フルートのレッスンに行ってきました。今回は、仕事が忙しくて、ちょっと予定が狂ってしまい、いつもより遅く職場を出ざるを得ませんでした。職場から家まで小走りで帰って(いつもは徒歩でゆったりと歩いて帰ってます)、家で汗をぬぐって着替えて、休憩もロクに取らずに、走る元気が無くなっていたので、早歩きでレッスンに行きました(いつもはゆったりと歩いてレッスンに行ってます)。
それでも先生の前に現れた時は、すでに1~2分の遅刻でした。申し訳ないです。息こそ切れてはいませんでしたが、心はせわしく、気持ちはそぞろで、カラダはクタクタでした。
到着して、フルートを組み立てながら、発表会の話をしました。12月の上旬にフルート教室の発表会を行う事になったので「参加します!」と参加表明をしました。せっかく、人前で演奏できるチャンスがあるなら、それを断る理由などあるわけないじゃないですか!
色々と話をして、今回はジャンル違いで三曲の参加の予定となりました。クラシックとジャズ/ボサノヴァとポピュラーソングの三曲ね。具体的な曲は、次回のレッスンを「選曲スペシャル・レッスン」にしたので、そこで先生ときちんと話して、曲決めをしたいと思ってます。しかし、この段階で、発表会まで二カ月半しかありません(汗)。大丈夫か? 私?
そんな、とっちらかったままの状態で、レッスン開始となりました。
いつものように音出しから、始めたのですが、今回はかなりヒドイ結果となりました。と言うのも、何をどうしても、ピアノとフルートの音程が合わないんですよ。なんか微妙に違う。かと言って、頭部間の抜き差しで対応するほどの違いでも無いので、ともかく吹きながらクチビルで調整しましょう…という事で音出しを開始したけれど、やっぱり合わない。なんか、全音域に渡って、ちょっと違う。
「頭部管はどれくらい抜いてますか?」…2mmほどです。それでも、まだ、ほんのちょっと低い感じがするくらいです。
全音域に渡ってオクターブ練習をしてみました。実はこの時の私は、頭の中がボーとしてました。たぶん、疲れすぎていたのかもしれません。耳は開いていても、きちんと聞けてなかったのかもしれません。オクターブが微妙に違うんですよ。先生と合わせると、低い方をバッチリでも、オクターブ上がるとウネルウネル…私の方がちょっと低いんですね。
その原因なんですが…どうやら、私、音程の幅の薄い音を出していたようです。つまり、やせた悪い音で吹いていたみたいです。先生に指摘されて、厚い音程の音で演奏してみたら、音程の違いが目立たなくなりました。
厚い音程の音を出すには、背中をふくらませてフルートを吹くと、割と楽に出ます。先生は「お腹をふくらませて…」とおっしゃるのですが、横隔膜を張るとお腹ではなく背中が出る体質な私なので、お腹を背中と読み替えて対応しています。
昨日まで、割といい音でフルートを吹いていたのに、レッスンでは、こんなヒドイ音を出してしまって、ちょっぴり残念でした。
ただ、いくら厚い音程の音を出しても、オクターブの差が厳密には正しくないことは事実なので、そのあたりは息の方向を変える事で対応するように言われましたが、なんかこの日は、ホントに耳の調子が良くなかったです。
そんな感じだったので、アルテに入っても、散々でした。とりあえず、14課の1番bを何度もトライして、やっと合格をいただきました。その他はチャレンジしたけれど、ダメでした。耳だけでなく、指の調子も悪かったみたいです(涙)。
と言うのも、14課のテクニック編の部分は、家ではサラッと通過できたんですがね…。家でできても、レッスンの場でできなければ、それはできた事にならないので、不合格でもいいのですが、なんか残念です。多少の体調の悪さを計算に入れても、どんな状況でもサラっとできるまで練習しておかないとダメなんだと思いました。つまり、できているつもりでいただけで、実際は練習不足だったわけです。自分ではできているつもりでも、ちょっともできていなかったって事ですね。相変わらずの、詰めの甘さです。
そんな私ですが、自分の中では、今回のレッスンはけっこう自信を持っていて、14課はカンツォネッタの前まで、調子が良ければカンツォネッタNo.1くらいまで合格をいただくつもりでしたが、あまりの自分の出来の悪さに愕然としてました。
いくら仕事が忙しかったからと言っても、やっぱり余裕をもってレッスンに行かないとダメですね。少なくとも、レッスン前に課題曲を一通りおさらいしておくくらいの余裕は欲しいし、もちろん、体調もバッチリなのが望ましいです。そう出来たら、ここまでヘナヘナにはならなかったと思います。
少なくとも、レッスンに駆け込んで、ヘトヘトのまま、フルート吹いちゃあダメだよね。
それにしても、今日は、やけにフルートが重かったなあ…。まるで、ゴールドフルートのように重かったよ…。
それと、こんなに弱っている私だから、弱点がよく見えるわけで、どうやら私はGisキーの扱いが苦手らしい。こいつが出てくると、途端にアタマの中が真っ白になるらしい。
でも、避けて通れないんだよね、Gisキーって。
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