ハウステンボス大歌劇場を再び訪れた我々です。座席は指定席ですから、気分的にはゆったりしたもんです。歌劇場内部は、ヨーロッパの一流オペラハウスのような造りになっていました。天井は高くて、2~4階席やバルコニー席までありました(もちろん、これらの座席は全てフェイクで、実際の座席は1階の平土間部分だけです)。外見も素晴らしい歌劇場ですが、内装も実に立派で、ほんと驚いてしまいました。
我々の座席は、有料のプレミアムシートでしたが、座り心地も実に素晴らしくて、より高価なプレミアムシートとの間には、適度な空間があって、最前列で鑑賞している気分になりました。ま、実際のオペラだと、このくらいの距離が本来の最前列だしね(笑)。
この日の演目は、チーム凛(チーム・ハート)の“「マイヤーリング」~雪の日咲いた永遠の愛”というもので、ストーリー的には、ミュージカル「エリザベート」の一部(ルドルフ皇太子の悲劇部分)を取り出して独立したストーリーに仕立てたって感じでした。
肝心の歌唱&演技、舞踊は…実に見応えがありました。私的には十分満足です。まあ、他団体と比べると…という野暮な話は無しです。私が思う少女歌劇としての満足水準を大きく超越していました。うむ、とても幸せな時間でした。私が思う“少女歌劇”がそこにありました。
台本や作曲に関しては…正直、もう少し何とかならないものか…と思わないでもないのですが、舞台で演じている歌手たちについては、文句はありません。歌は上手だし、踊りはキレッキレだし、群舞もピッタリ合っているし…演技がオーバーなのはジャンル的には仕方のない事でしょう。一部の人の滑舌が悪くて、セリフが聞き取れなかったけれど、それもまた愛嬌なのです。あと、背景で踊っている群舞の人がキレッキレなので、手前で歌っている主役たちに目が行かないのも、演出的にはどーなのかしら?と思わないでもないです。
前半の小一時間がミュージカルで、残りの30分くらいがレビューの時間という、ワンステージで2度楽しい舞台構成になっていました。レビューの時に、歌手さんたちが降りてきてくれて、ロイヤルシートの通路側と、プレミアムシートの最前列のお客さんに、しっかり目を合わせてのハイタッチをしてくれました。妙齢の美女にじっくりと目を合わせられてハイタッチをしてもらったので、私はドキドキしちゃいましたよ。心臓止まるかと思いました。ああ、こうやって推しって作られていくんだなあ…なんて思いました。
終演後は、出演者の皆さんのトークタイムがあって、あれこれと舞台の感想などを話していて、最後に、この日、誕生日というファンの方(なんと3人!)のために、チームオリジナルのお誕生日ソングでお祝いをするというハプニングまであって、なんとも至れり尽くせりな感じがしました。実に、歌劇団員とファンとの距離が近くていいなあ…という感じで“それこそ会いに行ける歌劇団”なんだなって思うし、ファンの人たちの熱量の大きさにも納得しました。
あと、個人的には…男役の歌手さんたちが可愛くて可愛くて。もちろん、お芝居の中では、しっかりと男性を演じていて、そこに遜色はないのだけれど、動作の合間合間、演技の時に見せる表情のちょっとした瞬間に、若い女の子の部分が垣間見られて、それが実に妙に可愛いんだよねえ。ずっと女性を演じている娘役の子よりも、男性を演じている男役の子が垣間見せるちょっとした仕草や笑顔に、ドキッとしてしまう私でした。
少女歌劇の男役ってのは、何とも不思議な存在だね。そして、男役がスターである…というのも、感覚的に理解しました。実際に少女歌劇を見る前は、男役ってのはおナベっぽいボーイシュな存在、つまりは仮性男性のようなモノだろうと思っていましたが、いやいや違います。実際の男役は、男女の垣根を超えた美なる存在なんです。これは、歌舞伎の女形の妖艶さにも通じるものなのかもしれません。男女の垣根を超えつつ男女の魅力を併せ持つ存在の美しさ…なんでしょうね。
私の人生の残り時間を考えると、もう2度でハウステンボスに行くことはないだろうし、ハウステンボス歌劇団の舞台を見ることもないだろうけれど、できることなら、もう1度だけでも、彼女たちの舞台を見たいものだなあ…と真剣に思いました。
歌劇場を出た後は、レストラン街で夕食を食べました。メニューは、トルコライスです。
トルコライスって何?って感じですよね。私も「???」と思いましたが、トルコライスとは、何でも長崎のソウルフードの一つで、トルコとは何の関係もない料理です。ワンプレートで、皿の上に、バターライスとハンバーグとエビフライととんかつとナポリタンとサラダが乗って、全体にデミグラスソース(これがめっぢゃ甘い)がかかっている“大人のお子様ランチ”って感じの料理なのです。いやあ、美味しかったけれど、ワンプレートにせずに、それぞれをきちんと食べたかったなあ…というのが、観光客としての感想です。食事をワンプレートで済ますのはいかんよ(笑)。
食後は、大観覧車に乗って、夜景を楽しんで、ホテルに戻りました。
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