声楽のレッスンに行ってきました。
まずは、発表会の話から。なんと、私が歌う「Auf Flügeln des Gesanges/歌の翼に」ですが、発表会当日、別の人も歌うことが発覚! 何でも、私が歌う事は知っているそうだけれど、ぜひぜひ自分も歌いたいというので、カブりは承知の上での選曲なんだそうです。先生方も「曲目がカブるよ、どうする?」と考えられたそうだけれど、私はテノール、あちらはソプラノで声が違うから、まあいいかという事になりました。
で、私に「こういう事になったけれど、いいよね?」という確認がなされたわけです。
私的には、あちらが「カブリは嫌だけれど、ぜひぜひ歌いたい」とおっしゃるなら、私が歌うのを止めて良いかなとは思いましたが、あちらが「カブリ上等」との事なので、私が引き下がる必要は無いようですから、私も、あちらも歌うで了承しました。ただ、こちら側の条件としては「私を先に歌わせてください」とは言っておきました。
と言うのも、同じ曲が二人の歌手で歌われれば、当然比較されちゃうわけじゃないですか? 正直、今の門下の人たちって、皆さん、エラく歌が上手なんですよ。もう、それはイヤになるくらいに…。おそらく、私が門下で一番ヘタッピだろうと思います(し、自覚もあります)。おまけに全然暗譜もできてません。当日はおそらく譜面を見ながら歌うことになりそうです。
なので、私の方が後から歌うことになると、皆さんをガッカリさせてしまうだろうし、私も思いっきり凹みますし、勝ち負けで言えば負けちゃうので、私を先に歌わせてくださいとお願いしました(歌は勝負じゃない…とは言われましたが、そうは言ってもねえ、、、やっぱり勝ち負けで言ったら負けじゃん)。
次に発表会後のレッスンについて話しました。曲目選曲ですね。歌曲はこれまでの継続で「美しき水車小屋の娘」の第6曲「Der Neugierige/知りたがる男」です。知らない人のために音源を貼っておきます。
アリアは…ヴェルディ作曲の「リゴレット」の有名なアリアで「La donna e mobile/女心の歌」に取り組みます。有名な曲ですね。これも音源を貼っておきます。
こちらのアリアは、最後のカデンツァ部分がめっちゃ難しいので、ここはやらなくていいよと言われています。つまり「楽譜通りに歌いましょう」です。とは言え、山があれば登りたくなるわけだし、高い音が書いてあれば歌いたくなるのがテノールのサガなので、一応、自宅練習はしようと思ってます。で、自宅で歌ってみて、いけそうならレッスンに持っていく。明らかにダメならレッスンには持っていかない…という方向になりました。
先生曰く「プロでも舞台では回避する事が多いカデンツァだから、無理に歌う必要はありません」との事です。どれくらい難しいのかと言えば…これくらい?
プロでもこうなんだから…ね、難しいよね。
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