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最近は、山茶花の紅色が目にしみるようになりました[2015年12月の落ち穂拾い]

 最近、家の近所を歩くと、やたらと山茶花(さざんか)の何と言えない紅色が目にしみるようになりました。山茶花、いいですよね。我が家の庭にも山茶花、植えちゃおうかなって思ってしまうくらいで、先日、ちょっとその気になって、近所の植木屋さん(植木の手入れをする店ではなく、いわば大型花屋で、花ではなく苗木や種子をたくさん売っている店なんですよ)に山茶花を見に行ったら…その店が無くなっていました。つまり廃業しちゃっていたわけです。オー、ノー。今後は、近所のホームセンターに苗木を買いに行けって事なんだなって思いました。

歌手のように演奏する…とは

 よく器楽(弦楽器や吹奏楽器)のレッスンでは「歌手のように演奏する事!」と言うのは、必ず言われる事です。ただし、これは『声楽の発声を真似ること』ではなく『歌手のフレージングを参考にしろ』という事です。特に一流歌手のフレージングは実に細かくて多彩ですからね。器楽は、下手くそほど棒吹きです。ですから、そんな棒吹き野郎に「ちったあ、歌手たちの歌いクチってヤツをマネてみたらどうだね」というアドヴァイスが“歌手のように歌え”なのです。

sangueとは何なのか?

 オペラであるとか、歌曲であるとかに限らずに、イタリア語の歌詞では“sangue”という単語をよく見かけます。では、この“sangue”。どういう意味なのかと辞書で調べても、実は全然分からないと思います。

 と言うのも“sangue”という言葉は、辞書でひくと『血液』と出ていますが、オペラとか歌曲とかでは、そんな意味で使うことは、まずないですし、それ以外の意味で辞書に載っている事って、まずないからです。

 じゃあ“sangue”って、何なのかと言えば、感情とか熱情とか激しい気持ちとか願望とか嫉妬とか、まあそういうモノなのです。

 イタリア人は、全身を巡る血管の中を流れる血液に、自分たちの感情が載っていると考えるんですよ。だから、興奮すると、血液が煮立っちゃうし、目の前が真っ赤になってしまったり、頭に血が上ったりするんだけれど、それをモロにそのように感じて、表現しちゃう人たちなんです。

 だから“sangue”は血液なんだけれど、イタリア人にとっては、単なる血液ではなく、精神そのものだったりするんです。でも、そんな事は辞書には載っていないです。と言うのも、これって俗語というか、口語的な表現らしいんですね。ですから、インテリな人たちは絶対に使わない表現でもあるんです。なので、辞書には載らないんです。イタリア語には、このように、普通に使われているのに、辞書には載っていない言葉って、たくさんあって、歌曲とかオペラとかの翻訳では、辞書はあまり役にたたない雰囲気があります。

私の考える、日本への特効薬

 日本は1980年代に名実ともに経済大国になりましたが、そこがある意味、頂点でもあって、国力的には、そこからゆるやかに坂を下っています。そのため、1990年代から2015年の今年に至るまで、なんと25年間(つまりは一世代まるまるの時間)閉塞感に包まれて、鬱々とした経済状況の中にいるわけです。

 これって良くも悪しくも、団塊の世代の皆さんのおかげなんだと思います。

 団塊の世代とは、1950年前後に生まれた第一次ベビーブームの頃の人々で、この人達が三十代半ばの働き盛りの頃に、日本はバブル景気となり、彼らが仕事の第一線から管理部門に移動するに伴い、少しずつ日本の景気は低調となり、やがてデフレとなっていったわけです。つまり、日本経済の大躍進の立役者は、彼ら、団塊の世代の方々であり、その労働力であったわけです。

 そんな彼らも、今や65歳前後です。いよいよ名実ともに高齢者となります。その多くは労働人口から外れ、今や引退して、年金生活者となりました。お疲れ様でした。

 日本の経済力を推進してきた立役者である彼らですが、彼らはあまりにも人数が多く、そのため、これからの日本社会は、老人社会とならざるをえなくなります。彼らの後に続く世代は、彼らと比べると、あまりに人数が少ないのです。

