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地震酔い、自粛、売国奴[2011年4月第3週・通算14週]

体重:99.8kg[+-0.0kg:-0.6kg]
体脂肪率:30.2%[-0.3%:+-0.0%]
BMI:31.5[+-0.0:-0.2]
体脂肪質量:29.9kg[-0.5kg:-0.5kg]
腹囲:97.0cm[+-0.0cm:+0.5cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 最近、大きな余震が続いてるようですが、よっぽどの事がない限り、余震に気付かなくなった私です。その理由は…いつも何だか地面が揺れているような気がするからです。“地震慣れ?”と思いましたが、揺れていなくても揺れていると感じたり、周りが騒くほど揺れていても、全然気付かなかったり…そんな日々が続いています。おそらく“揺れを感知するセンサー”がバカになっているんでしょうね。いつも軽度の揺れを感じているので「メニエール病じゃないの?」と知り合いに言われましたが、それはたぶん違う。そんな大袈裟なものではなく、きっと今流行りの“地震酔い”だと思います。

 なので、なんかいつも、カラダがユラユラ揺れているような気がしてます。地震が来ても、分からなくなっているので、ついに研究室に「簡易地震感知器」を備えました。だって、本当に地震が来ているのに、それに気付かなくって、逃げ後れたりするのは、イヤじゃない?

 「簡易地震感知器」の作り方は簡単です。1mほどの長さの糸を用意し、その糸の先に大きめのクリップを縛って、それを天井からぶら下げただけです。これで、地震が来たかな?って思ったら、糸の先のクリップの動きを見れば分かるというものです。グッジョブっす。
 
 
 さて「自粛自粛…」と世間は、かまびすしいですね。花見も自粛、サクラ祭りも自粛、音楽会やお芝居も公演中止になってしまったものがたくさんあります。

 関東地方は、電力不足なので、多量の電力を必要とする催物が中止されるのは、分からないでもないです。また、四六時中、余震の心配が必要な現在、大勢の人を一カ所に閉じ込めて興行するというのも、物騒と言えば物騒ですね。

 しかし、東北の酒蔵の方々が「花見で東北の酒を飲んでくれ~」とか、旅館業の人が「頑張れと言うだけじゃなく、観光に来てくれ~。東北全部が被災したわけじゃないんだ」とか、テレビなどで訴えています。

 震災以降、自粛ムードが広まり、日本経済が停滞しつつあるようです。人々がモノを買わなくなったようですし、遊ばなくなったようです。一つには、被災者の方々に遠慮して、欲しいものも買わず、食べたいものも食べず、遊びたい気持ちをぐっと堪えて、日本中が我慢に我慢を重ねている…とも解釈できますが、そのために、日本経済が停滞しているようです。

 「花見は自粛しろ」とか「パチンコ屋は全部休業だ~」とか「自動販売機なんかやめちまえ~」とか言ってた政治家の方がいらっしゃいます。お気持ちは分かります。電力不足から考えれば、そう言いたい気持ちは重々分かりますし、同意しますが、それをやったら、ますます日本経済が滞っちゃいます。「花見は昼間やれ~」とか「パチンコ屋は税金をきちんと払え~」とかでいいじゃないですか。自動販売機は……これは止めてもいいか(笑)。お茶は面倒でも、コンビニやスーパーで買おうよ。

 私は震災当初からブログで書いてますが、日本経済を活発に動かしていくことが、震災復興につながっていくと思ってます。現在のように、自粛自粛で経済活動が停滞したら、日本経済が落ち込み、多くの人が経済的なダメージを受け、被災地の復興も遅れてしまいます。自粛による経済活動の停滞は、もはや人災と言ってもいいレベルではないでしょうか? こんな状態がもうしばらく続くと、日本中で、経営の行き詰まりから、自殺してしまう中小企業の経営者が続出してしまいますよ。

 関東地方の場合は、電力不足の件がありますから、バランスが難しいのですが、それでも可能な限り積極的に、経済活動をしていかないといけません。ましてや北海道や西日本は被災していないし、電力だって豊富にあるのだから、落ち込んでいる東北や関東の分を補うほどに、バンバンお金を使って欲しいと思います。

