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壁? 壁? 壁?

 フルートのレッスンに行って参りました。

 アルテ10課の10番。合格になりませんでしたって、それはレッスンに行く前から分かっていたことです。ううむ、二週間、みっちりやったけれど、全然仕上がらなかった…。自分の鈍い指とトロイくちびるが恨めしいです。

 さあ、練習だ、練習だ~!

 先生の方は、今回で10課を終わらせるつもりでいたらしいのに、私の力不足で誠に申し訳ないです。とにかく、ヒャララララ~の十六分音符のところから八小節が鬼門です。とにかく、ここを152で通過するのは、まだまだ無理でした。

 とにかく理屈は要らないのです。必要なのは練習量だけ。たっぷり練習をすれば、必ずできるようになるはずだから、たっぷり練習をするだけの話です。さあ、やるぞやるぞやるぞ~。

 とにかく、ここが壁です。そそり立つ壁です。何とかして、ここを乗り越えれば、次のステージにあがれるはず、がんばらないと。

 先生からは、とにかくできないところは、フレーズを分解して、テンポを落として、確実なところから、ひとつずつじっくりと練習をしてくるように言われました。それと、その八小節以外は、だいたい出来ているから、単純に吹くだけでなく、曲であることを意識して、フルートで歌えるように練習をしてくるように言われました。

 とにかくやります。そんだけです。今の時点では、152はおろか、140になると、指が転びます。練習を重ねて、フレーズを指に覚え込ませて、152でも転ばないようにしないと…。

 次回のレッスンはセッションレッスンなので、アルテはお休み。その分、たっぷり10-10に取り組みましょう。

 フルートの発表会も正式に決まったので、曲目選びなどの相談も、次回できるといいなあと思ってます。一つ目はフォーレのシシリエンヌですが、せっかくバックバンドが入るので、二つ目はポピュラーにしようと思ってます。先生の意見も聞きながら、決めていきたいと思ってます。

 発表会の方は、皆々様にぜひご来場願いたいのですが、要予約の食事付きの発表会になりました。ちょっと敷居が高いかな? それでもぜひ、すとんの顔をみたいぞ、ダメっぷりを堪能したいぞという方は、ご連絡ください。食事の席で多少はおしゃべりもできるのではないかと思ってます。もっとも、演奏前の食事なので、私は青い顔をして、ゲローって感じかもしれませんが(笑)。

 人生、何事も経験だー!

コメント

  1. うぉぉん より:

    すごいー。
    152で16分音符がバンバン出てくるなんてー。
    それができたらアルルなんか楽勝ですよねー。
    あれはアンダンテくらいですものー。

  2. すとん より:

    >うぉぉんさん

    >152で16分音符がバンバン出てくるなんてー

     バンバンって…四カ所だけです。でも、それで十分ですけれど(汗)。

     確かに「アルルの女」はアンダンテで、四分音符72ですから、アルテ10-10の半分の速度です。ですから「アルル~」の十六分音符は10-10の八分音符程度の速さしかありません。そういう意味では確かに楽勝かもしれませんが…「アルル~」は、その十六分音符が延々と続くじゃないですか。

     すごく速いのが短めに四カ所と、それほど速くはないけれど、細かい音符が延々と続くのとでは、またそのイヤらしさが違いますよ。

     それに「アルル~」はアルテ10-10とは、また違った難しさ(音程の跳躍が肝でしょう)があると思いますから、決して楽勝ではないと思います。

     でも「アルル~」っていい曲ですよね。いつかはやってみたいです。

  3. たかさん より:

    アルテには苦戦しますよね。すとんさんの場合、問題は指だけじゃないかなと思うんですけど…。口の方は指の問題が影響しているだけでしょう。

    私は、ゆっくりのテンポでさらっている時でも指はなるべく瞬間的にすばやく動かすようにしてます。

    指に変な力が入っていると、すばやく動かないし、口にも悪影響があります。

    あとは脳みそに指の動きがインプットされるまで練習あるのみですね。

    頑張ってください。

  4. 橘深雪 より:

    152で16分音符って大変ですよね
    地道にレッスンしかないので、力を入れないよう頑張ってください!
    私の時はどうだったかしら・・・・忘れました(笑)

    すとんさんの演奏会、まるでディナーショーみたい♪
    って思ったらいけませんよね。ごめんなさい

  5. すとん より:

    >たかさん

     指の動きの悪さには定評がある私です(笑)。昔、ギターをやっていた時も、指があんまり動かないので、リードギターを諦め、サイドギターに徹していた私です。ま、バンドなら、できる人間がやればいいのだけれど、ソロだと、そういうわけにもいかないので、ひたすら練習をしていきたいと思ってます。

    >あとは脳みそに指の動きがインプットされるまで練習あるのみですね

     そうです。理屈ではなく、身体で覚えていくつもりです。ほんと、今年のお盆は、アルテの10-10の練習ばかりしています。

  6. すとん より:

    >橘さん

    >すとんさんの演奏会、まるでディナーショーみたい♪ って思ったらいけませんよね。

     会場に到着して、時間が来ると、まず食事が出て、飲み物は飲み放題で、そこで一息ついてからショー(発表会)が始まりますので、あながち「ディナーショー」はハズレではないと思いますよ。ただ、出演者が素人で、のど自慢大会のようなというか、オヤジバンドバトルみたいというか、なんか分かんないノリになるだけです。

     それに発表会と言っても、出演者の多くは、ジャズやボサノヴァを演奏するはずだから、雰囲気も堅苦しいというよりも、楽しげって感じだろうし、先生も「みんなでセッションしましょう」ってノリのようなので、きっと見てても楽しいと思いますよ。

