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ガラコンサートに出演しました その2

 話は、本番に備えて、音楽練習室でアップをし終えたところまで進みましたね。

 アップを終えた私は、音楽練習室を抜けて、楽屋に戻り、本番衣裳に着替え、途中で衣裳替えをするので、それらを準備したところで、本番会場に行ってみました。会場は、ちょうど第二部が終わったところで、休憩の時間になっていました。思っていたよりも早くコンサートが進行していましたが、どうやら、第二部出演予定だった方が、行方不明で連絡が取れず、本番を無断欠席のドタキャンした(いわゆる“逃げた”って状態ですね)らしく、その分、進行が早まったようです。ま、リハーサルの段階で来ていなかったので「もしや?」と思ってましたが、すでに部外者だった私は、それ以上気にする事なく、自分の事だけに集中していましたので、すっかり忘れていました。もしもまだ主催者だったら、連絡も取れないまま会場に表れない出演者の事をヤキモキして、この第二部の間は、胃がキリキリしていた事でしょうね。なにしろ、この方は、極度の方向音痴なので“逃げた”わけではなく、マジで道に迷っている可能性だってありうるわけだし…。でも、結果としては、逃げちゃったわけなんだけれど…たとえアマチュアのコンサートとは言え、出演者の無断欠席の本番ドタキャンはありえないよねえ…。ああ、主催者から下りていて、良かった。

 まあ、何はともあれ、会場に行ったタイミングはいい感じだったので、そのまま、会場入りをして、隅の座席に座りました。BEEさんを見つけたので、手を振って合図を送っておきました。

 第三部は私たちを含めて4組の方が出演されるので、私は最初の一人目の方が終わったところで、一度会場から出て、楽屋に戻って、色々と荷物を持って、舞台袖に行きました。いよいよ私たちの出番です。こういう時、一人じゃなく、妻と二人の舞台だって事は、やはり心強いですね。

 ウグイス嬢さんのアナウンスがあって、私たちはステージに上がりました。一礼をしてピアニストさんに合図を送ると、最初の曲である“All I ask of you”のイントロが始まりました。私から歌い始め、妻へとつなぎ、途中で数回声を合わせ、最後近くにある間奏部分では簡単なダンスも踊ってみました。全体的には、まあまあな出来ではなかったでしょうか? この曲は、このミュージカルの『愛のテーマ』なんですが、それらしく歌えているでしょうか? 今回は、この曲の音源をアップしたいと思います。

 歌い終わって、舞台から私がハケると、二曲目で妻のソロ曲である“Think of me”が始まります。録音で聞いた感じでは、なかなか良い感じになってます。

 私はこの時、実は舞台袖で衣裳替えをしていました。一曲目はラウルという役だったので、割とラフな感じで、白シャツにズボンで、首にキラキラのマフラーをしていました。三曲目からファントムになるので、タキシードに着替え、蝶ネクタイをし、マントを羽織り、仮面をつけて、シルクハットをかぶり、白手袋をしました。もう、大がかり(笑)。一人では着替えきれないので、ウグイス嬢の方に着替えを手伝ってもらいました。

 で、そうこう着替えているうちにも、妻の“Think of me”が進行しています。実は“Think of me”の途中で、私がラウルとして歌う部分があるんですが、すでに着替えていると言うこともあり、私の歌の部分は陰歌(舞台袖でお客さんからは見えない位置で歌う事)にしたのですが、着替えに忙しくて、ちょっとだけ、歌の出だしが遅くなってしまいました(汗)。

 で、妻の歌が終わると、妻は反対側の袖に引っ込み、三曲目で私のソロ曲である“The music of the night”が始まりました。出だしはいい感じでしたが、ううむ、やっぱり練習不足の歌い込み不足で、ダメだったかな? 録音を聞いたところ、二度ほど音を外しています。それも致命的な箇所です。

 最初に外したのは、最初の難関である一度目のHi-Asの次のフレーズの白玉音符の部分です。おそらく、Hi-Asがうまく歌えて、ホッとして気が抜けて、普段は絶対に外さないところで気が抜けて、音を外してしまったのでしょう。まだまだ修行が足りません。

