ちょっと古い記事ですが、こんな記事を見つけました。
かいつまんで説明すると、若い女性の体臭にはラクトンという匂い物質が含まれているんだそうです。で、ラクトンの匂いは、桃やココナツのような香りなんだそうな。
で、このラクトン。若い女性に特有な香りで、10代、20代の頃はプンプンに出しているのだけれど、30歳を過ぎた所から減少しはじめるんだそうで、35歳を過ぎると、急速に減ってしまうんだそうです。
つまり、妊娠可能…ってか、妊娠適齢の女性にのみ発生する匂い物質であり、ある意味、若い女性の特徴でもあるわけです。
面白いなあと思ったのは、男性の場合、40歳を過ぎたあたりからノネナールという匂い物質が発生しはじめるんだそうです。ノネナール…いわゆる加齢臭の原因物質ですね。
つまり、女性は若さを象徴するラクトンで若さを強調し、男性は老いを表すノネナールで老いを強調する。
これが何を意味するのかと言えば、男性は若い女性に惹かれ、女性は老いた男性を忌避するように作られているって事です。
やっぱり、この仕組みには生殖が関係するんだろうね。そして、生殖のイニシアチブを取っているのは、女性側だという事です。
妊娠可能年齢の女性は、男性を引きつけるためにラクトンをたくさん出して、そこに集まった男性の中から、老いた男性(つまり、もうすぐ死にそう…自分の出産育児に関わってもらえそうもない年齢って事)を排除するために、神様は男性にノネナールという若い女性に嫌われる匂いを出すようにしたわけです。
かくして若い男女が自然とペアリングできるようになっているわけです。若い男女がペアリングすれば、やがて繁殖するわけだしね。
そう考えると「お父さん、臭い」と言って、娘が父親を毛嫌いするもの、老いた男性を排除するという自然の摂理に沿った行いとも言えます。
それはそうと、たしかに、昔は妻も良い香りがしていたもんだよなあ…。
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