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ガラコンサートに出演しました その1

 いよいよガラコンサートです。気分は、敵地に乗り込む戦士の気分です。アウェー気分で、どれだけ居たたまれない気分の中で過ごすのだろうと覚悟していきましたが、先生以外の方は、むしろ優しかったです(ホッ)。皆さん、お腹の中には、それぞれ色々な思いを抱えているんだろうと思いますが、少なくとも表面上は、いつもどおりと言うか、いつも以上に優しかったです。お一人だけ、自分の気持ちを強くぶつけて来られた方がいらっしゃいましたが、それは発表のタイミングの件について文句(?)があったようですが[発表のタイミングは、私と言うよりも、先生のタイミングだし、私だって、ある意味、被害者なんですよ]基本的には感謝と慰労のコメントをいただきました。

 アウェーかな?って思ってましたが、やっぱり、ホームでした。だから、私はこの門下の人たちが好きなんです。

 キング先生とは、トゲトゲしい雰囲気のままでしたが、本番ピアニストさんは、とても優しく、親身になってくれました。たぶん、色々と感じてくれて、さりげなくフォローに入ってくれていたんだと思います。感謝です。

 さて、会場の長浜ホールは二度目の使用だし、私は何度か下見にも来ていますから、慣れたモンです。最寄り駅の能見台に、ジャストのタイミングで到着して、ササッとタクシー拾って、ビューっと会場入りしました。会場入りする時に、私のカバンが壊れました。肩下げのヒモのカバン側のジョイントが壊れました。このカバンは、歌劇団の練習の時に主に使っていたカバンだったのですが、そのカバンがコンサート会場に入る直前に壊れるとは、音楽の神様からのメッセージだと思いました。これである意味、覚悟が決まったわけです。

 会場に入って、門下の皆さんに挨拶をして、さっそくリハーサルです。リハーサルは出演順です。私はトリですから、リハーサルは最後なので、それまで、会場準備の手伝いなどをしながら、自分の番を待っていました。リハーサルは、各組一曲ずつで、歌の練習するのではなく、場当たりとか会場の響きの確認をするためのリハーサルです。

 私はこのリハーサルって奴が、実はあんまり好きではありません。トラウマがあるんです。

 それは前回の発表会の事です。そこまで絶好調だった私は、リハーサルの時も、いつものようにフルヴォイスで歌ったわけですが、このリハーサルって、ピアノ合わせと同じで、特に事前の準備も無しで、いきなり歌いだすものなんです。これって、何の準備体操もしないで、いきなり100mダッシュをするのと、ある意味同じなわけで、前回の発表会のリハーサルでは、いきなりフルヴォイスで歌った私は、リハーサルでノドを痛めてしまい、その後の本番では、ロクに歌うことができませんでした。準備体操無しで100mダッシュをして、足のスジを痛めた…ってのと、ある意味同じです。

 それ以来、なんかリハーサルって好きになれないんですよ。

 まあ、私も馬鹿ではありませんから、あれから一年、色々と勉強はしましたし、プロの方々のリハーサル映像のようなものも気になって見ることが増えました。プロ歌手、とりわけテノール歌手って、リハーサルの時から本気で歌う人もいるけれど、リハーサルの時は、あからさまに手を抜く人もたくさんいるんですね。プラシド・ドミンゴなどは、元々がバリトン出身のテノールって事もあるのでしょうが、リハーサルでは、アリアの要所要所で、1オクターブ低い音域で歌うんですよ。この映像を見た時、プロでもアリアの高い箇所なんて、一日に何度も歌えるモノじゃあないんだなって思いました。一番いい声は本番のために取って置き、リハーサルでは最低限確認しないといけない事だけを確認するのもプロなんだなって思いました。

 だからと言って、私はドミンゴ並の歌手では、もちろんありません。でも、彼を見習って、リハーサルでは、声を押さえるように心がけてみました。去年のように、リハーサルで本気を出して、本番は壊れたノドで歌うのは、もうコリゴリですからね。

 でもまあ、そんな人は私だけで、妻をはじめとして、門下の皆さんは、リハーサルからフルヴォイスで飛ばしていました。私はそんな芸当はできないので、なんか、皆さんがうらやましく思えました。