 義援金を送るのも大切ですが、可能なら、東北地方の物産を購入してあげられたらいいんじゃないかと思います。出荷規制などもあり、近所のお店では買いづらいかもしれませんが、ネット等から東北地方の物産を購入する事ができますよ。
 
 
 確かに原発事故は気がかりですが、反原発のデモが行われると、マスコミがしっかり報道しますね。“外国人参政権反対デモ”とか“民主党ゴラぁ!デモ”とか“菅辞めろデモ”とかは、華麗にスルーして報道しないのに…。

 反原発デモで先導して、テレビのインタビューなどを受けている人って、プロ市民の方々でしょ。目を見れば、分かります。

 さらに、政府の原発事故の対応のマズさが、日々報道されています。確かに表面的には、菅総理や民主党政権の無力さを露呈しているように思えますが…もしもアレが、実は意図的なサボタージュだったら…なんて、この前、ふと思ってしまいました。

 わざと初動を遅らせ、原発事故を拡大し、情報を隠して、人々の避難を妨害して禍根を残し、救援物資は差し止め、マスコミと連携して日本人をノイローゼにし、被災地との連絡はあえて取らず、困窮している人々に「民でできる事は民で…」と行って、手を差し出さず、その癖、独断でデタラメな事をして、いきなりレベル7という最大値を発表して、世界における日本の信用を失墜させ、日本の産業全体に大きな被害を与える…。まさかと思うけれど、彼らが筋金入りの“売国奴”なら、これくらいの事はやりかねません。

 と言うのも、民主党政権にとって都合の悪いデモは、マスコミでは報道されないのが普通です。これは情報管制が行われている証拠です。なのに、反原発デモは報道されています。これは民主党政権と、反原発プロ市民グループがつながっている証だし、ならば今回の原発事故を契機に、徹底的に東京電力を攻撃し、被害を拡大して「ホラ、原発ってこんなに危険でしょ」とやっているのではないかと勘繰ってしまいます。

 少なくとも、原発事故に手をこまねき、アタフタしている姿を世界中に知らせる事は、民主党の方針と合致しているわけで、その部分と反原発ジゴロが結託しているのでしょう。

 さて「東日本はつぶれる」と言う言葉を公然と言い放ち、それを決して撤回しないのが、我が国の現在の総理大臣です。「東日本がつぶれないように助ける」とか「東日本をつぶさない」ではないのです。「東日本はつぶれる」なんですよ。確かにこのまま政府与党が不作為の罪を続けるのなら、東日本はつぶれる…かもしれません。

 そんな事をしたら、政権与党や菅総理自身の政治的な寿命が……は関係ないのです。現在の日本のシステムでは、総理大臣が自らが「私は総理を辞めます。議会も解散します」と言わない限り、総理大臣が変わったり、政権を担当する政党が変わる事はないからです。だから、原発事故でいくらイメージが悪くなっても、菅総理も民主党も、それで痛手を受けるわけではないのです(実はここはポイントです)。

 だいだい、現在の菅総理は、日本国民の選挙によって選ばれたのではなく、民主党サポーター投票で決まった総理です。日本人の多くがその投票に加われず、その代わり、少なからぬ数の外国人の投票によって決められた総理大臣です。こんな事、平時であっても許してはいけないはずですが、この国難の最中、日本国民が選ばなかった人物が総理大臣の任につき、不作為の罪を犯し続けている事自体、地震よりも津波よりも大きな災害だと、私は思います。

 もう少し言えば、私は計画停電ですら、実は必要なかったのではないかと疑っています。電力大口顧客の電気使用量を減らしたり、使用するピークの時間をズラしてもらえば、計画停電は回避できたのではないかと思ってます。それなのに、計画停電を実行し、わざわざ電車を止め、工場の操業を強制的に止め、日本人に「これはヤバイ」とたたき込んだおかけで、日本全体に一挙に自粛ムードが広がり、日本経済に急ブレーキをかけた…のではないかと勘繰ります。

