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アマゾンで電子化してほしい

 私はマンガ読みです。この年になっても、それなりにマンガを読みます。最近の私は、リアルな書店ではなく、マンガを含め、本は専らアマゾンで、電子書籍として購入して読んでいます。なので、アマゾンで電子化されていない書物は、買う事も読む事もできません。よほど読みたければ、紙の本をリアルな書店で購入するかもしれませんが、紙の本では置き場に困るし、何よりも活字が小さくて目に優しくないので、読みたい気持ちを我慢して、たぶん買わないと思います。

 実際に、アマゾンで電子化されていないという理由で、読みたかったけれど、諦めてしまった本やマンガは数知れません。

 意外と、アマゾンで取り扱っていない本やマンガって、あるんですよ。

 ようやく最近、浦沢直樹のマンガがアマゾンで電子化されました。彼の場合は、電子化そのものに抵抗があって、ながらく自著の電子化を拒んできたわけですが、時代の流れに負けてしまった…のでしょうね。ようやく電子化を認めたようです。

 電子書籍を取り扱っている書店は多々ありますが、書店ごとに規格が異なり、A社で購入した電子書籍はA社のリーダーでなければ読めず、B社のリーダーでは読めない…といった困った点があり、そのため、かつては書店ごとに読者の囲い込みをしていたりしました。

 今では、そういう読者の囲い込みはどの書店にも得が無い事が分かり、共通プラットフォーム(多くはウェブブラウザ)で読めるようにはなっていますが、まだまだすべての書店、すべての作品が対応しているわけではありませんし、専用リーダーで読むのに馴れてしまうと、ブラウザで読むのは面倒に感じるんだよね。やっぱり専用リーダーは読みやすいのですよ。

 読者の囲い込みと言えば、永井豪や横山光輝のように、他社では電子化されているけれど、アマゾンでは電子化されていない作家もいます。おそらく、アマゾンが外資系だから、抵抗されているのだと思います。実際、かつてアマゾンは日本に法人税を支払っていなかったという実績があり、悪いイメージがついた企業ですからね。今では、普通の外資系企業として、日本にもきちんと法人税等を支払っていますが、一度着いた悪いイメージはなかなか払拭できず、意味なく毛嫌いされているわけです。

 ですから、私のように、アマゾンの専用リーダーでマンガを読むのを専らにしている人(つまり、アマゾンに囲い込まれている人)にとっては、永井豪や横山光輝等は「読みたくても読めないので、読むのを諦めてしまった漫画家」なのです。「デビルマン」とか「三国志」とか、すごく読みたいし、アマゾンで電子化されていれば、きっと購入して読んでいただろうけれど、アマゾンでは電子化されていないので、わざわざ他社のサービスを利用するのも、色々面倒なので、結局、購入や読むこと自体を諦めてしまうのです。

 一応書いておけば「デビルマン」も「三国志」も紙の単行本は持ってます。でも、文庫本なので、若い時はともかく、今となっては、字が小さすぎて読めないのです。だからこそ、電子化を望んでいるわけです。

 人生は有限だし、永井豪や横山光輝が読めなくても、他に読みたい作家や作品は山のようにありますからね。だから、電子化されていない作家の作品は、私的には、購入を諦めてしまえば、それで済む話なのです。

 まあ「アマゾンでないと読めない人もいるんだから、ぜひアマゾンでも電子化してくれ」と言うのは簡単ですが、それぞれに大人の事情があって、アマゾンでは電子化しないという選択をされた作家さんや出版社さんに言わせれば「ならば、電子化されている別の会社からぜひ購入して読んでくれ」という話になってくると思います。

 でもね、正直、面倒なんだよね。電子書籍は一元的に管理したいのです。それが私の場合は、アマゾンのキンドルで読む…なんだよね。だから私的にはわがままだと承知しているけれど、すべてのマンガは、アマゾンで電子化してくれないかなあ?…と願っているわけなのです。

 「デビルマン」や「三国志」も読みたいけれど、まずは…「のらくろ」を電子化してほしいのです。

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