 二度目に外したのは、それこそ二度目のHi-Asの箇所です。二回出てくるHi-Asは、最初は軽く、二度目は思いっきり声を張って歌うという事にしていましたが、声を張る時に、つい力んでしまったのでしょう。音がぶら下がっています。この日のアップの時に、力むと音が下がる事を確認していたのに、ついつい力んで歌ってしまいました。ああ、残念。分かっていてミスすると言うのは、ほんと、修行不足です。『力んで歌うと、音程が下がる』という事を、しっかり心に刻ませてもらいました。ほんと、たった1回の本番でも、100回の練習よりも学ぶ事が多いですね。

 それと実は、2番の歌詞が頭から抜けて、思いっきり作詩をしてしまった事を白状しておきます。おそらく、会場のお客さんたちには気付かれなかった(?)と思いますが、しっかりと作詩しちゃいました。これは英語歌詞だからできる芸当です。これがイタリア語の曲だったら、クチが止まってしまったかもしれません。クワバラクワバラ…。

 とにかく、ソロ曲の“The music of the night”は残念な仕上がりとなりました。ああ、ガラコンサートは終わったけれど、この曲は、もっともっと歌い込んで、いつかどこかでリベンジしたいです。この曲は、きちんと歌えると、私の声に合っていると思うんですよ、だからこそ、しっかりレパートリー化しておきたいです。

 四曲目の“The phantom of the Opera”は…私に関して言えば、役に入り込みすぎてしまい、ところどころ歌声でなく、怒鳴り声で歌ってしまっています。確かにファントムはトリッキーな人間だし、ここのシーンでは、クリスティーヌを威嚇している設定で歌っていますので、強い声で歌う必要はあった(だから、前半部分は、オリジナルよりも1オクターブ高い音域で歌っています)のですが、それにしても役に入り込み過ぎ(涙)。過ぎたるは及ばざるがごとし…ですね。歌として、破綻しています。

 次からは、どんなに役に入っても、必ず歌声で歌うように心がけましょう。いくらミュージカルだから言って、あまりにしゃべりすぎては、音楽のフォルムが崩れてしまいます。あと、妻も最後のHi-Esを外しているし…。まあ、しっちゃかめっちゃになっちゃいましたが、でもまあ、ファントムの狂気はよく表現できていたし 元々は狂乱した場面だから、あれはあれでアリかもしれませんが…冷静な気分で録音を聞いてみたら、ちょっとやり過ぎだったかもって、反省しきりでございます。

 あんまりやりすぎたせいでしょうか、歌が終わっても、しばらく客席からシーンとしてしまって、拍手も無くって、実は「やっちまったぜぇ~!」と決めのポーズを取りながら、心は大汗をかいてしまいました…が、しばらくしてから、普通に拍手をいただけたので、すごくホッとしました。

 別に拍手を強要するわけではありませんが、歌い終わったところで、拍手をいただけると、歌い手としては、すごく安心するんですね。これからは、客席に座っている時も、きちんとマメに拍手をする事にしようと思いました。ほんと、拍手って、歌手にとっては、力強い応援であり、承認行動であるんですよ。

 まあ、そんなこんなでございました。とりあえず、トリの責任はちゃんと果たせたんじゃないかな?

 私たちの後に、キング先生が一曲歌って、そのまま会場トークに入りました。何を話していたのかは、舞台袖にいた私たちには分かりませんが、途中で呼ばれて、舞台に出ました。どうやら、ガラコンサートの企画運営を私たち夫婦でしてきたので、それに関する礼を客前で言いたかったようです。今まで、何をしても、礼の一つもなければ、ねぎらいの言葉も、先生から聞いた事はありませんでしたが、さすがにそれではマズイと思ったのでしょうね。でもね、この言葉をもっともっと早く聞きたかったです。それも客前でなく、もっとパーソナルな場でね。それがあれば、人間関係がこじれる事もなく、私たちはお別れする必要もなかったはずなんですがね。…何もかも遅いんだよなあ…、でも、全く無いままで終わるよりは、ずっとマシ…って事だね。

