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2022年クラシックコンサート その1 今年の事情

 さて、3年ぶりのクラシックコンサートがやってまいりました。

 クラシックコンサートと言うのは、地元のアートフェス(以前は市民文化祭と呼んでいました)の一環として行われる市主催のイベントで、市内のアマチュア音楽愛好者たち(主にクラシック系音楽)が年に一回集まって演奏を披露し合うというイベントです。簡単に言っちゃえば「大人の文化祭」です。これに3年ぶりに参加しました。

 コロナ禍以前のクラシックコンサートは、毎年開催されていました。で、コロナ禍で1回お休みし、2年ぶりとなる昨年は開催されたのですが、私たちがその開催に気づかなかったので参加できずに、今回参加で3年ぶりなのです。

 3年ぶりのクラシックコンサートは、以前とは大きく様変わりしていました。

 まず、規模がかなり小さくなっでいました。参加者が激減していました。以前はレギュラーのように毎回参加していた人や団体の大半が不参加です。コロナ禍で活動ができていない音楽団体もあるのでしょうね。また、開催の告知も以前ほどしっかりやらなくなりましたし、募集期間もごく短期間になり、参加しづらくなった事も影響しているのでしょうね。

 ほんと、小規模になりました。あんまり小規模になったので、主催者さんから送られてきたプログラムを見た時に、我々がコンサートのトリになっていたので、びっくりしたくらいです。いやあ人材不足。それくらい、人が参加していないのです。

 今回は規模が小さくなったためか、前日リハーサルが無くなってしまいました。リハーサルは当日の午前中に行います(本番は午後開催)。

 クラシックコンサートは2部制で行われます。第1部は主催者の方が隣市で経営している音楽教室(ピアノ)の発表会です。これを昼過ぎから1時間半ほど行って、ちょっとの休憩を入れて、再び1時間半ほど一般市民(大人)の発表会が行われます。で、夕方には終了し、夜は別のイベントが行われます。

 なので、当日リハーサルは、午前中に一般市民の方々のリハーサルを行い、その後お昼の時間帯に子どもたちのリハーサルを行い、そのまま、第1部の子どもたちのピアノ発表会になります。

 一般市民である我々は、自分のリハーサルから本番までの約3時間は待機です。昼食を取った後は、楽屋での待機は(コロナ禍の影響なのでしょうか?)原則禁止されていますので、客席で子どもの発表会を見る事になっています。その後、直前の声出しタイムがあるので、一時的に別会場で声を出して、自分の出番になるで、再び客席で他の人の演奏を聞く…という段取りになっていました。

 ま、そうは決められていても、それを守らずに各自で融通をしちゃうのがオトナってもんで、我々も自分たちなりに時間を使って、当日に臨んだわけです。

 具体的な話は、また明日。

 今回は、当日の1曲目に歌ったヘンデル作曲のオラトリオ「セメレ」の「Where’er you walk/あなたがどこを歩くとも」をアップします。

 リハーサルとか声出しの時までは「響きと音程は高めに!」と思っていて、実践できていたのに、いざ本番となった時は…忘れてしまいました(笑)。ダメですね。なので、いつものように、響きの低い声になってしまいました、残念です。おまけに、高い音を力む悪い癖は、レッスンの時は割りと改善傾向にあったのに、本番になると、しっかりと復活しています。ですから、高音はほぼみんなフラットしちゃってます。とてもとても残念です。本番は練習通りにはいかないものです。

 この曲はダ・カーポアリアで、曲の後半ではアドリブをバシバシ入れて歌ってみました。歌っでいる時はとても楽しかったのですが、こうして録音を聞き直してみると、正直、くどいですね(汗)。もっと上品にすっきりとしたアドリブを行うべきでした。いやあ、こんなところにも、私の性格が出ています。

 100点満点で言えば、30点くらいかな? 一応、合格点は80点のつもりなので、ほんと、まだまだの出来です。

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