 日本の年金は“賦課方式”なので、高齢者の年金を現役世代が準備するカタチになっています。これは老人が少なくて現役世代が多い場合は有効な手段であります。通常、現役世代とは20代~50代までの約40年間である一方、高齢者は65歳からせいぜい85歳(平均寿命から考えれば、こんなモンでしょ)までの20年間である事を考えれば“賦課方式”も、そんな悪いやり方ではないのです。

 でも問題は、団塊の世代の人口と、それに続く世代の人口のアンバランスにあります。つまり、団塊の世代の人数が多すぎるのが問題なのです。多すぎて、次の世代の人数だけでは、とても彼らの面倒を見切れないのが問題なのです。

 例えば福祉。老人人口が増えれば、どうしたって老人たちへの支出が増えます。本来、国家は老人よりも子どもにお金を使うべきなのです。「子どもは国の宝」とは時代を問わず、真理なのですから。それが福祉です。

 しかし、今や、老人が増えすぎ、国の福祉予算が、子どもではなく老人のために多く使われるようになりました。理由は簡単です。年寄りには選挙権があるけれど、子どもたちには選挙権が無いって事です。子どもたちを育てている若い親たちの投票数よりも、年寄りたちの投票数の方が圧倒的に多いからです。

 国家…と言うよりも政治家は、自分に票を入れてくれる人のために働きます。選挙権の無い子どものための施策をするよりも、年寄り保護の施策をした方が票が稼げるので、老人のための施策をバンバンしていきます。これは仕方のない事です。

 老人たちは、日本経済の功労者でありますが、これからは単なる消費者であって、生産者たりえません。このまま老人たちが増えたままでは、日本の経済は停滞したままとなってしまいます。

 老人たちには申し訳ないけれど、こんな社会は健全であるとは言えません。

 老人があまりに増えすぎたため、バランスを取るためもあるのでしょう、次の選挙から、選挙権が18歳に繰り下がり、若年層の有権者も増えますが、これで世の中、どれくらい変わるのでしょうね。せっかく若年層の有権者が増えても、彼らが投票に行かなければ、結局、世の中は老人中心に回ってしまいます。

 ではどうするべきでしょうか。実は、解決はとても簡単なのです。老人の人数が減って、若者や現役世代の人数が増えて、日本国全体として、人口が増え続ければいいのです。

 では、そのために今、何をするべきでしょうか? ちょっと目端の利く人には、すでに答えは見えています。書いてみましょうか?

 日本の国力を回復するためには、

 1)老人たちには消えてもらう
 2)税制改革をして、女性は働くよりも家庭にいる方が経済的に得するようにする
 3)働かない男性には刑罰を与える(刑務所での強制労働あり)
 4)安価な労働力を増やすために、大学進学率を下げ、中卒・高卒で社会に出て、働くようにする
 4)核家族をやめ、大家族制に戻して、福祉的な事を家庭に引き受けてもらう
 5)移民法を整備して、不良外人とスパイを強制送還(あるいは死刑)にする

 こんなところかな? 自分で書いていて、かなりひどい事を書いているなあって思います。でも、今の日本の将来を真剣に考えている人は、言葉にしなくても、これくらいの事は、みんな考えているんじゃないかな? でも、こういう思い切った事はできるわけないので「じゃあ、どうする?」ってところで、みんな知恵を絞っているんだと思います。

 なんかねー。長生きが祝福されない世の中って、ちょっとアレコレ間違っているのかもしれないなあ…って思ったりします。バランスが悪いんだよねえ。

今月のお気に入り マウスピース

 実は今回の品は、私、使った事がないのです。しかし、私の周囲の人々には大人気なので、ご紹介しようと思ったわけなのてす。

 品はマウスピースです。これは、何のためにどうやって使うのかと言うと、寝る時にクチにくわえるんだそうです。で、こいつをくわえて寝ると、イビキが激変し、睡眠時無呼吸症候群が緩和するんだそうです。

 ふーん。

 睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に呼吸が止まってしまう病気(?)なんですね。なぜ、呼吸が止まってしまうのかと言うと、寝ている間に舌根が下がって、それが気管を塞いでしまうために、呼吸ができなくなってしまうのだそうです。で、睡眠時無呼吸症候群の人は、症状としてイビキが伴うそうなので、イビキを防いであげると、自然と気道も確保できて、寝ている間に息が止まるような事がなくなるのだそうです。

