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歌う前にフラペチーノは厳禁です

 声楽の発表会に向けて、ピアノ合わせに行ってきました。本番までにピアノ合わせは2回行う予定なのですが、今回はその最初の回です。

 ピアノ合わせの会場は、いつものお教室ではなく、横浜の教室です。なので、ちょっと遠出で、お出かけ気分です。最近は、妻がレッスンをお休みしていることもあり、一人でレッスンに行っていたのですが、今回はお出かけモードなので、妻と二人でピアノ合わせに向かいました。

 で、いつもなら、予定時間の1時間くらい前に現地に到着して、お教室の近くのファミレスで時間調整をしてからピアノ合わせに向かうのですが…なんと、いつも利用していたファミレスが無くなっていました。正確に言えば、ファミレスではなく焼肉屋になっていたのです。さすがに焼肉屋で時間調整…というわけには行かず、近くに別のファミレスなり喫茶店なりを見つけて、そこで時間調整をしよう…と思ったのですが、繁華街なのに他にファミレスはなく、喫茶店はいくつかありましたが、どこも「喫煙OK」の店(そういう土地柄なのでしょうね…)だったので入れず、うろうろしているうちに、イオンスタイル(大型スーパー)に到着してしまいました。ここだと、お教室まで徒歩で10分くらいかかってしまうのだけれど、近くに適当な店もないので、その中にあるスターバックスに入って、季節のメニューである“焼き芋香ばしカラメルフラペチーノ”を頼みました。美味しかったですよ。

 で、適当に時間調整をして、お教室に向かいました。今回のピアニストさんは初めての方なので、ご挨拶をしました。良い人っぽいので一安心です。

 軽く発声をして、まずブッツィ=ペッチャの「Lorita/ロリータ」を通して歌いました。歌い終わるやいなや、先生が「声が薄い! 何があった!」と怪訝な顔をされるので「さっき、スタバでフラペチーノを飲んだので、きっとそのせいでしょう」と白状したら、しっかり叱られました。歌う前に氷系の飲み物を飲むのは厳禁だ…というのは、無論知っていたのですが、さんざん歩いて店を探して疲れたし暑かったし…で、冷たいものを飲んでしまったわけだけれど、それが歌に悪影響を与えてしまったそうなのです。

 まあ、私の本音で言えば、声が薄いのは、フラペチーノのせいではなく、今の私の実力なんだから仕方がない…と思いましたが、そんなところで言い訳をしても仕方がないので、ひとまず叱られておきました。で、次のピアノ合わせの時は、ひとまずフラペチーノは止めておこうと思いました。

 「Lorita/ロリータ」を一度歌って、すでにへとへとになってしまったので、ピアニストさんへは先生から細かな要望を出してもらいました。「そこはゆっくりと…」「そこからテンポをこれくらい上げて…」「ここでは少し待ってもらう…」とかね。

 で、すこし休憩を入れてから、次のドニゼッティの「Spirto gentil/優しい魂よ」を通しで歌いました。いやあ、キツかったよぉ。短時間で2曲連続で歌うというのは…初めての経験かもしれません。だって、いつもは妻と交代で歌っているからね。で、この曲もまた「Lorita/ロリータ」同様、先生から細かな要望をピアニストさんに伝えてもらいました。

 なので、今回のピアノ合わせは、通しで一度ずつ歌って、ピアニストさんに知ってもらう…という感じで終わりました。

 で、ピアノ合わせが終わって、お教室を出たところで妻から「今回、音程、ボロボロだね」と言われました。うん、知っている。でも、これも私の今の実力だからね。

 本当に、今回は準備不足だし、私の意欲不足だし、歌の出来も本当に良くないし、とても人様の前で歌えるほど仕上がっているわけではないけれど、そんな出来でも“発表会”という場なので、大いに恥をかいておこうと覚悟しています。ほんと、今回の出来は、いつも以上に良くないんだよね。

 で、横浜に出て、夕食は天ぷらを食べて帰りました。やはり天ぷらは揚げたてをその場で食べるのが美味しいよね。

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