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長生きの秘訣[2015年10月第1週・通算14週]

体重:109.6kg[-1.4kg:-5.2kg]
体脂肪率:31.5%[+0.3%:-1.9%]
BMI:34.6[-0.4:-1.6]
体脂肪質量:34.5kg[-0.1kg:-3.9kg]
腹囲:108.0cm[+1.0cm:+2.0cm]
     [前回との差:2015年当初との差]

 久しぶりに体重測定をしてみました…約三ヶ月ぶりです(汗)。まあ、あまり変わっていなかったので、良かったというべきか、もっとやせてなきゃダメでしょというべきか…。まあ、これから秋に向かって、少しずつでも体重を落としていきたいと思ってます。どうせ、正月にまた太るんだから(涙)。

 さて、今秋のエッセイです。

 私自身は、決して長生きを目指しているわけではありません。むしろ、もう十分に生きたので、余生を楽しむ気分で毎日を暮らしているくらいです。

 浮世は憂世であり、苦労は絶えません。終わりの時が来たら、素直に退場するつもりでいます。

 それはさておき、世の中を見ていると、本当に、お元気なスーパー高齢者の皆さんがたくさんいます。日本人最高齢者が、女性が115歳、男性が112歳だそうですが、単に長生きなだけでなく、つい先人も105歳の日本人男性がマスターズ陸上で100m走の世界記録を打ち立てたそうで、なんとも見事なモンです。

 そんなスーパーな高齢者の方々を見ていると、どうすれば“元気に長寿”ってヤツになれるのか、考えてみました。別に根拠があるわけでなく、全くの私感なんですが、どんなもんでしょうね(笑)。

 まずは、食事について考えてみました。とりあえず。食べ過ぎない事が大切かな? スーパーな肥満を避ける事は当然ですが、少々の肥満は気にしない方が、むしろ良いかもしれません。若者の肥満はダメですが、老人が多少肥満気味なのは、老化の一種ですから、気にしてはいけない…と思ってます。人間、必ずやせて死ぬわけですから、多少の肥満は死を遠ざける…んじゃないかなって思ってます。

 コレステロール値とか血圧とかも、ほどほどに高いのは老人として当然だし、むしろ元気な証拠ですから、あまり気にしてはいけない…と思ってます。ただ、血圧が高い人は、元気だけれど、血管が弱っているため、カラダに負担はかけられないので“年寄りの冷水”的な事は避けた方が無難ですね。

 老人にとって心配なのは、食べ過ぎよりも、食べ無さ過ぎかもしれません。年を取って、痩せているのはマズイです。人によっては、痩せるどころか、枯れている人もいます。人間、食べられなくなったら、お終いです。多少無理をしても、しっかり食事をしないといけません。健康なのに、エネルギー不足の体力不足で、命が止まってしまっては、もったいないですからね。

 老人にとって、食事の量も大切ですが、質も大事です。若者と違って、必要な栄養素は食事で補わなければならないんです。ですから、粗食は必ずしも健康的ではないかもしれません。長生きをしたいなら、動物性蛋白質を豊かに取る事を忘れてはいけません。また、ビタミンを始めとする微量栄養素もしっかりと摂取しないとね。普段の食事はしっかりと熱を通したものを食べるべきだろうけれど、たまには熱を通していないモノを食べる必要はあります。つまり、色々な食材を様々な調理方法で食べる事が大切って事です。

 まあ、昔から言うとおり『腹八分目』とか『海の幸と山の幸を食べる』とかが大切なんだろうと思います。

 次は運動について考えてみました。運動しないのはいけません。廃用性症候群という病気(!)もあるくらいです。とにかく、カラダを動かさないのは、絶対にダメです。だからと言って、やり過ぎもいけません。チョボチョボと毎日適度な運動を行うのが良いと思います。ならば“運動”と構えるよりも、日常の動作を豊かにする程度の事で良いのではないかと思います。なるべく歩く…とか、姿勢正しく日々を過ごす…とかね。寝転がってクターとしていてはいけません。

 スポーツは…もしかすると避けた方が良いのかもしれません。少なくとも、試合に夢中になって真剣に熱くなってしまっては、カラダに過度の負担となり、かえって良くないのではないかと思われます。と言うのも、スーパーな長寿の方にスポーツマンって、ほとんどいないでしょ? 105歳で世界記録を作った人も、スポーツを始めたのは90歳を過ぎてからで、それまで囲碁三昧だったそうです。囲碁仲間がみんな死んじゃったので、陸上競技を始めたんだそうです。それくらい、若い時のスポーツは、長寿には良くないのかもしれませんよ(笑)。

