届けたのだそうです。で、かかりつけの獣医さんが、動物保護センターに問い合わせたところ、該当するワンコちゃんが保護されているというので、慌てて迎えに行ったんだそうです。

 動物保護センターで見つけられた時のパピヨンちゃんは、もうかわいそうなくらいに恐怖で身震いしていたのだそうです。まあ、チキンなハートのワンちゃんだからね…。

 何はともあれ、すぐに見つかって、よかったですね。

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