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肉離れになりました

 表題の通り、肉離れになってしまいました。

 数日前の話です。仕事帰りに、ポケモンGOをしながら、道を歩いていたと思ってください。特に別に変わった事はしていません。あえて言えば(すでに記事に書きましたが)数日前に犬にかまれた右足がまだ、ほんの少しだけれど痛むので、そこをかばって歩いていたかもしれません。また、私の通勤路は基本的に平たい道が多いのですが、肉離れになる少し前、ポケストを回すために、ちょっと脇道に入りました。脇道は見上げるほどの急坂で、そこを昇り降りをして、ちょっと足が疲れてしまった事も遠因になるのかもしれません。でもその他に、これと言った、思い当たる出来事はないのです。ただ、普通に道を歩いていただけです。

 横断歩道があって、そこを渡ろうと思いました。で、信号が変わって、横断歩道を渡っていた時…まさに渡り終えようとした時に、左脚から“ブチっ!”という音が聞こえ、痛みが走りました。その勢いで、横断歩道を渡り終えた私は、すぐに左足の異常に気づきました。

 すぐに思いついたのが、筋断裂。ゆっくり左脚を動かしたところ、ひとまず動きます。全断裂ではなさそうです。脚を触ってみたら…あっという間に腫れ上がりました…ような気がします。実はすでに夜だったので、単に足がむくんでいただけかもしれませんが(汗)。

 歩いてみたら…とても普通には歩けません。ビリビリジンジン痛みます。やばいなあと思いました。とにかく、ボケモンGOは止めて、家に帰ることを優先する事にしました。幸い、我が家はもう目と鼻の先です。

 歩いていた道は、国道一号線で、道路脇はしっかりガードレールで守られていますし、車もびゅんびゅん走っています。タクシーを呼ぼうかと一瞬思ったのだけれど、この先には当分、ガードレールの切れ目がありません。横断歩道とか、バス停のための切れ目はあるけれど、とてもタクシーを呼べるような場所がありません。少し行ったところの路地の入り口で、タクシーを呼べそうな場所があるけれど、そこまで歩けるなら、家まで歩けるなあ…と思い、跛行(いわゆる“びっこをひく”事ですが「びっこ」と書くと差別語だと言う人もいらっしゃるようなので、医学用語の“跛行”を使います。ちなみに“びっこ”は状態を表す言葉であって、障害を表す言葉ではないので、差別語では無いはずなんですが、敏感すぎる人もいるので、念のための処置です。難しい言葉を使って、ごめんね)状態で歩いてみたら、案外歩けました。もちろん、速度は出ませんが、足を外側にひねった跛行をすれば、さほど痛くなく、なんとか歩けます。…ものすごく遅い速度でですが…。

 “タクシーを呼んでも、タクシーを待っている間に家に着く!”と、その時は、そう思ってしまったのです。まだ感覚が元気な人だったのです。なので、根性を出して、頑張って、必死で、跛行で、家にたどり着きました。

 この段階では、足も動くし、大したことではないだろうとタカをくくっていました。脚は腫れているし、痛みもあるけれど、まあ、一晩寝れば、腫れもひいて、痛みも治まるだろうと勝手に思ってました。怪我をしたのが夜で、別に命に関わる怪我でもないので、一晩様子を見ることにしました。

 でも、あんまり足が痛いので、ひとまずロキソニンテープを貼っておきました。

 で、翌朝、起きてみたら、やっぱり足が痛かったです。歩こうと思っても、結構不便を感じます。怪我した直後は何とか動けても、一晩経ったら、むしろ状態がひどくなっていました。

 これは仕事に行くのは、ちょっと無理…と判断しました。やはり病院に行って診てもらった方が良いだろうと思い、ひとまず職場に連絡を入れて、朝イチで整形外科に行きました。

 病院で診てもらったところ、とりあえず、骨には異常はなし。筋肉の部分断裂…ってわけで、左ふくらはぎの肉離れと言われました。

 痛み止めの内服薬と特大のモーラステープと特大の包帯をもらいました。なんでも、肉離れの時は、サポーターで保護するよりも、包帯でガチガチに締め上げた方が良いそうです。ゲートル巻きという包帯の巻き方を教えてもらい、効率的な(笑)跛行のやり方も習いました。

 松葉杖が欲しいです…とお願いしたのだけれど、松葉杖は貸してもらえませんでした。肉離れの場合、全断裂ではないので、跛行なら歩けるわけだし、跛行の際に松葉杖を持っていると却って荷物になって邪魔になるから、むしろ不要ですって言われました。確かに、その通りでした。でも、病院に行った時は、まだまだ痛くて、杖無しではとても歩けないような気がしたんですよ。

 習ったとおりの跛行で歩くと…すごくすごく歩行速度は遅くなりますが、確かに痛み…ってか軽微な痛みで歩けます。なので、その足で、駅まで行ってバスに乗って、ひとまず職場に行きました。で、最低限の仕事だけをしたら、すぐに帰宅して、寝たきり老人になりました。足の怪我は、足を使わずに養生するのが一番です。特にまだまだ急性期ですから、安静が第一です。

 翌日も出勤して、最低限の仕事だけしたら、すぐに帰宅して、寝たきり老人になるという日々が約一週間ほど続きました。

 怪我をして一週間程して、ようやくフルタイムで働けるようになりましたが、それでもなるべく残業はしないで、定時で帰るように心がけました。いやあ、ほんと、この期間、仕事量がめっきり減りました。

 仕事は座業がほとんどなので、支障がないのですが、やはり歩行には困難がある状態です。平らな箇所なら…まあ4~500mくらいなら歩けますが、1Km歩く自信はありません。怪我をする前なら、10Kmは平気で歩いていましたが…めっきり歩けなくなりました。階段は上りも下りもほぼ無理です。なるべくエレベーターを使用しますが、階段しかないところは、手すりに捕まって、ほぼ腕の力で昇り降りをしています。

 いやあ、歩けなくなると、ほんと、生活に支障が出るね。肉離れは、軽度なものでも普通に歩けるようになるまで2週間かかるそうです。少し重くなると、すぐに数ヶ月の治療期間を要するそうで…私も完治までどれくらいかかるんだろう?

 ちなみに、医者からは使い切れないほどのモーラステープをいただいたので、少なくとも、どんなに早く治ったとしても、これが無くくらいの時間は必要って…って医者は思っているんだろうなあ。

 はあ、憂鬱です。

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コメント

  1. mee より:

    すとんさん、お大事にしてくださいませm(_ _)m

  2. すとん より:

    meeさん

     ありがとうございます。もう跛行するのにも飽き飽きしています(笑)。

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