 「川に落ちた犬は棒で突っつけ(某国のことわざ)」を実行するなら、日本が震災でダメージを受けた今が、チャンスでしょう。今なら容易に、日本経済を叩き、日本の国力を下げ、日本の国際的信用度を下げる事ができます。

 “ただ今絶賛、売国中…” これが私の妄想であって欲しいと思います。民主党政権が、根っからの無能な政権であるならば、私たちは、まだ幸せなのです。無能の皮をかぶった、有能な売国奴ならば、いよいよ私たちの国と、子どもたちの未来は、危機に面しているのです。

 尖閣諸島しかり、竹島しかり、メタンハイドレードしかり、白樺ガス田しかり…。ここに、東日本大震災が加わるのでしょうか?

 総理には、某国と“絆”を確認する前に、日本人同士の“絆”を確認してほしいです。まずは、本腰を入れて、復興対策に取り組んでほしいのです。会議を開く暇があったら、お得意の閣議決定で、責任者をドンドン決めて、彼らに権力を与えて、現地に飛ばして、バンバン仕事をさせればいいのです。それが分からないほどに“無能”なのか、分かっていてやらない“売国奴”なのか…。どちらにしても日本国にとっては、不幸な事ですが、どちらの不幸の方がよりマシかって話です。

 現状のまま実現可能で、一番マシな方法は、菅総理が辞任し、民主・自民の大連立を含んだ挙国一致内閣を作り、この国難をひとまず乗り切り、しかる後に、改めて総選挙をして、災害後片付け内閣を作る事だと思いますが、そのためにも、菅総理が総理を辞めないと話にならないでしょう。それには、アメリカあたりが、菅総理のバックについている某国と話をつける必要があるのだけれど、オバマには、その気持ちはないみたいだし…、某国的には今が日本をツブす絶好のチャンスだし…。やっぱ、国難だな。

コメント

  1. 携帯ミラー より:

    まさに未曾有、今だに水がない….備えとけばと後悔…….折角身に付けてるのでこれも付けといたらと思ってしまう。

  2. すとん より:

    >携帯ミラーさん

     まだ水がない地域もあるのですか…。それほどまでに復興は手つかずなのですね。震災直後ならともかく、すでに一カ月以上の時が経過して、なおかつ水がない地域があるなら、それは国家による拷問にも等しい所業ですね。自衛隊の給水車も辿り着けない場所なのでしょうか。

     我が国には物資は豊富にあります。緊急救援物資は本当に緊急時の被災直後の数日分だけあれば、あとは物流が再開して、日本各地からの物資が被災地に届けられるシステムが確立していますが、今回のように、政府が道路を封鎖したり、救援物資を国が足止めしていたりすると、被災地が困窮し干上がります。

     記事にも書きましたが、今回の震災被害は、相当な部分が人災だと、私は思ってます。

  3. かず より:

    4月7日深夜におきたM7の余震で、
    復旧したライフラインがまた止まった地区もあります。
    工事したばっかりのところが、また壊れたり・・・
    復旧作業されてる方々、ご苦労されてると思います。
    先日の新聞で、また自衛官の方が脳内出血で亡くなられたと知りました。
    小さい記事でした。
    胸がつぶれそうに痛みます。
    復旧に関わる全ての人が過労とストレスで倒れないように、
    政府で今すぐ対応してほしいです。

    ちなみに仙台市中心部は先週末ガスが復旧。
    一ヶ月ぶりです。
    うちのマンションには静岡県のガス局の方が
    開栓作業に来てくれました。
    ありがたいです!!

