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2024秋 黒部&立山に行ってきた その2 トロッコ電車

 電気記念館の次は、宇奈月の街をプラプラ歩きました。

 Y先生の土産として黒部の地酒を買って、駅前の温泉噴水にびっくりし、ちょっと離れたところにある足湯施設で足湯を堪能して、駅ナカの売店で買ったソフトクリームをなめているうちに自由時間は終了して、初日の唯一の観光である、黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)に乗りました。トロッコ電車に乗るのは、京都の保津川渓谷のトロッコ電車以来です。

 トロッコ電車って、よく遊園地の中をミニな電車が走っているけれど、まさにアレです。本来は資材運搬のために、渓谷の道なき道に線路を引いて小型の気動車を走らせるのがトロッコ電車です。もちろん敷設当時はダム建設のための鉄道として作らせたわけですが、ダム完成後は、それらの施設を観光資源として活用しているわけです。なので、結構楽しかったですよ。

 渓谷って、それだけでも美しいですね。さらに渓谷沿いに宇奈月湖と宇奈月ダムを見られました。こんな近くで(黒部ダムと比べると)普通サイズのダムとその湖の美しさと迫力に、しばし心が奪われました。人の手でこれだけのモノを作ったんだ…。なんか感慨深いです。人間って、すごいよね。そして今でもまだ黒部川流域に、新しい水力発電所を作っていたりします。頑張れ、関西電力。

 また渓谷にはいくつもの吊り橋が掛かっていて、それらも興味深いのですが、中でも“サル橋”と呼ばれる、サル専用の吊り橋は面白いなあと思いました。そうそう、深い渓谷で橋が必要なのは人間だけじゃないですからね。

 本来ならば、黒部&立山の観光ルートと言うのは、富山駅が出発地で、そこから電車で宇奈月温泉駅に行き、そこでトロッコ電車に乗って終点の欅平駅まで行ったら、そこから“黒部宇奈月キャニオンルート”に乗り換えて、黒部ダムに行き、今度はそこから立山黒部アルペンルートで立山駅に抜けて、そこから電車で出発地の富山駅に戻る…というルートが今年(2024年)からできる予定だった(以前、ブラタモリでも紹介されていました)のに、能登の地震のせいで、キャニオンルートは開業が延期され、それどころかトロッコ電車も地震の被害で、終点まで走れず、途中の猫又駅で折り返し運転となっていました。残念無念。

 なので当然、我々も宇奈月温泉からトロッコ電車に乗って途中の猫又駅まで行き、そのまま折り返し運転で宇奈月駅に戻ってきました。往復で2時間ちょいですが、トロッコ電車の座席には背もたれがないペンチタイプだったので、年寄には何気にしんどい電車でした。トロッコ電車から降りた時は、なんかフラフラになってました。今なら吊り橋で足を踏み外すと断言できるくらいにフラフラでした。

 トロッコ電車から降りて、駅で夜食用の“炙り鱒寿司”(これも富山の名物)を購入しました。この時買った、炙り鱒寿司はすぐに食べなかったせいもあって、結局、油でベタベタになってしまい、正直あまり美味しくなかったです。お弁当用に作られたものならともかく、そうでないこの手のものは、購入したらすぐに食べるべきなのです。それを勝手に「夜食用…」などとして、取っておいたのが敗因です。

 まあ、旅行の後半で、美味しい炙り鱒寿司を食べられたので良かったのですが、これだけで炙り鱒寿司を判断してしまったら、大変な誤解を生むところでした。

 何はともあれ、この日の観光はトロッコ電車でおしまいです。バスはお宿に直行です。お宿は…なぜか長野県の栂池です、遠いなあ…。

 なんでも、今回のツアーのお客さんは、多人数のため、1つのホテルでは収まらず、3つのホテルに分かれて泊まるそうです。で、私達に割り振られたホテルは…学生さんたちがスキー合宿で使うようなホテルでした。他の人たちは、大きくて立派なリゾートホテルや中規模のしゃれたホテルに泊まっているのに、私達は学生のスキー合宿用のホテル…なんかスカを引いてしまったような気がしました。実際、3つのホテルの中では、明らかに一番みすぼらしいホテルだったしね(涙)。ハズレだ、ハズレ。

 お風呂のお湯は良かったし、食事も美味しかったけれど、後は色々とガッカリしてしまったので、詳しい事はブログに書かない事にします。でも、同じ旅行料金を支払っているのに、この差はちょっと納得できなかったので、次の旅行からは、別の旅行会社に頼んでやろうと考えています。ふん。

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