 で、最期は、出演者一同で、キング門下恒例になりつつある、ヴェルディ作曲の椿姫から「乾杯の歌」を歌って、ガラコンサートは終了しました。ごくろうさまでした。

 舞台もハネて、BEEさんやネオワンさんと挨拶をして、着替えて、会場を片づけました。時間は予定どおりで、皆さんは、夕方5時から打ち上げに行くので、それまでの時間、ホールで談笑などをしていました。私は、そこに加わってもよかったのですが、実は、この日の私は、依然として尻に火がついた状態のままだったのです。

 実は、この日の昼間は、ガラコンサートでしたが、夜はジャズセッションに行く事になっていたんですよ(驚)。

 と、言うのも、笛先生が久しぶりに沖縄からこちらに帰郷してきたので、この機会を利用して、横浜の某レストランでライブを開く事になっていたんです。それを聞きつけた私は「ライブに行きます~」って先生に連絡したら「じゃあ、ジャズセッションをしましょう。当日はフルート持ってきてね」って言われてしまいました。んなもんだから、さあ大変。実はこの日まで、ガラコンサートの練習に忙しくて、ジャズフルートの練習なんて、まぁった~~~く、何もしていませんでした。

 私には談笑している暇などありません。さっそく音楽練習室に籠もって、ジャズフルートの練習です。曲は…とりあえず3曲ばかり用意しておきました。どの曲も、テーマはすぐに吹けますが、アドリブがうまく組み立てられません。何度もトライしてみたのですが、元々無い腕なのに、この一年、全くジャズをやっていませんでしたから、もう、すっかりジャズができなくなっていました(大泣)。コードを見ても、何もひらめかないんですよ。…ヤバイじゃん。

 で、一通り、ジャズと格闘したところで、時間的に良い感じになったので、音楽練習室を出て、キング先生に、五年間お世話になりましたと、最後の挨拶をしました。

 さあ、今から気分を切り換えて、ジャズだ、ジャズだ、ジャズフルーティストになるぞ~!

 続きは、また明日ね。

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コメント

  1. おぷー より:

    や~ん、画面は青のママだー!
    見たかったなあ。

    奥様の声、好きですよ。美声です。
    只、下の音、もっと地声を混ぜて、体を開けたら響くのになあと
    思いました。音が下がると、かなり声量が減ってます。
    すとんさんも、喉が悪いと仰る割には、しっかり声が出ているじゃないですかあ。
    高音を押して歌ってるのだけがザンネンです。
    足を地に着けて、体の力を抜くと押さなくても出ると思います。
    ご夫婦の良いデュエットを聞かせて頂いて、ありがとうございました。

  2. ネオワン より:

    本当にお疲れ様でした。奥様との息もぴったりで、非常によかったですよ。
    DVDで予習していったので、ああ、あの場面の曲だとかファントムが怒っている時の歌だとか、思い出しながら聴いていました。
    拍手は、たぶん、すごい迫力で一瞬たじろいだのだと思います。スタンディングしようかとも思ったのですが、ひとりでは恥ずかしいし、、、
    そうですか?袖にいると先生の話とか、聞こえ無かったのですね。
    良いお話をされていました。すとんさんたちが頑張ってここまでやってきたことなど。
    ゆっくりお休みして、次に向かってくださいね。

  3. すとん より:

    おぷーさん

    >や~ん、画面は青のママだー! 見たかったなあ。

     私も見たかったです! でもビデオは無いのよ、残念だけれど(涙)。

     妻はこれでも、つい最近まで、アルトだったんですよ。ソプラノ転向して、まだ一年もしていないんじゃなかったかな? それもキング先生と、結構モメて、ようやく認めてもらったというか、諦められたというか、そんなので、まだまだソプラノ修行が足りてません。彼女は、修行すれば、なかなか良いソプラノになれると思うんだけどなあ…。

    >高音を押して歌ってるのだけがザンネンです。

     そうですね、そうなんですよ。調子が悪い時ほど、ついつい声を押してしまう私です。この“声押し”が、今自覚している欠点の中でも、最強の欠点なんですね(涙)。

    >足を地に着けて、体の力を抜くと押さなくても出ると思います。

     ありがとうございます。確かに私は、地面をしっかりと踏み込まずに歌っています。そのあたりに改善の余地がありそうです、アドヴァイスありがとうございます。

     ま、これが私の5年間の成果です。ああ、もっと、歌が上手になりたいです。

  4. すとん より:

