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ゴールドフルートを買いました(私じゃないよ)

 フルートのレッスンに行ってきました。例によって、姉様がレッスンを受けていたのだけれど、その姉様のフルートが、なんと金色に輝いていたのです。少し前までは、私と同じギンギラギンのフルートだったのに…。
 ひと目見て9Kだなって思ったものの、ちゃんと金の種類も知りたかったので「それ、14Kですか?」と尋ねてみました。9Kのフルートに「14Kですか?」と尋ねても失礼にはならないだろうけれど、もしも14Kだった場合に「それ9Kですか?」と尋ねるのは、あまりに地雷ですからね。あえて14Kですかと尋ねてみました。
 答えはやっぱり9Kでした。9Kは金色がとても赤くて、いい感じです。メーカーについては、あえて聞きませんでしたが、おそらくムラマツでしょう。
 普通に見かけるゴールドフルートって14Kが多いので、我々の金色のイメージって、たぶん14Kの金色なんだと思います。先生は日によって、14Kと18Kを吹き分けていて、レッスンにもたまに18Kを持ってらっしゃる事がありますが、18Kはだいぶ黄色が濃いよね。24Kのフルートは滅多に見かけないけれど、たしか黄色が濃厚な金色だったと思います。
 なんでも、姉様は門下の別のお弟子さんから購入されたそうですが、その前の持ち主さんは、旦那さんに内緒でゴールドフルートを購入したものの、購入した事を旦那さんに知られて、怒られてしまったので、早急にフルートを現金化しなければいけなくなり、現金即決で買ってくれる人に優先的にお譲りしますのパターンで、姉様が購入されたそうなのです。なかなかリーズナブルなお値段で購入できたそうです。もっとも、購入したらメカが壊れていて、それを修理したら、あんまり安くはならなかったそうですが…。ほぼ新品なのに、フルートのメカが壊れていたなんて、何があったのか、気になってしまいます。
 それはさておき、私のレッスンです。ロングトーン練習は、あまりに順調だったので割愛します。
 エルステユーブンゲンは、いつものように25番と26番でした。先生曰く「もう充分に吹けているから、早く暗譜してきてよ」と催促されちゃいました。でもね、なんか不思議と暗譜できないのよ…。
 旋律的練習曲は6番です。先生曰く「だいたい吹けているのだけれど、とにかくベトベトしているんだよね。演奏が脂ぎっているよ。もっと爽やかに吹けないものかね」と言われちゃいました。そうか、私の演奏は脂ギッシュでベトベトしているんだ。そんなフルート音楽はイヤだな。
 一人で吹くとベトベトしてしまうので、先生と一緒に吹いてみました…が、いやあ、落ちる落ちる。まあ落ちてもすぐに戻るので良いのですが、落ちる原因がミスブロー半分、フルートがクチから外れてしまうが半分でした。いやあ、歌口が汗ですべってしまうのよ。困った困った。今までそんな事なんてなかったので、人生始めての経験でした。ううむ、吹口に滑り止めを貼る人の気持ちがちょっぴり分かりました。
 40リトルピーセズは34番のバッハのガボットです。これも吹いているとフルートがクチビルから滑り落ちてしまい、まともな演奏になりましせんでした。本日は、絶賛滑りまくり中で困りました。
 さて、今回の雑談は…政府は無能だって話です。まあ、少なくともコロナ対策に関しては、国も地方もあまり誉められたことはしてませんね。やっているのは余計な事ばかり…。なにしろ、お願いベースですからね。強制できないのなら言わなきゃいいのに…って感じです。まあ、基本的に政治家って“クチだけ番長”さんの集まりですからね。
 で、そこから話が始まって、政治家さんたちの学歴の話になりました。今の政治家さんって、ごく一部を除いて、あまり優秀な大学を卒業されていないのですよね。二世三世が多いので、お金だけはたくさん持ってはいます。金持ちは金に執着がないので、比較的クリンであるという長所もありますが…馬鹿な金持ちたちが政治家をやっている現状はどうなんでしょう? まあ、バカと言うか、庶民感覚をお持ちの方々が政治家をやっているとも言えますが、国なり都道府県や市町村なリーダーをやるんだから、庶民感覚よりも、優れた人間性と知性を兼ね備えているような人に政治家になってほしいものだという点で、先生と意見が一致したところです。
 でもまあ、バカでもできるのが政治家なら、政治って何なんだろうね?

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    一流大学出身でも、東大出身でも、お馬鹿な人間はいるもので、
    ある東大教授曰く、東大生は3分の1ずつに分けられるそうで、
    生まれつきの天才が3分の1、
    頑張り屋さん秀才が3分の1、
    よく東大に受かったねえ、の凡才が3分の1。
    天才+秀才=頭の良い人が、全体の3分の2=67%。
    偏差値的に、東大以下の、京大→一橋・東工大→早慶、と、
    レベルダウンするごとに、この「頭の良い」割合は下がっていき、
    いわゆる3流大学の場合、この「頭の良い」割合はゼロに近づく。
    優秀な大学を卒業していない=3流大学を卒業している、と割り切れば、
    まあ、頭の悪い政治家が増えたんでしょうなあ。
    学歴が全てではない、それは当然として、
    しかし、政治家さんには「頭の良さ」を期待しちゃいまして、
    できれば、1流大学出身で、その中でも、「頭の良い」人であって欲しい、です。
    おしまい

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
     政治家の全員が頭が良くて優秀でなければいけないなんて、私は言いません。色々な人がいるべきです。アタマがそんなに良くなくて庶民感覚を持っている人や、ガラが悪くて強面でおっかない人や、臆病者でいつもオドオドしている人だって、政治家には必要だし、そういう人の代表として意見を言ってほしいと思います。
     金持ちのボンボンは、金銭にきれいで汚職とは無縁ですから、政治家として生き残りやすいのだろうと思いますが、やはり国なり地方自治体なりのリーダーやその取り巻きになる方々は、限りなく優秀な人材が欲しいと思います。バカが導く世界なんて、居心地悪くていけませんし、間違った選択をされてしまいそうで怖くてたまりません。
    >できれば、1流大学出身で、その中でも、「頭の良い」人であって欲しい、です。
     激しく同意します。

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