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ハイネの詩は難しい

 声楽のレッスンの続きです。歌のレッスンに入りました。最初は「Auf Flügeln des Gesanges/歌の翼に」です。
 ううむ、ドイツ語難しい。ほんと、ドイツ語に苦戦しています。それでも、1番の歌詞は、暗記はまだまだだけれど、なんとかクチが回るようになってきました。3番もどうにかこうかに歌えていますが…2番の歌詞は全然ダメです。まだしゃべれません。当然、歌えません。「エリア」の歌詞はなんとかなりますが「歌の翼に」はダメです。いやあ、ハイネの詩は難しいです(涙)。
 とにかくクチが回りません。で、しゃかりきになってクチを回すと…ついついリエゾンしてしまいます。でも、ドイツ語なのでリエゾンしちゃダメなんです。リエゾンしないようにすると、またまたあっちこっちで引っかかります。ううむ、私はドイツ語に適性がないのかしら?
 とにかく私の場合、まずはクチが回って喋れないと歌えません。歌えないと歌詞がカラダに入りません。歌詞がカラダに入らないと…何を歌っているのか理解もできません。歌詞の内容が理解できないと…人間が歌っているような感じでは歌えません。
 別に上手な歌を歌いたいとかいう欲はありません(私は自分が気持ちよく歌えれば、それでいいんです)が、ロボットが歌うような歌では、私が気持ちよくないのでダメなのです。
 この曲はメロディに跳躍音程が多々ありますが、私、どうも跳躍が苦手みたいです…ってか、飛んでいった先の音にうまく飛びつけないのです。先生曰く「支えが弱い」ので、目的の音程まで声が飛んでいかないそうなのです…うむ、自覚はあります。自覚はあるし、意思もあるけれど、カラダが全く動きません(涙)。
 あと、歌詞がうまくしゃべれないと、しゃべるのに夢中になって、音程がいい加減になりがちです。で、音程を気にしだすと、今度は歌詞が抜けてしまい、歌が止まってしまいます。ダメじゃん。
 次は「エリア」です。まずは3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」です。とにかく、喋る喋る喋る…ドイツ語を喋らないといけません。喋りながら、音程も付けていかないといけません。レチタティーヴォって、やっぱり難しいです…が、やりがいあります。もっと、すんなり出来れば、もっと楽しいんだろうなあって思います。ああ、もっともっと歌を上達したい。もっともっと自己満足に浸りたい。
 そんな邪な事ばかり考えている私なのです。

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