 とにかく、スポーツに限らず、運動をしないのはダメですが、しすぎるのもダメです。運動をしないと、筋肉がドンドン衰えてしまい、健康に良くありません。しかし、運動をしすぎるのもいけません。カラダに負担をかけていくと、新陳代謝が激しくなって、体細胞分裂も盛んになり、その分、老化が早く進んでしまいますからね。有酸素運動をして、酸素を多量に消費する事だって、長い目で見れば良くないでしょう。我々にとって、生きるために酸素は必要ですが、酸素は元々猛毒ガスである事は忘れてはいけません。酸素の摂取のしすぎは命を縮めるそうです。

 廃用性症候群を避けるためにも、我々は日々カラダを動かして、適度に筋肉を使っていかなければいけれませんが、その際には、大きな筋肉(足・腰・背中)を使うと、エネルギーを効率よく消費できるので、良いでしょう。また、同じ筋肉でも、呼吸筋は鍛えるべきです(息が止まれば、人は死ぬからです)。心筋は不随意運動をしていますので、鍛えられません。心筋は専らいたわるのが良いでしょう。

 心の衛生についても考えてみました。安心できる事は最低条件です。安心して毎日を暮らせることは、長く生きていくために必要な事でしょう。金銭面でも、健康面でも、環境面でも、人間関係でも、安心できる事は大切です。

 楽しいことも大切です。でも、安心とは違って、楽しさは毎日続くと、その有り難みが分からなくなってしまうので、たまに楽しいぐらいの方が良いかもしれません。

 他人に頼りにされているとか、みんなから慕われているとか、家庭や地域に自分の居場所がある事は大切です。また、夢中になれる事があるのは良いです。そういう意味では、仕事や趣味は大切ですね。

 最後に、健康について…というか、病気について考えてみました。老人と病気は切っても切れない関係です。家族よりも、お医者さんとの会話の方が多くなってしまう人もいるくらい、年をとると、病気とは無関係ではいられなくなります。

 カラダも物体です。中古品は、新品よりもメンテナンスに手間暇がかかるのは仕方ないです。だから、病気の一つや二つでビビらない事が肝心です。また、病気の早期解決も考えない事です。病気治療も大切だけれど、本当に大切なのは、治療して治す事ではなく、治療しつつ病気と共存していく事かもしれません。下手に病気に勝とうとしない方が良いかもしれません。敵もさるものです。やっつけてやろうとすると、意外な反撃を食らうことだってあるでしょう。ならば、病気と戦わなければいいのです。戦わなければ、負けません。負けなければ、勝ったも同然です(笑)。

 そう考えるなら、年を取ってからの病院通いも必要だろうけれど、若い時から、カラダを酷使せずに、息を潜めて、ひっそりと生きていくことも、ご長寿には大切な事かもしれません。

 そして、ご長寿に何より必要なのは、平和で豊かな社会です。日本人の寿命が世界でトップレベルである事には色々な理由がありますが、大きな理由としては、戦争もなく、流行病もなく、金銭的に豊かで、医療が発達した、衛生的な社会に生きている事、なんだろうと思います。そういう意味では、長生きしたければ、国の将来を真剣に考えるべきなんだろうと思います。

 私は、そのように考えました。頑張ってゆきましょう。

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コメント

  1. chako より:

    おはようございます
    大病して食事、水分制限の身になって実感したこと、まさに腹八分目
    若いときから実践してればと後悔してますわあ(^_^;)

    今日は仙クラ高木綾子先生三公演目行ってきますo(^-^)oワクワクCDで聴くより更にすごいの一言
    表現が見つからないくらい感動してます

  2. すとん より:

    chakoさん

     CDでは技巧の素晴らしさは分かるけれど、音色の美しさまでは分かりません。高木綾子氏の演奏は、とにかく、音色が美しいんですよね。フルートの音が美しい。だから、生演奏を聞くと、鳥肌モンなんです。私も高木氏の生演奏って、たぶん、2回くらいしか聞いてないけれど、音色の美しさに関しては、ほんと、別格の美しさだった覚えがあります。

     それが今日聞けるんですか! いやあ、実にうらやましい。

  3. chako より:

    感動と宝物沢山いただきました
    明日からフルート頑張ろう(^_^)v

  4. すとん より:

    chakoさん

     私もフルート頑張らないとなあ…最近、手を抜いているわけじゃないのだけれど、色々忙しくて、フルートまで手が回っていない。とりあえず、今週の声楽の本番を終わったら、次を考えることにしましょう。

     繰り返しになるけれど、高木氏の生演奏を聞けるなんて、うらやましすぎます。

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