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去年[2020年]映画館で見た映画 その2

 さて、昨日の続きです。
10)劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
11)劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ
12)劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ
 「響け!ユーフォニアム」の三部作と言うか、10)がTVシリーズ第一期の総集編で、11)が第二期の総集編で、12)が劇場版新作という位置付けです。それをウチの近所の映画館では同時上映してくれたというわけです。新作公開にあたり、旧作の振り返りを自分たちでしなくて済んだのはラッキーだったです。その代わり、10)~12)までを一日で一度に通して見るのは、なかなかの体験でした。
 まあ、時間的にも体力的に大変ですが、考えてみれば、ワーグナーの楽劇を見る時と時間的な負担はほぼ同じなので、別にどおってことも無いのです。むしろ、精神的にはワーグナーよりもだいぶ楽ですよ。
 映画の時間軸的には、11)と12)の間に、外伝の「リズと青い鳥」が入ります。まあ、でもいいか(笑)。
 このシリーズは高校の吹奏楽部を舞台にアニメで…という解説はこのブログをご覧の方々には不要な情報でしょうね。まあ、肩の力を抜いて、時間が余っているような時に、ちょっと見るといい感じのアニメ映画だと思います。もっとも、10)と11)はTV版の総集編なので、TV版を見た方が楽しめると思います…あくまでも総集編ってのは、TV版の放送を見た方が、思い出を振り返るために見るものであって、一見さんが見ても、よく分かるような親切な作りにはなっていないわけだし…ね。
 11)と12)が主人公たちが高1の時の話で、外伝と12)が高2の時の話になります。で、来たるべきTV版第3期が高3の話に突入するわけですが、第3期の製作は発表になったものの、放送に関する具体的な情報はまだ何も上がっていません。まあ、京アニはあんな事があったわけで、なかなか仕事がスムーズには進まないよねえ。仕方ないってす、合掌。
 それでもあの事件以降、延期になっていた作品が少しずつ上映されています。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズは完結したし、今年は「小林さんちのメイドラゴンS」がテレビで放映される事が決定しました。あと、発表があって、まだ具体的に決まっていないのが「Free!劇場版5作目(つまり最新作)」と「響け!ユーフォニアムTV版第3期」と完全新作「二十世紀電氣目録」です。
 本来なら、とっくに放映&上映されていないといけない諸作品がまだ製作すらされていないと言うのは、何とも悲しい事ですし、京アニが完全に復活するには、まだまだ時間がかかるでしょうが、それまでの間、待ち続けるしか無いでしょうね。そうです、首を長くして待っていましょう。
13)ジャージー・ボーイズ
 コロナ禍の影響で、上映作品の無い映画館が旧作のリバイバル上映を熱心にやっていた時に見ました。リバイバル上映とは…最初に上映していた時に、うっかり見逃してしまった映画を見ることができるヤツで、昔と違って二番館や名画座が無くなってしまった今の時代には、なんとも嬉しいものです。
 一部のシネコンでは、定期的に昔の名作映画の上映をしているところがありますが、ウチの近所の映画館もそれを見習ってくれるとうれしいのになあ…と思いました。
 映画は、今どきの“ジュークボックス・ミュージカル”です。元々はフォーシーズンズを主人公にしたブロードウェイ・ミュージカルであり、それの映画化という作品です。監督はクリント・イーストウッドです、意外。アメリカン・オールディーズ満載の映画ですが、フォーシーズンズのメンバーたちがリアル犯罪者であったり、マフィアとの関係で苦しんでいたりと、芸能界の闇の部分が描かれているのは、ちょっと目新しいです。だって、本来ならそういう過去があっても隠しちゃうのが普通だものね。
14)メト・ライブビューイング「ポーギーとベス」
 すでに記事にしていますので、興味のある方は、こちらをご覧ください。
15)ドクター・ドリトル
 ええと、あの有名なドリトル先生を原作していますが、ほぼ原作とは関係のないストーリーが展開しています。あの原作のキャラたちを使って新作映画を作りました…って感じです。
 今回の映画はロバート・ダウニー・Jr版って言えるでしょうね。前回のがエディー・マーフィー版なわけで、その前がレックス・ハリソン版です、ほぼ30年ごとに映画が作られています。ちなみに、レッスク・ハリソン版はミュージカル映画で、やや退屈な作品です。
 興行的にはエディー・マーフィー版が大成功で、続編もたくさん作られていますが、私的には、ドリトル先生はイギリス紳士なので、黒人のドリトル先生は興ざめです。
 今回のロバート・ダウニー・Jr版は、原作とは全然違いますが、それなりに面白いと私は評価していますが、興行的に成功したとは言えないようなので、これでもう打ち切りかもしれません。せっかく、ロバート・ダウニー・Jrがアイアンマン&アベンジャーズの次の映画シリーズとして主演が決まっただけに、なんとも残念です。
16)メト・ライブビューイング「アグリッピーナ」
 すでに記事にしていますので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
17)メト・ライブビューイング「さまよえるオランダ人」
 すでに記事にしていますので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
18)アンチ・グラビティ
 なんと、ロシア映画です。いやあ、コロナ禍で上映するべき新作洋画が無いとは言え、よくぞロシア映画の配給を決定したものです、私も見るまでは、ハリウッド映画だとばかり思ってみていました。
 映画そのもののストーリーはなんとも重苦しいSF系のサヴァイヴァルものですが、映像の方は、何とも珍妙でワクワクするシーンの連続で、これは目で見て楽しむ系の映画だと思いました。
 ロシア映画も悪くない…って、ちょっぴり思いました。ただし、あくまでも大スクリーン向けの映像であって、テレビで見たら、たぶん面白くないです。
19)ゲド戦記
 ジブリ映画4作品がリバイバル上映されました。「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」と今作です。で、今作以外の3作品は、当時すでに劇場で見ていたので、今回はまだ見たことのない「ゲド戦記」を見ることにしたわけです。
 なぜ当時「ゲド戦記」を見なかったのか? それは簡単な話で、あまり面白くなさそうだとと思ったからです。
 私はジブリ信者ではありません。ですから、ジブリ映画は「これは面白そうだ」と思ったものしか見ていません。宮崎駿監督作品ですら、パスしているモノがありますし、その他の監督作は、結構見ていません。「ゲド戦記」の監督である宮崎吾朗監督作品は、実は一つも見ていませんので、今回の「ゲド戦記」が初めて見る作品となりました。
 感想ですか…やっぱりなあって感じです。ストーリーとか音楽とかは、まあ及第点だと思うのだけれど、映像がね、あんまりハジケてないんだよね。見てて、驚きが無いというか、目が嬉しくならないのです。TV版のアニメなら合格点だけれど、大スクリーンで上映する劇場版アニメとしては、物足りないのです。そういう意味では、DVDで家庭で鑑賞しても全然OKってタイプの映画なので、わざわざ劇場で見る必要は…あまり無かったかなって思いました。
20)メト・ライブビューイング「タイス」
 すでに記事にしていますので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
 ではまた明日。

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