 以上の話は、睡眠時無呼吸症候群の知り合いからの受け売りです。

 なので、マウスピースをくわえたまま寝ると、舌根が下がらなくなって、夜も快適に寝れるようになるんだそうです。で、マウスピースにもいろいろな種類があって、イビキ防止用のマウスピースがとても良いのだそうです。

 ふーん。

 なので、睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方、家族のイビキに悩んでいらっしゃる方、マウスピースはいかがですか? って話です。

 まあ、もっとも、睡眠時無呼吸症候群が病気ならば、マウスピースを購入するよりも、医者に相談する方が先じゃないかなって気もしますが…。

 とにかく、睡眠時無呼吸症候群やイビキに悩まされている方には、お薦めなんだそうですが…私はそれらに該当しないので、よく分かりません(笑)。

 私もたぶん、普通に上を向いて寝たら、睡眠時無呼吸症候群になって息が止まって、イビキをガーガーかくんじゃないかって思いますが、私は上を向いて寝ないので、イビキもかかなきゃ、呼吸も止まらないので、彼らの苦しみは、ちっとも分からないのです。と言うのも、私は抱きまくらの愛好者なので、常にちょっと横を向いて寝ているんですよ。ですから、常に気道は確保されているので、寝ている時に苦しい思いをした事がないのです。

 私が使っている抱きまくらは、近所の寝具店で購入したのものです、厳密はこれとは違うのでが、こんな感じに、適度にクネクネしたカタチのものです。抱きまくらには、長方形のモノや、ぬいぐるみのようなモノもありますが、私個人的には、それらよりも、こんな感じにクネクネした形状のものが使いやすいなあって思ってます。

今月の金魚

 特に大きな出来事はありません。気になる事と言えば、タニシが順調に数を減らしていることです。次のタニシの補給は来年の夏頃ですが、そこまでタニシが持つかどうか、とても不安です。

今月のひとこと

 寝ればカラダの疲労は取れるけれど、仕事のストレスによる心の疲労は取れません。しかし、カラダと心の両方が疲れてしまうと、病気(ま、風邪ね)になってしまうので、せめて、カラダの疲れだけは溜めないように体調管理をしている今日このごろです。(2015年11月29日~12月1日)

 紅葉と山茶花がキレイです。(2015年12月1~3日)

 11月23日(新嘗祭当日)に起きた靖国神社爆発音事件の犯人は、韓国人だったそうですね。事件の直前に入国して、爆破事件を起こして、すぐに帰国してしまったそうです…って、速やかに帰国されちゃあ、逮捕は難しかったかもしれないけれど、なんで今頃報道するんだろ? 誰をかばっているんだろ? 何を守ろうとしているんだろ? 報道は情報が入り次第、すぐに出来たでしょ? なんで10日も過ぎて、ほとぼりが冷めた辺りで報道するんだろ? ちなみに韓国という国では、反日関連の犯罪者は、日本から逮捕請求があっても、引き渡してくれないので、もう二度と逮捕できません。そりゃそうだ、日本じゃ犯罪者でも韓国では英雄だもんね。さて、地下鉄半蔵門線で起きた消火器テロの犯人も10日後に報道されたら、私は笑っちゃうよ。(2015年12月3~9日)

 中国の北京では、赤色警報という名の大気汚染警報が出ているそうです。この警報が出ると、市内を通行できる車がナンバープレートごとに規制され、市内の学校も休校、野外活動時間にも制限が加えられるほどので、多くの企業が在宅勤務を余儀なくされているそうです。私たちには想像もつかない事で、本当に北京の皆さんにはお見舞い申し上げます。で、この大気汚染って…人災なんだよね。だって軍事パレードなどがあって、工場を停止し、車を規制すると、あっと言う間に青空になるのが北京だからね。原因が人災なら、手の打ちようがあるだろうに、中国政府は何をしているのでしょうか? さすがにこの件に関しては、北京市民に同情します。(2015年12月9日)