    ネオワンさん

    >拍手は、たぶん、すごい迫力で一瞬たじろいだのだと思います。スタンディングしようかとも思ったのですが、ひとりでは恥ずかしいし、、、

     たじろぎましたか? なら良かったな。私は、やりすぎのため、あきれられて白けて、それで拍手が無かったと(一瞬ですが)思ってしまいました。まあ、それほど、舞台に立っている時は“弱気”なんです。それとスタンディングは…、あれだけスカスカの会場では、確かに勇気がいるので、止めておいて無難だったと思いますよ。

     袖にいると、テレビ画面越しに、舞台で何をやっているかは見れますが、音はあまりよく聞こえません。まあ、音がよく聞こえたら、その音が舞台にも行っちゃうわけだから、音が聞こえないのは、仕方のない事だと思います。先生が何を話したかは、結構、興味がありますが…まあ、いいです(笑)。

    >ゆっくりお休みして、次に向かってくださいね。

     はは、そのつもりでしたが、実はもう準備を始めてます。この件については、来週あたり、記事に書けるんじゃないかな?

  5. 椎茸 より:

    素敵なデュエットでした。
    お二人の個性を堪能しました!
    お二人とも緊張されていたはずですが、いい感じでリラックスして歌われているような印象でした。よいですね~
    おつかれさまでした!

  6. フミエ より:

    お疲れさまでした
    いろいろ遅かりし・・・と言えども先生ともきちんと大人のお別れができたみたいで
    よかったですね
    気持ちよく先へ進めるんじゃないでしょうか
    何だか新たな動きもあるみたいですし

    音源アップは嬉しかったです!!
    奥様美声ですね~~~(驚)  艶っぽいクリスティーヌだわ~
    ドレス姿も拝見したかったです

    すとんさんはご自分でデブだとおっしゃるので、こもった声をイメージしてしまって
    音源を聴くといつも意外な感じがしてしまいます
    今回もキラッキラですね!
    この声で狂気のファントムって・・・
    ちょっと背筋がゾクッとしますよ~  聴きたいです

    しかし他人事なのにコンサートが終わって何だか脱力です
    すとんさんご本人は忙しく次に向かってらっしゃるのにね
    私はトートのおかげですっかり好きになった金魚ちゃんの記事を
    過去記事から読んで癒されようと思います
    イカリムシ、憎し!!

  7. 椎茸 より:

    あ 書き忘れていましたが、第二部に出演予定だった方は、急病とか事故とかの可能性はないですか?
    まあ 当日から日がたって書かれてる記事なので、事情があればわかっているとは思いますが…
    もしほんとにびびってしまわれたのだとしても、あんまり逃げた~と書かれると、ちょっと気の毒だなと思いました。

  8. BEE より:

    おはようございます。
    本当にお疲れ様でした。
    全体に素晴らしいコンサートでしたよ。
    (私が入ったのは一部の4番目の方からで、頑張って最初から行けば良かったです^^;;)

    で、すとんさん達の最後の拍手の件ですが、大いなる誤解です。
    メールにも書きましたが、本当に歌と演技にのめり込んでみておりました。
    会場の皆さんもそうだったと思います。
    時々プロの歌手の方の歌でもあるでしょ、一瞬会場が水を打ったようになり、
    その後、嵐のような拍手!!
    あれです、あれ!!
    アマチュアでそこまで聴かせる、見せる人達はそういないです。
    私が知る限り、弱冠1名。それに今回すとんさんご夫妻が加わりましたね。
    要するに技術的にただうまいというのとは違うのですよん。
    伝わるものがあるのです。

    私なんて本当に胸が打たれてましたよ(;;)

    ちなみにあのとき、最初に拍手を打ち出したのは多分わたしです。(^^;;
    (実はブラボーも叫ぼうかと思ったのですが、遠慮しておきました。)

    とにかく自信を持って、歌の道に精進してほしいですねぇ。

  9. すとん より:

    椎茸さん

     お誉めいただき感謝です。実は二人とも、緊張しないタイプの人間なので、舞台の上では二人とも役に待ってました。アップした曲は、まったりした雰囲気の中で歌われる歌なので、リラックス気味に聞こえたなら、目的貫徹です。

     舞台って、基本的に穴を開けちゃいけないモンです。もちろん、人間ですから、色々とありますよね。だから、オペラやミュージカルでは、常に代役を用意しているのですが、コンサートやリサイタルで、遅刻はあっても、当日いきなり“来ない”は、ありえないんです。それに、どうも初犯じゃないらしいし…。業界は狭いし、一度失った信頼はなかなか回復できないんですね。せっかくの挽回のチャンス(?)だったのに、彼女は今後、どうするんでしょうね…といらぬ心配をしちゃいますよ。性格の良い気働きのする子だけに、今後が心配です。

  10. すとん より:

    BEEさん

     遠路はるばるお越しいただき感謝です。

    >で、すとんさん達の最後の拍手の件ですが、大いなる誤解です。

     ほんと? だとしたら、本当の本当にうれしいです。演じていた側はまるで“渾身のギャグを言ったら、思わずスベった…”みたいな感覚で、あの無音状態の時、私はほんと、心が千々に乱れていました。拍手が遅れるって…本当に心臓に悪いです。

     実は、最後の曲は、キング先生の反対を押し切って歌ったんですよ。…曲は難しいし、つまらないし、お客も飽きているだろうから、歌わない方がいい…と言われていたんですが、タイトル曲だし、絶対にお客さんは喜ぶからと、突っ張って歌った曲だったんです。ま、先生の意見も聞いて、曲の1/3ぐらいはバッサリとカットしましたが…。

     歌ってよかったなあ。お客さんたちに喜んでもらえたなら、我を通して、歌ってよかったと思います。

     …でも、音だけで聞くと、結構、グチャグチャだったりします(汗)。きっと、演技込みで評価される曲…だったのかな? 返す返すもビデオが無いのが残念です。だって、私自身が、あのステージを見たくてたまりませんもの。

    >ちなみにあのとき、最初に拍手を打ち出したのは多分わたしです。(^^;;

     ありがとうございます! ほんと、あのまま拍手が無かったら、とても惨めな気分でスゴスゴと舞台袖に引っ込まなければいけないところでした。あの拍手で、すべて報われたと言うか、救われた気分になれたんですから…。ほんと、ありがとうございました。

    >とにかく自信を持って、歌の道に精進してほしいですねぇ。

     歌、あきらめたくない…です。色々と道が開けるといいなあって思ってます。

  11. GON より:

    いい雰囲気ですねぇ。本番でこんな素敵なデュエットができるなんてうらやましい。
    さすがすとんさんご夫婦って感じ入りました。
    新たな準備もされているのですよね。
    僕の目標がなくなるは困るので、ぜひ新たな展開を・・・
    期待しています。

  12. すとん より:

    GONさん

    >新たな準備もされているのですよね。

     実はリアルな活動の方が、ここ2~3日で激しく動いてます。来週になったら、その一部をご紹介できるんじゃないかなって思ってます。乞ご期待(笑)。

  13. Cecilia より:

    外で聴かせていただいています。(実は今日帰り手術後なのです。)
    ご夫婦の仲むつまじさがよく伝わってくる演奏です。
    奥様の歌声が聴けて大感激!
    お二人ともとても素敵だと思いますよ。奥様の良いところがすとんさんに、すとんさんの良いところが奥様にほしいかな、という気もします。
    あ、奥様は最近までアルトだったのですね。道理で落ち着いた感じの声質だと思いました。

    ところで、ファントムも聴きたくなりました。アップされる予定はないのですか?

  14. すとん より:

    Ceciliaさん

    >実は今日帰り手術後なのです。

     あらまあ、大変。例の病気でしょうか? お大事にしてください。

    >奥様の良いところがすとんさんに、すとんさんの良いところが奥様にほしいかな、という気もします。

     ははは、でも、お互いに補い合うのが夫婦ですから、それでいいのかもしれませんね…って、そうじゃないか。それぞれがちゃんとしないとダメですよね(汗)。

    >ところで、ファントムも聴きたくなりました。アップされる予定はないのですか?

