声楽のレッスンに行ってきました。実は前回のレッスンをぎっくり腰で休んでしまったので、約1ヶ月ぶりのレッスンです。レッスン復帰早々なのに、何をやっているんだか(笑)。
まずはハミング練習からです。ハミングでは、とにかく声の響きを前へ上へ出すように心がけました。しっかりと鼻を鳴らす感じで発声します。ノドは鳴らさずに鼻を鳴らしていきます。ただし、鼻を鳴らすと言っても、鼻声ではありません。
発声からハミングへと移行する練習をしました。これはおそらく声の響きを確認していくための練習です。クチを開けての発声からクチを閉じる発声(ハミング)へと移行した時に、声量が変わらないように注意しました。声量を変えないためには、しっかりと声を鼻に通して、鼻からしっかり出していくわけです。
そして発声練習になりました。発声練習では以下の3点に注意して発声しました。
1)腹筋を常に入れて油断なく発声していく
2)しっかり上アゴを開いて発声していく
3)決してノドは鳴らさない(鼻を鳴らしていく)
それに加えて、発声始めの声がやや掘り気味なので(毎度のことだけれど)そこを注意されました。堀り気味の声になってしまうのは、発声の際に下アゴを過度に使ってしまうからです。ですから、なるべく下アゴを使わないようにして発声していきます。
声は上アゴを使って出していきます。上アゴを使う…と言うか、声を上アゴに貼り付けるようにして出していきます。しかし、声を上アゴに貼り付けて発声すると、声はあまりカッコよくは感じられません。
発声する時は、無意識に声を“カッコいい声”や“オペラ声”にしていこうと気を張っていましたが、なんかそういうのも、復帰後は「どうでもいいや」と感じてしまって、今回はあるがままの“ふわっとした気のない声”のままで発声してしまいました。
なんかカッコつけるのもバカバカしいと言うか、そういう欲が薄れてきたようなのです。これもおそらくは“老いによる精神汚染”の結果でしょう。でもいいのです、私はジジイですから。
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