それでようやくホテルの部屋に落ち着くことができました。今回のお宿は、ヒューイットリゾート那覇という、割りと新しめの都市型リゾートホテルでした。部屋はダブルベッドが2つ入って、それでいっぱいいっぱいって広さでした。これまでの本格的リゾートホテルがめちゃ広かったので、狭さを感じてしまいますが、冷静に考えると、これでもホテルとしては、それなりに広い部類に入るのだと思いました。
大浴場はなく、入浴は各部屋の部屋風呂で済ませるシステムになっています。しかし、今までのホテルと違い、風呂とトイレが独立していて、風呂が民家の風呂のような作りになっていて、普通に入浴できるのは嬉しかったです。やはり日本人には、風呂とトイレが一緒というのは、抵抗あるものです。ただ、風呂は小さく、やはり大浴場で手足を伸ばして入浴できる有り難さを思い知りました。
そんなわけで、このホテルは、ただただ寝るためだけに泊まったのですが、ベッドの寝心地はとても良かったです。ここに限らず、今回泊まった3つのホテルともに、ベッドが硬めで眠り心地が良くて、ぜひ我が家にも欲しい…と一瞬、思いました。
でも思ったのは一瞬で、これらのベッドが寝心地が良いだけに、睡眠に特化している感じで、ベッドサイドに腰掛けると疲れるし、寝ていると気持ち良いのだけれど、起き上がるのが大変だし、ベッドで横になって本を読んでいると疲れるし、もう「ベッドに来たら、さっさと寝てしまえ」という構造になっていて、布団の上であれこれ行動したい、怠け者の私のベースキャンプにするには、睡眠に特化しすぎていて、返って不便かもと思い直した次第なのでした。
で、たっぷりと睡眠を取って、翌朝になりました。旅行は、いよいよ最終日となりました。
この日は朝食以外の予定が入っていません。朝食を食べたら、飛行機に乗って帰るだけです。観光はありません。ずっと一緒にいた添乗員さんとも、昨日でお別れでした。
今日は、全くの自由行動となっているのです。
ひとまず、朝はゆっくりと、これまで通り7時起床で、朝食のホテルバイキングに向かいました。今までのホテルは、バイキング会場に行けば、すぐに食べられましたが、ここは30分ほど待たされました。別に予定が入っていないので、それくらい待たされても平気ですし、たぶん沖縄では30分の待ち時間なんて、なんとも無いんでしょうね。ただ、待たされているお客さんの大半は沖縄の人ではないので、私のように諦めている人もいる反面、明らかにイラツイている人も少なからずいました。
食事自体は和琉食のバイキングで、美味しくいただきました。ここのレストランの売りは「手作りハンバーガー」というわけで、お客さん自身で、ハンバーガーを作って食べる事ができるというわけで、私もさっそく作って食べました…が、ハンバーガーなんて、誰が作っても、味は一緒だと思いました。それに“作る”と言っても、パンにレタスと肉とトマトを挟んでソースをかけるだけですから、これを“作る”と言うのは、どうなのかな?と思わないでもなかったです。つまり“子どもだまし”です。子どもなら、きっと嬉々として喜ぶでしょうね。
ここは朝食メニューに、もずくとか海ぶどうとかの海藻類がたくさん用意されていて、海藻サラダ(?)が充実していたのがうれしいです。でも流石に、ずっとずっと沖縄の伝統料理ばかり食べていると、そろそろ普通の和食が恋しくなります。
とにかく、お腹いっぱい食べたので、部屋に戻ったところで、何もしたくない気分になりました。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村
コメント