 さて、私たちの順番になりました。私たちは、4曲を1場面として歌いますので、最初の“All I ask of you”をリハーサル曲に選びました。つまり、登場シーンの確認と、この曲はデュエットなので、それぞれの声や声を合わせた感じをホールで確認する事と、ほんのちょっとですが、この曲にはダンスも入りますので、踊るための床の広さや床の柔らかさや滑り具合などを確認しました。この曲の確認が終わったところで、本番ピアニストさんの提案で、そのまま2曲目~4曲目の出入りの確認もしてもらいました。ま、これは特別扱い…と言うよりも、舞台に出てきて、立って歌うだけの人よりも、演技をしながら歌う私たちは、確認事項が多いので、舞台を円滑に進めるために、必要なリハーサルって事だったと思います。

 リハーサルも無事に終わり、最初に集合写真を取ってしまえば、あとは本番まで、短い休憩時間となります。お昼ごはんは、このタイミングで食べました。ま、ここで食事をしても、出番までは時間はたっぷりありますから、食べたものはすべて消化されてしまうので、無問題なんですね。

 で、食事が終わる頃、開場となりましたので、まずはそれぞれの役割分担の仕事をしに行きました。妻は、第一部のウグイス嬢ですし、私はカメラ係の方がトップバッターで歌うので、彼の出番までは代役カメラマンをやりました。

 無事にガラコンサートも始まり、カメラ係さんのステージが終わり、カメラマンのお役を終えた私は、そのまま、第一部を会場の隅で見ていました。ちなみに、今回のガラコンサートは三部構成になっていたわけですが、第一部のトリを歌う方は、私がグループレッスンを受けていた時からの知り合いの方で、最初はお世辞にも歌が歌えるようになるとは思えないほどの方(失礼)でしたが、最初の一年を過ぎたあたりから、グングンと歌が上手くなり、声が良く出るようになった方で、あっと言う間に先輩である私を追い抜いてしまった方なんです。私はこの方の歌が大好きで、ある意味、このガラコンサートで彼女の歌が聞けるのが、とても楽しみでした。今年は風邪をひいていて声が出づらいと言ってましたが、なかなかの大曲をしっかり歌ってました。うむうむ、とても立派な歌手になられたものです。

 それにしても、試演会の時は、時間は大丈夫だろうかと心配になりましたが、本番になると、誰も彼もが走りますねえ…。試演会のテンポでは20~25分はかかるんじゃないかと思われたステージが、どれもこれも予定通りの15分で収まっていきます。舞台構成を考えたキング先生は、よくご自分の門下生の性質をご存じのようです。まあ、なんにせよ、第一部の流れで、どうやらガラコンサートは時間どおりに進行している事を確認し、当然、トリの私たちまで順番が回ってくる事が確認されました。いやあ、コンサートが押してしまったら、トリの私たちのステージは、当然、カットされてしまうわけですから、この段階でのコンサートの流れの確認は大切です。

 で、無事にコンサートが進んでいる事を確認した私は、第二部は聞かないで、そのまま、音楽練習室に行きました。この部屋は、出番前の方々のアップのために借りた部屋で、自分の出番まで、この部屋でそれぞれの準備をするわけです。

 実は長浜ホールは前々回の発表会の時も使用しています。その時もこの音楽練習室は借りているのですが、その時は、私も含め、誰もこの部屋を使用せず、楽屋として借りていた部屋が狭かった事もあって、男性は楽屋を召し上げられ、代わりに音楽練習室の片隅を楽屋代わりに使うことになっていたので、よく知っているのですが、前々回は、ほんと、私も含め、誰もアップのために、この部屋を使うことはなかったのです。

 ですから、今回も誰もこの部屋を使うことはないだろうと多寡をくくっていましたので、何となく、部屋を独り占めして、ゆっくりとアップできるだろうと思っていましたら、さすがにそうではなく、第三部の出演者が全員集合してしまいました。で、みんながそれぞれにアップを始めました。

