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沖縄旅行 その8 あなたは四角いおにぎりを知っていますか?

 最終日の午前中、当初は、県立博物館や美術館に行こうかとか、ゆいレール(那覇市内を走っているモノレール)に乗って、観光施設を巡ろうかとか、あれこれ考えましたが、結局、食休みを優先し、午前中はのんびり過ごし、沖縄一の繁華街である、国際通りのお店が始まったら、国際通りに行ってみようという事にしました。

 さて、10時半を過ぎたので出発です。スーツケースを持って観光するのはゴメンなので、荷物はホテルのロビーに預かってもらいます。フロントであれこれしている時に、手荷物のリュックをぞんざいに取り扱ってしまったら、リュックが壊れてしまいました。すぐに使えなくなったわけではないけれど、これは大変マズイ自体になったなあと思いました。

 気を取り直して国際通りに出発です。幸い、ホテルは国際通りの端にあるので、そこから徒歩で国際通りに向かえます。国際通りには、なかなかウチの地元では見かけないような店が目白押しで、ただ通りを歩いていても楽しくなります。

 うっかり買ってしまいそうになったのが蛇皮線です。沖縄の三味線で、猫の皮の代わりに蛇の皮が張ってある楽器です。それを買いたくなってしまいましたが…私が買ったところで弾きこなせるわけでもないので、飾るだけでは蛇皮線が可哀想になってしまうので、ここはグッと我慢しました。

 泡盛専門店に入って、お土産に泡盛を買いました。さすがに持って帰るには重いので、お店から宅配便で送ってもらう事にしました。買わなかったけれど、店頭に並んでいたハブ酒はなかなかインパクトがありました。

 妻の野暮用でドンキホーテに行きました。ドンキホーテは、どこに行ってもドンキホーテです。で、妻の野暮用を済ませた後、ふと思い立って、リュックのコーナーに行きました。さっきリュックを壊してしまったので、その代わりを買い求めようと思ったわけです。で、いい感じのモノを見つけたつもりで購入したのですか、やはり旅先でゆっくり吟味をしたわけでもなく、直感で買ってしまったので、ここで買ったリュックは、地元に帰宅後に気に入らなくなってしまいました。やはり買い物は、じっくり腰を据えて行わないとダメだな。

 ドンキホーテの次は、市場通りを冷やかしながら、建て直しをした第一牧志公設市場に行きました。建て直し前とは場所が変わり、店内も明るくなっていましたが、全体的な雰囲気は以前のままでした。ここの市場は見ているだけで楽しいですね。魚屋に並んでいる魚の種類が湘南とは全く違います。肉屋に並んでいるお肉は、こちらでみかけないモノもたくさんあります。漬物屋も品揃えが全く違います。八百屋は…見つけられなかったのだけれど、きっと野菜も違うモノが並んでいたんだろうなあ…。

 公設市場の後は、市場通りのTシャツ屋さんで、息子君への土産のTシャツを購入しました。

 そろそろ、空港に向かわないといけない時間になったので、ホテルに戻る事にしました。その帰り道にかりゆし専門店を見つけたので、今度は、私用のかりゆし(沖縄風のアロハシャツ)を購入しました。私の夏の私服は、ほとんどアロハ(湘南の人間は普段着にアロハを着ちゃうのです)なので、そこにかりゆしが加わってもいいのですよ。

 で、ホテルに戻ってスーツケースを受け取って、タクシーを呼んでもらって、一路、空港に向かいました。ホテルから空港まではタクシーで約2千円でした。モノレールで行けばその1/10程度でしょう。でも、お金を払えば楽できるなら、そこは迷わず楽な方を選ぶ私なのです。だって、年寄だもん。

 昼食を食べている時間が作れなかったので、ホテルに戻る途中にあったコンビニで買ったおにぎりを、空港のロビーで食べました。

 沖縄のおにぎりは、こちらのおにぎりとは全く違いました。まず、形状が違います。まず、四角いのです。で、四角い御飯の上に具を載せて、さらに四角い御飯を載せて、それをノリでぐるっと巻きます。なので、全然にぎっていないし、形状的には、おにぎりというよりもサンドイッチに近いかも…。また、おにぎりの具も、肉系や玉子系や味噌系が多くて、たぶん、シャケとか梅干しとかは入れないんだろうなあ…と思いました。一応沖縄では、これもおにぎりと呼んでいるようですが、我々の知っているおにぎりとは別の料理なのもしれません。

 おにぎりを頬張っているうちに時間がやってきたので、航空チケットを受け取って、飛行機に乗り込みます。例によって、ベルトを外しても、保安検査所で引っかかりました。一体、私の何が気に入らないのかい! もはや「存在自体が危険物だ!」とでも言いたいのかい。

 飛行機は、行きは2時間半かかりましたが、帰りは2時間弱でした。行きの飛行機は座席ごとにディスプレイがありましたが、帰りの飛行機は、やや旧型だったせいか、その手のサービスはなく、機内エンタメサービスは、各自のスマホでご覧くださいという仕様になっていました。さっそくスマホでチェックしてみましたが、基本的な番組は行きと同じでした。いや、行きは映画サービスがあったけれど、帰りは映画はありませんでしたが…帰りは乗っている時間が短いので、映画を見ている余裕はありませんので、それでも良いのでしょう。

 出発時の沖縄はドン曇りでしたが、飛行機が到着した羽田は土砂降りでした。そのまま高速バスで横浜に行きました。横浜は曇りで雨が降っていませんでした。で、電車に乗って地元にたどり着き、そこからはタクシーでご帰宅です。それにしてもタクシーも安くなりましたね。夫婦二人で乗ると、バス料金とほぼ一緒です。これならバスに乗る理由がなくなりますね。

 翌日は、私は家でのんびりしていましたが、妻は息子を連れて、横浜へナイターを見に行きました。元気あるなあ…。

 と、まあ、こんな感じの沖縄旅行でした。たぶん、これが人生最後の沖縄なんだよねぇ。

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コメント

  1. reyus より:

    四角いおにぎりって、一時期ブームになってた「おにぎらず」ってやつですね。

    調べてみたらブームになったのは2015年頃、8年ほど前でした。

    沖縄発祥だったんですね。

  2. すとん より:

    reyusさん

     おにぎらず? そう言えば似ているなあ…。

     ググって確認したところ、かなり似ているけれど、たぶん違います。

     どこが違うのか…というと、海苔の巻き方が全然違います。おにぎらずは、ごはんと具を全面的に海苔で包んで、それを包丁で切るわけです。つまり、海苔の袋の中にご飯と具が入っているのです。

     でも沖縄のおにぎりは、四角くご飯を広げて、その四角いご飯の上に、具を乗せたら、その上に四角いご飯を乗せて、それを上下に海苔で挟むような形になります…ってか、挟むようです。ぎゅっと…ね。一応、おにぎりなので、しっかりとプレスをするようで、そこも“おにぎらず”とは違います。

     沖縄のおにぎりは、おにぎらず…と言うよりも、ご飯でサンドイッチを作っている感じの方が近いと思います…ってか、きっとご飯でサンドイッチを作ると、沖縄のおにぎりになるのではないかと思われます。サンドイッチと違うのは、しっかりプレスするところがもしれません。サンドイッチはプレスすると潰れてしまいますが、おにぎりですから、しっかりプレスしないと、ゲシュタルト崩壊してしまうからでしょう。

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