いやあ、そう思うのですよ。私、年々、悪人面になってきたなあ…とね。ほんと、悪い顔になってきたのですよ。
男の顔は履歴書…なんて言いますが、そんなに私、悪いことをしてきたかな? これでも誠実に清く正しく生きてきたつもりなんだけれどなあ…。
そう思って、近年撮影した写真をあれこれ見ていたら気づきました。悪人顔の原因は…細目なのです。
別に「細めの人は悪人顔…」という意味ではありません。私の顔のバランス的に、細目になると、悪人顔になってしまうというだけなのです。
そもそも…と言うか、若い頃の私は、目が大きくて、バッチリしていて、それなりに眼力のある顔をしていました。それが年を経るごとに、だんだん目が小さくなって、細目になってしまい、眼力は失われ、怪しさがマシマシになってしまいました。
どうして目が小さくなってきたのか? それは単純に、まぶたが持ち上がらなくなってきたのです。若い時は、かなり大きくまぶたが持ち上がって、目が見開いていたのですが、年を取った今では、まぶたはほんの少しだけ開いて、かなり細目になってしまいました。自分的には、目を見開こうが、細目であろうが、視界が変わるわけでもないので気が付かなかったのですが、写真に撮ってみると、ほんと、一目瞭然なのです。
目の雰囲気が違うだけで、人相って、大きく変わるんですねえ…。
なので、写真撮影の時に、頑張って目を見開けば、昔のような顔つきになれるのですが、でもそれは、今の私の普段の顔とは違うわけです。いくら写真写りを良くしても、それが素の自分とは違うなら、嘘になってしまうわけです。嘘はいけないね、嘘は。それでは写真の修正と変わらなくなってしまいます。写真の修正って、他人がやれば汚点隠しだけれど、本人がやれば劣等感隠しなわけで、ワタシャ、そこまで劣等感に苛まれているわけではないのです。だから、ありのまま。そのありのままの私が…今の私で、それはこんなに悪人顔なんですよ、これは受け入れないといけないんでしょうね。
悲しいです。
P.S. 写真と言えば、昨今のカメラアプリの修正具合ってのは、すごいね。ほぼ原型を留めないくらいに改変しちゃうけど、それを使っている若い子たちは、あれが自分だと分かるわけ? だとしたら、相当に自画像が歪んでいるし、それは心の歪みの現れにつながると、オジサンは思うわけです。
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