     それは無いです(笑)。妻が「恥ずかしいからヤメテ!」と申しておりますので、あのステージは直接見に来てくださった方のみのお楽しみって事で、後は“伝説のステージ”って事にしておいてください…なんてね(笑)。

     まあ、実のところ、狂気のファントムを歌っていますので、録音だけで聞くと、すごくシッチャカメッチャカになってまして、実に良く狂気が表現されている?歌唱になっていますので、音声のみ公開には、ふさわしいないのですよ。と言うわけで、ご了解くださいませ。

  15. カスミ草 より:

    寝不足のところ、すみません。
    画像は無いのですね。残念です。
    私の妄想では、ご夫婦は、劇団四季の【美女と野獣】と思っています。奥様は可愛い美女で、すとんさんは大きな野獣(でも目の奥には優しさが)と思っています。画像を観られるのが嬉しくて嬉しくて! が(涙)
    御二人は、凄く暖かい関係なんでしょうね。
    音声は聴きましたが、ごめんなさい。知識・経験が無いので、解りません。私の歌はカラオケ級で、ポピュラー音楽では無く、ただ少しでも高音低音が安定し綺麗に出るように、一人で努力しています。
    フルートは、真剣に戦っていますよ。負けそうですが、続けます。だって、いろいろ悔しいじゃないですか。
    元気に 無理無く 頑張って下さい

  16. すとん より:

    カスミ草さん

     寝不足…ですが、柴胡加竜骨牡蛎湯のおかげで、少しずつ寝不足も解消しているので、大丈夫ですよ。

    >画像は無いのですね。残念です。

     いや、ほんと、残念です。当初はガラコンサート全体をビデオ収録する手筈になっていたのですが…まあ無いものは仕方ないです。

    >ご夫婦は、劇団四季の【美女と野獣】と思っています。

     ははは…、ではそういう事にしておきましょう(夢は壊さない方が良いでしょう…ね)。

    >音声は聴きましたが、ごめんなさい。知識・経験が無いので、解りません。

     音楽を楽しむのに、知識・経験はあった方が良いけれど、無ければ無いでもいいんです。自分が聞いてみて「これは良し!」と思ったら良い音楽で、「ん?」と思ったらダメな音楽(あるいは趣味の合わない音楽)ってだけの話です。本当は、そんなに難しい話じゃないんですよ。

     だから、上手い下手も大切だけれど、どれだけお客さんの心をゆれ動かせるかが大切で、それって、歌もフルートも同じだと思いますよ。

    >元気に 無理無く 頑張って下さい

     はい、頑張りますよ。

  17. すとん より:

    フミエさん

     も、申し訳ない。なぜでしょ? なぜなんでしょ? そんな気は全くないのに、なぜかフミエさんへのコメントが抜けてしまいました! 許してくだされ~。なんかもう、すでにコメントをしたような気がしてました。ああ、マズイマズイ…。なので、まずは、こちらのコメントに優先してコメントをつけさせていただきます。ご勘弁を

    >すとんさんはご自分でデブだとおっしゃるので、こもった声をイメージしてしまって

     ええと、基本的にデブって美声ですよ(笑)。スピーカーを想像してもらえるといいのですが、基本的に音を出すものは、大きくて質量が大きいものほど、豊かな音色で幅広い音量が出せるものなのです。ですから、デブは世間一般の方々よりも、美声の人が多く、クラシック系歌手の多くはデブなのは、音色を追求していくと、そうなってしまうからです。実際、スレンダーで美形な歌手って、声がちょっと尖って聞きづらいんですよ。

     ですから、音大の声楽科にいる学生さんたちは、全員とは言いませんが、かなりの数の子が「もっと、太りたい。もっと体重を増やしたい」と必死になるのは、そういう理由なんです。ね、可笑しいでしょ?

