クラシックコンサートが終了し、休む間も無く「次は1月の発表会だー!」と燃えていた私ですが、その1月の発表会が中止と決定しました。つまり無くなってしまったわけです。かなり楽しみにしていただけに、発表会が無くなってしまって、残念です。
まあ、1月の発表会が無くなったからと言って(たぶん)来年の発表会自体が無くなってしまったわけではなく、おそらく例年のとおり、初夏から秋ぐらいまでのシーズン中に、来年の発表会をやる事になるだろうとは思うものの、1月に予定していた発表会では、音響の良いホール(もう、やらないので書いてしまうと、横浜のフィリアホールです)で歌えるはずだっただけに、1月の発表会が無くなってしまったのは、実に実に残念です。
先生は、引き続き、来年の発表会をやるべく、次を考えていらっしゃる…んだとは思いますが、一度盛り上がった気持ちがポシャっただけに、私的には、なんか色々と凹んでいます。ちょうどクラシックコンサートも終わった事と重なり、軽い虚無感なんかに囚われている最中です。
ほんと、どうしましょう。
まあ、どうするもこうするもないわけで、ただ、日々のルーチンな生活を行うだけなんですが…。ひとまず1月の発表会は無しになったので、次回のレッスンからの選曲(私が勝手に選曲して、先生に報告するで良しって事になっています)は、全く発表会をの事を考えずに選曲することになりました。…やっぱりトスティを歌うおうかしら…と考えて、一応「Tormento!/苦しみ」を選曲して譜読みを始めてみました。簡単だろうと思って選曲したんだけれど、きちんと譜を読んでいくと、薄い伴奏で独立した旋律を歌わないといけない事に気づきました。こりゃあ、ちょっと手こずるかもしれない…。ちなみに、こんな曲です。歌っているのは、テノールのホアキン・ピクサンです。いい歌だし、簡単そうに聞こえるけれど、実際はそうでもないかもしれないなあ…って思ってます。
発表会が中止になって良かった事としては…1月の発表会では準備する時間が足りなくて間に合わないかもと思っていたオペラの二重唱に関しては、時間的な余裕が生まれたので、そろそろじっくりとマジで選曲して、次の発表会に向けて、早めに準備を始めようと思ってます。
最近は、発表会ではオペラアリアをメインに歌って、クラシックコンサートの方で歌曲を歌うというスタイルになっている私です。さあ、発表会では、どんなオペラアリアを歌ってやろうかしら。
とまあ、できるだけ前向きに考えるようにはしていますが、実際に選曲作業を考えると、自分の実力の無さもあって、ちょっと気分は重くなります。どんな曲でも歌えるような歌唱力が欲しいです。
という訳で、なんとも落ち込んでいる私です。今回は気分が↓↓なので、記事も短めでごめんなさい。
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コメント
いい歌ですねえ。ピアノの伴奏もすごいです。最初の音、同じ音ですけど全部違ってどれもとてもきれいな響き・・・ほれぼれしました。
「伴奏が薄い」っていう意味は、伴奏の音数が少なくて、歌う人には音程がとりにくいっていうことなんでしょうか。そういうことなら、フレーズの歌い出しの耳がかり?になりそうな、わかりやすい音を、伴奏に混ぜてもらっちゃうっていう手は使っちゃだめでしょうかねえ。楽譜にない音を伴奏に混ぜるのは反則になりますか?
この歌って、すごくすとんさん好みの歌のように思いました。ぜひチャレンジされてください。
だりあさん
伴奏が薄い…と言うのは、本当に伴奏のピアノの音符が少ないんですよ。ピアノのパートに旋律っぽいものが、ほとんどなくて、ただ和音が鳴っているだけで、リズムすら刻んでいないんですよ。その上、リズムも六拍子なので、感覚的に捉えるのも難しいという、聞いた感じは「これは歌うのが楽勝だな」とか思ったのですが、実際に、これだけ伴奏が薄いと、歌手の方が、きちんと覚悟をもって、強い意志で歌わないと音楽にならないのです。
>この歌って、すごくすとんさん好みの歌のように思いました。
そうなんです、先生と相談せず、勝手に選曲すると、私、こんな曲を選んじゃうんです(笑)。