 それにしても、アップのやり方ってのは、人それぞれですね。

 体操をメインにし、カラダの筋肉を伸ばし、カラダのあちらこちらを開けて行くことに時間をかける人もいれば、ひたすらピアノとお友達になって発声練習をする人もいるし、ヘッドフォーンを耳につけて、iPhoneから伴奏を流して、何度も何度も自分の歌を歌いまくる人もいます。それらのアップも、じっくり丹念にやる人もいれば、割とサラっとやって「さあ、本番だー!」と気合を入れていく人もいます。

 私はどちらかと言うと、丹念に時間をかけて、アップをしました。

 部屋に入って、まず最初にした事は、声のチューニングです。ピアノでAの音を叩き、何度もAの音を発声します。最初はやさしく、段々強く。pの時のAの発声と、mp、mf、fのそれぞれの時のAの発声をカラダで確認します。それが終わったら、今回使う音域の音を網羅して音階練習をします。一つ一つの音のピッチを確認し、強弱が違っても正しいピッチで歌えるように確認していきます。一通り、発声練習が終わったら、いつも歌っている曲を歌います。

 私は毎日、イタリア古典歌曲でスカルラッティ作曲「ガンジス川に陽はのぼり」と言う曲を、高声用のバージョンをさらに全音高く移調したバージョン(最高音がAになります)で歌っています。この歌を、一日の歌い始めに歌うことで、カラダのあっちこっちが開き、声のポジションが高いところで落ち着くんですよ。ですから、必ずこの曲を練習の最初に歌います。ガラコンサートの本番では歌わない曲ですが、そんな事はお構いなく、この曲をiPodに入れたカラオケ伴奏で歌いました。それに、この歌を歌うことで、その日の声の調子も何となく分かるんです。この日の私の声の調子は…まあまあでした。

 私の声は、どうも使い減りをするタイプのようなんです。一度フルヴィイスで歌ってしまうと、次にフルヴォイスで歌えるまでに回復するのに、結構時間がかかります。だいたい、2~3日は必要かな? おそらく、私の発声は、過剰にノドに負担がかかる発声なんだろうと思います。それでも、ここ2~3カ月、キング先生のレッスンがあって無きがごとくだった事もあって、自分なりに発声の見直しをし、声の回復に短期間でできるようになってきた事と、フルヴォイスで歌っても頭痛はしないようになっては来ましたが、それでもノドに対する負担はゼロではないので、実は本番4日前から、歌わないで、声を温存してきました。なにしろリハーサルですら、フルヴォイスは避けるぐらいに、声の温存をしたんです。そうして迎えた、このアップの時間です。ようやくフルヴォイスで歌ってみたところ、声の調子はまずまずです。これなら、何とかいけそうです。

 女性用楽屋にいた妻を呼んで(彼女はアップに時間をかけないんです)、軽く発声練習をしてもらったところで、二人で最終確認をする事にしました。

 この時は部屋に二人きりだったので、持参したCDデッキでカラオケを流して、二人で歌いながら、動きの確認をしました。“All I ask of you”はリハーサルでもやったので、まあまあ何とかなります。最初に舞台に上がる部分の最終確認をやりました。2曲目の“Think of me”もまあまあ。この曲をやっている時に、他の方が入室してきたので、CDデッキは止めて、以降はiPodに切り換えました。

 3曲目は私のソロ曲“The music of the night”ですが、この曲はボロボロでした。いやあ、歌詞がすっかり抜けました(笑)。4曲目の“The phantom of the Opera”は一つのヘッドフォーンを二人で分け合って歌の練習をし、最後の抱擁のシーンの練習を何度かやったところで、妻は満足したようなので、後は私が一人で残って“The music of the night”を何度か返しました。歌詞をきちんと確認する事、聞かせ所の三ヶ所の音程を確認する事。特にこの日は、少しでも力むと音程が下がる傾向があったので、音が高くても、できるだけ脱力を心がけ、軽く発声する事を確認しました。

 で、時計を見ると、もういい感じの時間になっていました。

 長くなってきたので、今日はここまでにします。続きはこちらです。

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コメント

  1. カスミ草 より:

