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ハードディスクを飛ばした、その件について、若干の考察のようなものを

 すでに「ひと言」には書きましたが、先週、私のパソコンのハードディスクが飛びました。簡単に言うと、ハードディスクが壊れました。そういう事です。

 今月に入って、なんかイヤな予感はしていたのですが、日々の生活の忙しさにかまけて、見て見ぬふりをしていた私でした。

 私の自宅パソコンには、二つのハードディスクが内蔵されています。一つはシステムディスクとしてメインで使っている2TBのバードディスク。もう一つはデータディスクとして使っていた1TBのハードディスクです。

 このパソコンを入手した当初(今年の8月ぐらいかな?)は上記の通り、2TBのハードディスクにはシステムだけを、1TBの方にデータをまとめて入れていました。これは私の昔からの習慣で、以前のパソコンってよくシステムが壊れたので、その時にデータが巻き添えを食わないように、システムとデータを物理的に分けて使用してました。少なくともこのやり方は、XPまでは通用しました。

 それがWindows8では、このやり方だと色々とまずい事が起きるようになりました。と言うのも、Windows8は、元々の設計が1ドライブ使用が前提のようなので、システムとデータが別のドライブにあると、何かと不便があったので、仕方なく、よく使うデータをちまちまとシステムディスクの方に移動していて、データディスクに残ったデータは、普段は使う事のない、とりあえず保存しておく事に決めたデータたちだけとなりました。

 いわば“開かずの書庫”のような感じになったわけです。そこに入っているのは、該当ソフトがないために開けなくなった昔のデータや、昔のレッスン記録(音声データ)ぐらいでした。

 そういう状況だったわけです。

 パソコンを購入して、約三カ月ほどたった頃、Windows8をWindows8.1にバージョンアップしました。これと時を同じくして、なんかパソコンの動きがおかしく感じるようになりました。最初は「OSをバージョンアップしたばかりだから、色々とおかしいのだろう」と思っていました。しかし、目に見えて、パソコンが挙動不審になっていき、とうとうある日、パソコンが起動しなくなりました。つまり、システムディスクが飛んじゃったわけですね。

 ありゃありゃです? まあ、別に驚くほどの事でもなく、心の備えはできていたので、しっかり冷静に対応し、再びパソコンを起動する事ができるようになりました。もちろん、システムドライブに入っていたデータも無事でした。ハードディスクにエラーがあったのが原因だったようで、今までは新品のハードディスクを入手したら、まず最初に行うディスクの修復作業を省いたのが、今回の敗因だったようです。システムとデータの無事を確認し、ディスクの修復作業をした結果、システムディスクは、ようやく落ち着くようになりました。

 で、データディスクの調子が悪くなったのは、ちょうどその直後ぐらいでした。

 ある日、データディスクを認識するけれど、アクセスできないという状況に陥りました。原因は、システムディスク同様に、新品ハードディスクなのに、最初にディスクの修復作業をサボったツケでした。仕方ないので、こちらのディスクにも修復をかけた結果…こちらは見事にハードディスク全体が飛んじゃいました(汗)。おそらくファイルへのアクセスを管理している領域にエラーがあったのでしょうね。ですから、そこを修復した結果、ディスク全体が見えなくなった…言うわけです。はい、こちらのディスクも飛んじゃいました。

 で、その時に思った事は、まず「私のような個人の手には負えない状態」になったと言う事。つまりディスクの修復には専門業者の手を借りる必要があるだろうと考えたわけです。

 次にその専門業者に修理に出すべきか否かと考えた結果、かかる費用を考えると「そこまでの費用をかけてまで修復すべきデーターはない」という結論に至りました。だって、消えちゃったのは、おそらくもう二度と開かないデータたちです。二度と開かないなら、そこにあってもなくても関係ないジャン(笑)。

 心情的には、昔のレッスン記録がなくなってしまったのは寂しいですが、じゃあ、昔のレッスン記録を聞き直す事があるかと言うと…まず無いですね。それに、レッスン記録そのものは、実は妻も保存しているので、彼女からもらってくれば無問題なので、我が家からデータそのものが無くなったわけじゃないし、それ以外でも、発表会などの音声データはネットにアップしてあったり、CD媒体で保存していたりするので、実は大きな問題ではなかったのです。

 むしろ悔しいのは、今までならパソコンを買い換えた時に、バックアップを考慮したシステム作りをしていた私が、忙しさにかまけて、それらを後回しにした事。いや、後回しにしたのは、バックアップだけじゃなくて、色々あって、ハードディスクの修復作業だって、本来は購入直後にやるべきだったものをやらなかったから、今回、こういう目にあったわけです。

 忙しいって、あんまりうれしい事じゃないね。

 はい、さっそく、遅ればせながら、バックアップ体勢を作りました。すべてのシステムとデータをシステムディスクに集め、そのディスクの内容を自動的にこまめにデータディスク(もはや“データディスク”ではなく“バックアップディスク”と呼ぶべきでしょうね)にバックアップを取るようにしました。これでもう、ハードディスクが飛んでも、平気だな。

 備えあれば憂い無し…とはよく言ったものです。今回の私は、全く備えていなかったので、憂いが残ったわけです。まあ、世の中、そんなもんです。

 ハードディスクは飛んだけれど、実害がなかったのは、不幸中の幸いでした。

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