私の毎日の昼食は、妻の作ってくれた弁当です。
私が愛用していた弁当箱は、いわゆる土方のオッサンたちが持っているような魔法瓶タイプの弁当箱で、朝作って、昼に食べても、ご飯もおかずも味噌汁もホカホカでウマウマという弁当箱でした。
このタイプの弁当箱、最近は無いんですよね。
実は私が使っていた弁当箱の保温力が激減したんですよ。魔法瓶タイプなので、弁当箱が劣化して、保温性能がダメになったためと思われます。まあ、保温性能が無くなっただけで、弁当箱としては十分に使えるので、しばらくは使ってましたが、やはり壊れたものをそのまま使うのは良くないだろうという事で、弁当箱を買い換えることにしました。
でも、従来型の製品がなくて、色々と検討した結果、最近、ちょくちょく見かける“ご飯は保温。おかずは常温。スープ入れは無し”という、量産型の弁当箱にする事にしました。内容量的には以前の弁当箱とほぼ同じですが、弁当箱自体は圧倒的に小さくなりました。今はおそらく、こういう小さな弁当箱が流行っているんでしょうね。
まあ、食事の方は、それでどうにかなるとしても、以前の弁当箱についていたスープ入れが今回の弁当箱には無くなってしまいましたので、このままでは味噌汁が飲めません。この問題をどうにかしないといけません。
当初は、別にスープボトル(広口の魔法瓶だね)を購入して、弁当箱とスープボトルの両方を携帯しましょう…って考えていたけれど、スープボトルって、案外高価だし、日々の荷物が増えるのは嫌だし、私は毎日水筒も持参している人なので、似たようなボトルが二本ってのもアレだし…というので、妻の味噌汁はあきらめる事にして、職場にスープ用のマグカップを用意して、そのマグカップにお湯を注いで、日々インスタント味噌汁を飲むことにしました。
昔々まだ実家ぐらしだった時、弁当に味噌汁を持っていく事がまだ難しかったので、やはり職場のマグカップにインスタント味噌汁を作って飲んでいました。あの頃から、永谷園では顆粒の味噌汁がありましたが、あまり安くはなかったので、マルコメあたりから出ていた、生味噌タイプのインスタント味噌汁を飲んでいました。これが結構廉価で、なおかつ、普通に美味しかったんですわ。
久しぶりにインスタント味噌汁を飲むことになって、当然、昔同様に、生味噌タイプの味噌汁から始めたのですが、商品研究が進んだのでしょうね、昔の味噌汁よりも風味が良くなっていて美味しくなったような気がしました。「月日が過ぎるのも早いものだなあ…」と思った次第です。
で、さらに言えば、昔はちょっと高価で手が出なかった顆粒タイプの味噌汁も、今ではかなり値も下がり、生味噌タイプと変わらなくなったので、こちらも最近は飲むようになりました。顆粒タイプの味噌汁は…いいね。生みそタイプのモノよりも、さらに風味良く、出汁を強く感じます。生味噌タイプが家庭の味噌汁っぽい味付けなら、顆粒タイプは旅館の味噌汁っぽい味付けかなって思いました。どちらもなかなかのモノです。
おかげさまで、毎日の昼食の味噌汁が楽しくなりました。今の時代のインスタント味噌汁に、ちょっぴりハマっている私でした。
P.S. 昔は顆粒タイプが高価で手が出なかった私ですが、今はフリーズドライタイプのキューブ型の味噌汁が高価で手が出ない私です。毎日飲むには、まだ高価だもんな、フリーズドライタイプの味噌汁は…。でも、きっと美味しいんだろうなあ…。
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