    多分良い方向へ向かっていると読み取れますし、今なら目立たないと思いますので、お邪魔します。
    老犬ブログには、絶対多数の、名も無き愛読者が、今も多数居ると思います。私も、その一人でした。心配で心配で、よせば良いのに、勇気を掻き集め、老猫から化猫へ変身し出てきて、ご迷惑を掛けてます。ごめんなさい。
    過去ログを見直して、改めて感じました。すとんさんの文書に、たくさん助けられたことを。最近では、【吹けないところは、歌えない。・・・】なんて、良い例です。感謝しています。
    ところで、すとんさんは、まだ【カンロも丸い、あなたも丸い】の頃と同じ様で、風船の様に丸い体型なんですか?奥様の了解が有れば、針で風船を突っついてみたいです。多分空気と一緒に出てくるのは、腕の良いドラえもんの様な【大衆食堂】のカッコ良いお兄さんですよね。
    ごめんなさい。ホッとして、今少しぶっ飛んでいます。(恥ずかしそうな笑顔)

  2. すとん より:

    カスミ草さん

    >風船の様に丸い体型なんですか?

     残念ながら、丸い体型です。まあ、健康にはよく無いとは重々承知しています。実は声楽の代わりにやりたいものの候補の一つに、ダイエットがあります。まあ、私の場合、ダイエットと言っても、完全体育会系筋トレダイエットなんですが…毎日2~3時間ずつトレーニングをしてやせていくという方法です。

     まあ、声楽を本格的にやり続けると決めた時に、エアロバイクを捨てたし、ダンベルも仕舞ってしまったし、ブルーワーカーも片づけてしまいましたが、またそれらを復活させるという手もあります。そうすると、今より20~30Kgは体重が落とせるだろうと思ってます。

     でも、健康も大切だけれど、楽しむ事はもっと大切だなって思うようになりました。もちろん、楽しむための健康は大切ですが、そこらへんの順位を間違えないようしながら、今一番やらないといけない事を探していくつもりです。

     ちなみに、私は固太りなので、針で突ついても、痛いだけで、何もでてきませんよ(残念です)。

  3. ネオワン より:

    本番が始まるまでにいろいろなドラマがあったのですね。
    それにしても、凄腕ピアニストさんは本当にすごかったですね。
    3時間ほぼぶっ通しで、叩きっぱなしですもんね。それも出演者に合わせて。
    出演者の方々もそれぞれ実力を発揮できたのでしょうか?
    もちろん初めてお聴きするので、よくわかりませんでしたが、
    最初のほうに歌われた方々は少し緊張してたのか、
    あまり声が出ていなかったような気がしました。
    ああいう人前で歌うのって、なかなか難しいですよね。
    お疲れ様でした。

  4. すとん より:

    ネオワンさん

     当日は、遠路はるばるお越しくださり、感謝感激でございました。

    >凄腕ピアニストさんは本当にすごかったですね。

     すごいでしょ? 本番前に、2時間近く、リハーサルでも弾きまくっていますし、この日は、夜も別件の仕事が入っていたそうですから、一日でどんだけピアノ弾くんだい!って感じですね。…さすがに相当お疲れになったようですが。

    >ああいう人前で歌うのって、なかなか難しいですよね。

     はい、難しいと思います。それでも、ガラコンサートは、キング門下一押しのメンバーばかりが出演していたので、平均的なアマチュア歌手さんのレベルよりは、歌上手の方が揃っていたと思います。…なんて、トリであんな歌を歌っちゃった私が言うセリフじゃないか(汗)。

     日頃はそこそこ声が出ている人でも、舞台に立つと声が出なくなるって、アマチュアだとよくあるパターンなんですよ。それを克服するためにも、ステージに上がる経験を増やしていかないとダメなんだと思います。

  5. カスミ草 より:

