3日目の朝は5時半起床です。7時の朝食前にチェックアウトの準備を終えておかないといけませんからね。これで3日連続、太陽よりも早く起きてしまいました。
朝、起きたら、妻が調子が悪いと言い出しました。おそらく昨日、海洋博公園を歩き回って疲れてしまったのでしょう。私もかなり疲れています。でも、今日は最終日なので、頑張ります。
荷物をまとめていて気づきました。今回は2泊3日でしたが、ホテルでの水分消費量が少なかったのです。
夏場なら1泊で2人で4リットルの水分を補給する我々です。2泊3日なら8リットルの水分を補給します。しかし、今回は1日3リットル程度で済みました。なので、帰りには、用意しておいたお茶や水を廃棄せざるをえませんでした。水分って重いんですよ。金額的には問題ないのですが、気分的には、なんかもったいない気がします。
荷物をまとめたら、朝食会場に向かいます。朝食は…例によって夕食並みの豪華さで、時間さえあればゆっくりと食べたかったのでした。私は、食べ納めになるジューシー(沖縄の混ぜご飯)をたくさんいただきました。
8時過ぎの空港行のバスに乗りました。なにしろバスは2時間に1本程度しか走っていないので、こいつを乗り過ごすわけにはいかないのです。
沖縄は車社会なので、移動は自家用車が原則です。旅行者ならレンタカー使用でしょうし、便利に使いたければタクシー利用となるので、バス等の公共交通機関はあまり便利ではありません。長距離の移動なら、本当は電車があれば良いんだけれどね。でも沖縄には電車はありません。唯一那覇市内をモノレールが走っている程度なのです。なので、長距離バスを利用するわけです。
バスに乗って、那覇市内のおもてまち一丁目のバス停で降りました。
バスを降りたら…とにかく暑かったです。日なたは暑いです、12月なのに暑いです。周りを見ると、外人(ヨーロッパ系)の観光客さんたちは、半ソデ半ズボンにサンダルの真夏の格好だよ。なんか、納得です。私も、さっそく着ているモノを脱いで薄着になりました。でないと、ほんと汗まみれになってしまいますもの。
3日目は、当初予定では沖縄県立博物館を見学した後、徒歩で国際通りに出て、そこでお土産を買って空港に向かう…という予定でしたが、ふたりとも疲れていたので、予定をキャンセルして、沖縄県立博物館の隣にある、地元民のための巨大ショッピングモール(サンエー 那覇メインプレイス店)に行くことにしました。
カッコいいかりゆしを買いました。残波(泡盛のブランド名です)も買いました。スーパーでは、海ブドウもアーサも三枚肉もテビチもラフテーも買いました。すべて地元民価格で売っていたので、観光客向けの価格の1/2~1/3の価格です。そりゃあそうだよね、湘南だって似たようなことをやっているんだから、沖縄だって当然だよね。
それにしてもスーパーの食材は、見ているだけでもウハウハするくらい、沖縄と湘南じゃあ違う違う。ここにいるだけで、一日を楽しく過ごせそうです。
ああ、楽しかった。もしかすると、博物館に行くよりも楽しかったかもしれません。観光客にとっては、地元民の生活のためのスーパーマーケットやショッピングモールってのは、これはこれでワンダーランドなんですよ。プチ異世界なんですよ。自分の中の常識を疑っちゃうわけなのですよ。
沖縄って、日本語が通じるけれど、歴史的にも文化的にも外国みたいなところがあるからね、ショッピングモールでは、特にそれを強く感じるのかもしれません。
お土産をたくさん買ったので、国際通りに行く理由もなくなってしまったので、ゆいレールに乗って、直接、空港に向かう事にしました。
駅の改札をくぐり、我々がホームに向かう最中に発車時刻になってしまいましたが、すぐに次のモノレールが来ることは分かっていたので、ゆっくりと移動していたら…どうやらモノレールが我々がホームに来るのを待ってくれていたようで…なんか悪いことをしてしまったような気がします。湘南(に限らず、関東ならどこでも)の電車バスなら、客がノロノロしていれば、さっさとドアを閉めて出発してしまうのが当然なので、なんとも土地柄の違いを感じました。
ちなみに地元の方々の服装は…完全に秋~冬の服装でした。ジャンパーやコートを羽織るのは当然で、中にはダウンジャケットをしっかり来ていた人も少なからずいました。『こんなに暑いのに…』と思ったけれど、おそらくこんな気候でも、地元の人たちには寒く感じられるのかもしれません。なにしろ、常夏の島沖縄だもの、12月だもの、この季節に冬物を着なければ、いつ着るのサ!…の世界なんだろうね。
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