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東日本大震災よりもキツイかも…

 まず、東日本大震災で被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。また、新型コロナウィルスで苦しんでいる方々へ、心からのお見舞いを申し上げます。
 さて、私は、あの東日本大震災の時は、湘南にいたので、直接的な被害は被っていません。せいぜい、節電であっちこっち電気関係のモノが止まっていた事と、計画停電でアレコレ大変だった事ぐらいかな? まあ、放射能関係のデマはたくさん飛んでいましたが、それに惑わされる事もなく、日常生活はかなり変則的になったけれど、音楽に関して言えば、レッスンは通常通りに行っていたし、コンサートも一部を除いて予定通りに開催されていたので、日々溜まるストレスも音楽で発散して乗り切っていました。
 不幸な時代だったし、悲しい出来事もたくさんあったけれど、それでも直接的な被害の無いところは、まだまだ日常生活の延長線上にいられたと思います。
 今回の新型コロナ禍は、ほんと、日常生活が無くなってしまいましたね。
 私自身はもちろんコロナ患者ではありませんし、身近にコロナ患者が出たわけじゃないので、直接的な被害者ではないのだけれど、それでも日々の当たり前の生活が送れなくなっている事には大なり小なりのストレスを感じています。
 特に今回、キツイなあと感じているのは、外出自粛ではなく(私はヲタクなので普段から外出しないので、外出自粛は全然平気です)音楽関係が全くダメになってしまった事です。楽しみにしていたコンサート等はほぼすべて中止か延期だし、フルートにせよ、声楽にせよ、私自身のレッスンも無くなってしまいました。仕方ないとは言え、何気にキテます。
 「音楽の心配かい、のんきだね」と言われそうですし、自分でものんきだなって思いますが、それだけ今回のコロナ禍は大震災よりも広範囲で多くの人々に影響を与えているって事です。
 また大震災の時の放射能関係のデマは、結局デマだったし、なによりも距離とか地形とかを考慮すれば、自分が安全圏にいる(ごめんなさい)事は理解できたし、それで安心できたけれど、今回のコロナ禍では、どこにウィルスが蔓延しているか分からず、自分が罹患しない保証は全くないわけで、こんな私でも、一応、不安だったりしています。実際、怖いよね。首都圏に済んでいる人間ならば、誰であれ、明日新型コロナウィルスによる肺炎にならないとは断言できないんだもの。
 まあ、怖い怖いと言いながらも、それでも毎日出勤して働いているわけだから、やっぱりのんきと言われれば、それまでなんだけれど、個人的には、今回のコロナ禍は大震災よりもキツイなあと思ってます。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    すとん様、2~3日前の、不等号によるお話、
    ありがとうございます。
    よく分かりました。
    お身内にご不幸があったそうで、
    お悔み申し上げます。
    コロナ、大変なことになってきましたね。
    ハーバード大学曰く、再来年(2022年)まで、
    ソーシャルディスタンスを取るべし、とのこと。
    ほんと、世界は変わってしまいそう。
    仕事も、教育も、エンタメも、ライブはだめ。
    仕事も、教育も、エンタメも、在宅で、ってな感じ?
    すとん様は、
    元はガッコの先生で、
    今は教育関係の民間企業勤務、でしたでしょうか?
    学び自体は、在宅で全然でできると思いますが、
    先生が生徒(児童・学生)に「教える」という教育は、
    ライブであってこそ、と思うのですが、
    どうなんでしょうね?
    (/_\;) (/_\;) (/_\;)
    おしまい

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
     ありがとうございます。
     教育は知識の伝達と思われがちです。ならば、学校など無くても、本を読んだり、動画を見たりすればOKなはずですが、現実は違います。特に対象となる児童生徒が幼ければ、それだけでは済みません。
     実のところ、教育は話芸なのです。
     教える…なんて事は、生徒が年長であったり、よほど賢ければ、知識の伝達だけで済みますが、そうでなければ、児童生徒のアレコレに合わせた話芸が必要となってきます。芸を尽くさないと、何も学べないのです。そこが教育の難しさってヤツで、怪人さんがおっしゃるとおり、教育はライブであってこそです。

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