    すみません。迷ったのですが時間がなく、すとんさんの文書に直接関係無い文書ですので、もしルール違反でしたら、削除願います。
    今、勇気が必要です。明日1日夜、人生初めて人様の前で、演奏します。全く知らない人達、多分30人位です。三ヶ月後数百人の前で、演奏予定です。演奏場所を、探しました。私から希望しましたが、もう逃げたいくらいです。希望した目的は、フルートが好きだから、そして、良くいったら、後日三年間毎週土曜日に、いつもお世話に成っている数名の皆さんに、聴いてもらうためです。その時は、綺麗な優しい音色で演奏したいからです。自信は、感心するほど、有りません。一人練習時の演奏が、先生や他の人が居ると、もう半分も出来ません。【百回の練習より、一回の本番】と思いました。フルートを初めて一年。憧れだけで買ったH 管を着せて、ツンデレアンと一緒に、戦ってきます。今ここに書いていると【一人じゃ無い。皆一緒。勇気が集まってくる。】って気がします。
    ルール違反でしたら、ごめんなさい。削除願います。

  6. すとん より:

    カスミ草さん

     まあ、ルール違反ちゃあルール違反だけれど、色々と切羽詰まっているみたいなので、勘弁してあげます(笑)。

     人生始めて人前で演奏! そりゃあ、勇気が必要ですよ。頑張れ。三カ月後…と言うと、秋の市民文化祭シーズンですね。そっちも頑張れ。で、これらを乗り越えたら、毎週土曜日に定期演奏をする…ますます頑張れ。

    >【百回の練習より、一回の本番】と思いました。

     そうです。もちろん、練習をしないで本番ばかりはいけませんが、練習をした上で、本番をドンドン経験していく事は、音楽上達の上で、とても大切な事だと思います。練習を積み重ねて学んでいくのは当たり前です。しかし、世の中には、本番でないと学べない事ってたくさんありますからね。だから、練習もしっかりやり、本番も回数多く経験する。これが大切な事だと思ってます。私も、なるべくたくさんチャンスを作って、本番の経験を増やしていきたいと思ってます。

     とにかく、明日、頑張れ。

  7. カスミ草 より:

    今回は、確信犯ですから、バッサリ願います。結果報告したかったので、一度読んで頂ければ、嬉しいです。
    東からの応援メッセージ、確かに受けとりました。そして、人生初めて人様の前で、2曲演奏してきました。
    グスン 酷かったです グスン 最初の十秒間2回とも音が出なかった グスン 出ても汚い音 グスン グスン グスン
    でも、楽しかったです。次回も参加予定です。(だって悔しいじゃないですか。)
    自信が付き、尻尾が七本に成ったら、東の空へ旅立ちます。
    両手に、かすみ草の花束を抱え、ステージ上の御二人に、花束を渡すために。
    アッ 尻尾が七本に成るには、最低20年必要ですから、それまで頑張ってステージに立ち続けて下さいね。
    私って、本当にバカ。雀の時でも、【雀っていつも一人じゃ無い。皆でワイワイやっていて楽しそう。カッコ良い名前かも。】なんて思っていました。無知は罪かな。
    そろそろ化猫から老猫に、戻ったほうが良いのかな。(チョッと寂しい笑顔)

  8. すとん より:

    カスミ草さん

     デビューって、たいてい、酸っぱい思い出になるのです(笑)。私も、色々とやらかしておりますよ(爆)。でも、そんな酸っぱい思い出も、時が経つといい感じに発酵してきて、芳しい思い出になります。すべては時が思い出を美しくしてくれます。なので、今は凹んでも、気にしない気にしない。

     やっちゃった事は、やり直せないのです。やっちゃった事は、受け入れるしかないんです。で、受け入れた所が新しいスタート地点になるんです。そうやって、一回本番を経る事に、少しずつスタート地点そのものが前進していくんです。で、ふと気付いた時には、だいぶ前からスタートが切れるようになっている…というわけですね。

    >だって悔しいじゃないですか

     いいですね~、悔しさは、上達のよき燃料ですよ。悔しい気持ちがあるうちは、上達するんだそうです。私も、本番が終わるたびに、反省をし、悔しい気持ちを味わっています。

    >アッ 尻尾が七本に成るには、最低20年必要ですから、それまで頑張ってステージに立ち続けて下さいね。

     20年って…さすがにその年でステージでブイブイは…かなり厳しいですよ。もうちょっと、早く尻尾を7本に増やしてくださいな(笑)

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