     一方、よくお相撲さんをイメージして、“デブはこもった声”と思ってしまう人も多いのですが、お相撲さんがこもった声なのは、太っているからでなく、声帯を痛めているからなんです。なにしろ、お相撲さんたちは、稽古の時に、首を鍛えるために、首をガンガン殴りつけて強くするんですよ。その時に、声帯周辺の軟骨や筋肉を痛めたり、変形させてしまったりして、声が壊れてしまうのです。ですから、時々、お相撲さんの中に美声の方がいて、私の子どもの頃は、そういう方がレコード(古い…)デビューされていましたが、あれは稽古でノドを鍛えても声が壊れなかった人…って事なんです。

     ま、私が美声かどうかは…美声じゃないかもしれない…けど、太っているから、なんとか聞ける声になっていると言うのは、あります。やはり痩せている時(そんな時もあったんです)は、声もギスギスした感じでしたし、クラシック系の歌を歌うのには向かなかったと思います。

    >すとんさんご本人は忙しく次に向かってらっしゃるのにね

     はい、私はゆっくりしようと思っていましたが、なぜか状況がそれを許さなくて…。詳しいことは、形になり次第、記事にします。来週あたりから、その辺のこともブログに書けるかな…って思ってます。

  18. Yテノール より:

    ガラコンサートの準備、遂行、実現の為にすとんさんご夫妻から賜った多大のご尽力に対して、改めて感謝申し上げます!!
    フィガロ歌劇団創設、運営に関して、ご夫妻が殆どの実務を引き受けて下さり今日に至りました事も心より感謝申し上げます。
    キング先生も、すとんさんが居なかったらフィガロ歌劇団を創っていなかったと思うと仰っておられました。

    すとんさんご夫妻にとりまして、これからの歌や自己表現の世界が増々実り多いものになりますことを心よりお祈り申し上げております〜♪

    すとんさんのファントム姿、実にかっこ良かったです〜♪

  19. すとん より:

    Yテノールさん

     感謝と慰労の言葉、ありがとうございます。私なんて、単純な人間ですから、誉められればうれしくなって、空を飛んじゃう人間なので、もう、Yテノールさんの言葉で、気分ウキウキでございます。

     私は演奏順の都合で、Yテノールさんの歌唱を聞いていないのですが、私のところに来た感想メールの中では、Yテノールさんの歌は、結構人気ありました。あの門下の中で、一番うれしそうに歌っていたのがYテノールさんで、Yテノールさんの歌を聞いているだけで、聞いている人の心まで朗らかになりますって、ご意見も伺ってます。

     ま、私は狂気系の歌を歌っていましたので“朗らか”な気分にはなれないでしょうね(笑)。

     さて、キング先生にも困ったものです。私たちが、自分たちのお金と時間と労力を費やして、先生のため、歌劇団のために、頑張っても「ありがとう」のひと言も無ければ「ごくろうさま」の言葉もなかったですよ。いつも“やって当然”って態度でした。まあ、それが彼のスタイルだとは知ってたし、こちらも先生生徒の関係の中でやっているわけだから、先生生徒の関係が維持されているうちは、そんな事だって飲み込んでましたが、ずいぶん前から私たちの先生である事を放棄してレッスンをしなくなったにも関わらず“やって当然”の態度だけは最後まで変わらなかったです。

     Yテノールさんのように、感謝の気持ちを言葉にして伝えてくれれば、問題なんて起こらなかったのにね。こちらの我慢にだって限界ってあります。最後の挨拶の時だって、こちらは正面向いて挨拶したけれど、目も合わせてくれなければ、返事だって生返事だったんですよ。だから、Yテノールさん経由で今更感謝の言葉を伝えられても、Yテノールさんには申し訳ないけれど、返ってシラけてしまいます(ごめん)。

     キング先生には、多くのものをいただいたし、大きな恩も感じていますが、後味が悪い別れ方になってしまいました。そこが残念です。

    >すとんさんご夫妻にとりまして、これからの歌や自己表現の世界が増々実り多いものになりますことを心よりお祈り申し上げております〜♪

     ありがとうございます。頑張るよ、前に進むよ。こんな事で立ち止まってちゃいけないんだ、って最近は思うようになりました。将来、自分の人生を振り返った時に後悔しないためにも、今は踏ん張りどころだと思ってます。

     面倒な事を、結果的に、Yテノールさんに押しつけてしまった形になってます。その点に関しては、本当に申し訳なく思ってます。

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