 靖国神社爆発音事件の犯人が、日本に再入国してきたので逮捕されちゃいましたね。チョン・チャンハン(全昶漢)という名で27歳の韓国人男性です。なぜ爆発犯…と言うか、はっきり書いちゃえばテロリストが、再入国してきたのか謎です。私が思うに、韓国で逮捕して日本に引き渡すという当然の事(日韓犯罪人引渡し条約というのがあります)だけれど、韓国国内では英雄を逮捕するわけにはいかないし、ましてや日本に引き渡すことなどできない。だからと言って、知らぬ存ぜぬをしていると「テロリストをかばう韓国」って事になって、日本のみならず、世界中から“テロ支援国家”として白い目で見られるって思ったんでしょうね。おそらく、一種の政治取引が日韓であって、今回の逮捕につながったんだと思います。これで「建造物侵入罪」で初犯だから不起訴で釈放…とかになったら、日本人は怒り狂っていいと思うよ。(2015年12月9~15日)

 軽減税率について、あれこれ決めている最中のようですが、なるべく国民生活を楽にする方向で(で、税収が欲しいのだろうから、贅沢品などにはグっと税をかける方向で)行って欲しいと個人的には思ってます。で、分からないのは、新聞が軽減税率の対象になりそうな事。言っちゃあなんだが、新聞はオワコンでしょ? 無くてもしなない。むしろ、今時紙データーで情報を手に入れようなんて、贅沢なんじゃないの? 情報はテレビもラジオもあるし、ネットもあるわけで、新聞が軽減税率の対象になるなら、テレビやラジオやパソコンやスマホなど、いわゆる家電も軽減税率にするべきでしょ。そんな事をするくらいなら、いっそのこと、消費税を全廃して、物品税を復活させればいいんじゃないの?(2015年12月15~22日)

 先日の深夜、ヲタク向けのアニメ映画を見に行きました。さすがに、平日のレイトショーでヲタクアニメを見るクズなオトナは私ぐらいしかいないだろうとタカをくくっていましたら、映画館がほぼ満席でした。そうか、ヲタクと言っても、私のように昼間はまともな社会人に擬態しているヲタクたちは、仕事が終わってからアニメを見るわけだから、レイトショーなんて大好物である事に気が付きませんでした。ああ、ウカツだった。次は早朝の上映の時に出掛けてみるか!(2015年12月22日)

 私も大好きな、テレ東の大人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が、今冬は特番ではなく、劇場版となって2016年2月に上映される事は、すでに公式ホームページで告知されているわけですが、その上映劇場の中に、神奈川県の映画館が一つも入っていません。元々、上映する映画館が少ないようですが、それにしても神奈川県では上映しないってのは、前代未聞じゃないですか? 今や、我が国第二の都市である横浜ですら上映しない! なんか、すごい。なんか、清々しい。自分の地域では上映されない映画を、わざわざ上京して見に行く地方の人の気持ちが、ちょっぴり分かったような気がします。(2015年12月22~24日)

 多くの皆さんが誤解しているだろう事を正したいと思います。まず、クリスマスは12月25日だと信じていらっしゃる方が多いと思いますが、これは半分だけ正解で、半分は間違いです。と言うのは、キリスト時代の西側世界と、現代の日本では一日の区切り方が違うからです。今の日本では、一日とは、夜中の0時に始まって、翌日の24時に終了するわけです。これは現在のヨーロッパ社会も基本的に一緒なのですが、キリスト時代の西側世界での一日の区切り方は、こうではなくて、日没から日没までが一日だったのです。ですから、クリスマスは12月25日ではなく、12月24日の日没以降から、12月25日の日没直前までがクリスマスなんですね。ですから、クリスマス・イブは“クリスマスの前日”という意味ではなく“クリスマス(当日)の夕べ”という意味だし、一日の中心というかハイライトは“夕べ”なので、むしろ当日感的には、クリスマスは12月25日と言うよりも24日なんですよ。だいたい“イブ”って“Evening”の略だからね。ですからクリスマスケーキは24日の晩に食べるのが正解で、25日では時期外れなのです(もっとも、時期が外れていてもケーキは美味しいですけれどね)。ちなみに、サンタさんがやってくるのも24日の深夜なのは、その時間がクリスマスだからです。(2015年12月24~25日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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