     それにだいたい、会場が公共施設のホールではなく、ジャズ系のライブ・レストランってところが、なかなか愉快だなあと思ってます。私も初めての経験なので、楽しみにしてます。ただ、酔っぱらいながら私の演奏を聞いたら、悪酔いするかもしれないけれどね。

  7. めいぷる より:

    発表会、なんかお洒落ですねぇ~♪
    同門で親交も深まるし、お客様も楽しめて良い感じじゃないですか。。。

    私のところはその1週前、生徒数の多さに流れ作業的でしょう。
    聴く方にも忍耐力が必要です、、、特に最後の辺りは(笑)

    まだ、申込もしていなければ、曲も決まっていませんが、、、^^;;;
    …今年はパスしたいテンションなので、、、すとんさん、私の分も頑張って♪

  8. すとん より:

    >めいぷるさん

     お洒落と言うか、ちょっと変わってて楽しそうですよ。発表会と銘打ってますが、ピアノの発表会のような発表会ではなく、パッケージ・ショーやカタログ・ショーのような感じになるのではないかと思います。

     お食事付きのライブってのは、クラシックやロックにはありませんが、実はジャズ系だと、よくあるパターンらしいです。今月行った、笛先生のライブも食事付き(要予約)でした。たぶん、あんな感じ(って、どんな感じよ?)になるんだろうなあと思ってます。

     郷に入らずんば郷に従え…です。楽しんでこようと思ってます。

  9. 小夜子 より:

    うわぁ☆楽しそうな発表会ですねぇ(^^)いいなぁ。

    帰省から戻ってきたものの…家の中がテンヤワンヤで(汗)今日の昼休みは練習どころじゃありませんでした。。。もう10日もフルートに触ってません。明日れっすんなのにぃ!そして日曜日は本番だってのに…どうなる?ワタシ(滝汗)
    明日のレッスンでプログラムをいただけると思うので、正式な時間とかわかると思います。遅くなったけど、メッセ入れますね♪
    私の方は、いかにも「発表会」ってヤツです。きっとそんなに楽しくないでしょうけど…良かったらいらしてください。

  10. うぉぉん より:

    それにしても指の動きってどういうシステムなんでしょうね。
    速い曲だと音名を思い浮かべるまでもなく指を動かしているし
    かといって楽譜を伏せてしまえばほとんど吹けないし。
    私もひたすら練習ですー。

  11. すとん より:

    >小夜子さん

     きちんと身体を空けて待ってますよ。勝手に行って、勝手に拝見して、勝手に帰ってくるつもりです。発表会で色々テンパっているだろうし、同門の方々とのおつきあいもあるだろうから、私の事は全然気にしなくていいからね。

     それではメッセ、待ってます。

  12. すとん より:

    >うぉぉんさん

     指というよりも、脳味噌の問題なんだろうと思います。指の動きはフレーズ単位とかで一連の筋肉の動きとして脳内に記憶されているのだろうと思います。で、その一連の筋肉の動きの記憶を再生しつづけて、私たちは演奏しているのだと思います。

     いわゆる“身体で覚える”というのは、そういう事です。

     問題は、その筋肉の動きの記憶がフレーズ単位くらいでしか記憶されていない事。だから、その記憶の固まりを一回一回発動するためのトリガーシグナルが必要で、それが、通常は譜面なんだろうと思います。だから、譜面がないと、脳内から筋肉の動きの記憶を引き出せないので、吹けなくなってしまうのでしょう。

     逆に言うと、そのトリガーも含めて記憶してしまえば、いわゆる暗譜というのが完了するのだと思います。私は声楽の時は、そのトリガーを楽譜ではなく、身体の動きに仕込んでます。いわゆるフリという奴ですね。だから、歌いながら、一連の動作をする事(他人には分からないような動作がほとんどです)で、脳内の記憶を再生していきます。

     あと、それとは別に、楽譜そのものを、視覚イメージとしても記憶していきますので、合わせて、脳内で踏めくりもやってます。二重に記憶が跳ぶのを防いでいるわけです。

     でも、これがフルートだと、うまくできないんだよね…。おそらく、楽器を操作するという作業は、脳にかなりの負担を強いているんだと思う。

  13. smilekumi より:

    ずいぶんと手こずっていらっしゃいますね。私も一緒です。
    16分音符のヒャララララ~ポンは、ほんっといやですね-。
    すとんさんは毎日練習されているから、すぐにできるようになりますよ。私は最近サボり気味なので、今夜のレッスンが怖いです(笑)
    152で刻むと早く感じますが、テンポ50で三拍でひとつと考えると、そこまで早く感じないと思いませんか?一緒かな(^^;)

  14. すとん より:

    >smilekumiさん

    >テンポ50で三拍でひとつと考えると、そこまで早く感じないと思いませんか?

     それをやっちゃうと、私は三拍の中で帳尻合わせをしちゃいますので、練習になりません(涙)。ですから、ここは一つ心を鬼にして、152でやります。

    >すとんさんは毎日練習されているから、すぐにできるようになりますよ

     それはかなり違う。できる人は大した練習をしなくても勘どころを捕らえて、たちまち流暢に演奏できるようになるだろうけれど、できない人はいつまで経ってもノロノロノロノロほとんど同じところにいたりします。勉強とかスポーツとかもそうでしょ? 努力が必ずしも結果につながらないのが、リアルな世の中って奴です。その不合理を、才能とか適性とか天性とかの言葉で解決するわけです。

     どうも、私には音楽関係の能力には、そのような素敵な力は無いようですが、それでも、ノロノロであれ、ジリジリであれ、他人から見れば、微々たる歩みであっても、着実に前に進んではいます。だから、私はそこに希望を、あえて、見つけていきたいと思ってます。

     まあ、見ててください。いづれ10-10も、こてんぱんにやっつけて見せます(高笑)。

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