  4. すとん より:

    >かずさん

     余震も大規模なものが続きますね。規模だけ考えれば、とても“余震”とは言えないほどの激しいものです。たしかにせっかく直したライフラインが、これらの余震で再び使用不可になる…悲しいですね。

     被災されている方々の困難さに同情し、復旧作業にあたってらっしゃる方々のご苦労には感謝する事しかできません。「民ができる事は民が…」というのが、現在の政府の方針のようですが「民ができる事」にはおのずと限界があります。また、自衛隊の方々が頑張っていますが、国と自衛隊の関係がスムーズではないようで、そのために、現場の自衛隊員の方々が苦労されているという話を耳にしています。

    >ちなみに仙台市中心部は先週末ガスが復旧。一ヶ月ぶりです。

     仙台中心部ですら、そのような状況なのですね(涙)。首都圏の震災関連のニュースは、来る日も来る日も原発事故関連ばかりで、そういう情報はあまり流れていませんので、もうだいぶライフラインなどの復旧作業は進んでいると思ってましたが、それは首都圏に住む人間として、認識が甘かったようです。

     国や政府にすべての責任を押しつけるつもりはありませんが、でも彼らが率先して動いてくれないと、被災地の復興が迅速に行われないのは、事実でしょう。こんな時にこそ、国のリーダーがしっかりしてくれないといけないのに…(以下省略)。

  5. 老犬 より:

     私は老犬です。声楽に興味を持っていまして、ストンさんのコラムを毎日読ましていただいて、私の声楽の参考にしています。多謝!1
     話は原発事故のことに変わりますが、ストンさんのご意見とはいささか違いがあります。電力会社、政治家、学者(御用)、マスコミのほとんどが原発の提灯持ちです。原発事故を起こした今でも、彼らは原発推進の反省をしていません。そのかれらをマスコミは追求していません。反対派の意見も取り上げておりません。
     穿ち過ぎかもしれませんが、地球温暖化というのも彼らが原発を推進するためのつくり話と思ってしまいます。
     原発は家を建ててもトイレを備えないことと同じです。原発に浪費する金額で、風力、波力などの電力発電の装置がいくらもできると思いませんか。

  6. すとん より:

    >老犬さん

     私は原発と言うものは、将来的には廃止するべきものだと思っています。しかし、現在、原発と言うものがある以上、その存在を認め、どうやって折り合いをつけて、運用していくかを考えないといけないと思ってます。

     地球温暖化はデマだと、私も思っています。地球温暖化も、反原発と同様に、プロ市民たちの日銭稼ぎの商売のネタの一つにすぎません。そういうものに、踊らされてはいけない、と思ってます。

    >原発は家を建ててもトイレを備えないことと同じです。

     この部分は同意します。だからこそ、ちゃんとしたトイレを作らないといけないと思いますし、将来的には原子力に依存しない世界を作るべきだろうと思ってます。

    >原発に浪費する金額で、風力、波力などの電力発電の装置がいくらもできると思いませんか。

     残念ながら、この部分は、ヨーロッパ各国の現状を鑑みると、簡単には同意しきれません。と言うのも、風力にせよ波力にせよ、コストパフォーマンスが悪すぎます。原発を止め、その分を風力や波力、あるいは太陽光発電に切り換えた場合、電気料金が爆発的に高騰し、ただでさえ衰退気味の日本経済に致命傷を与えかねません。多くの企業が国内脱出せざるをえなくなり、残った企業も国際競争力を失い自滅し、軍事力を持たない我々は、唯一の頼みである経済力を失い、国が滅ぶことになりかねません。風力、波力、太陽光発電は、我々の選択肢としては、ありえない選択肢だと思ってます。

     しかし、今回の事件のおかげで、望むと望まざるとに関わらず、遠くない将来、日本から原発は無くならざるをえないことになりました。確実に我が国は、脱原発の方向に舵をきっていく事になるでしょう。

     原子力発電が不可能となった場合、その代替手段は、現実的なところで、天然ガスによる火力発電しかありえません。火力発電に切り換えた場合でも、やはり電気料金は高騰するでしょうが、その上げ幅は、日本人の知恵でどうにか吸収できる範囲に収まると思いますが、国際競争力の低下は免れることはできないでしょう。

     また、我が国には発電に必要な天然ガスはありませんから、そのエネルギーを常に輸入せざるをえない状況に陥ります。つまり、1970年代に起こったオイルショックと同様な危機に常にさらされる事になるわけです。常に経済的には不安定であり、常に世界情勢に左右され、我々の生活水準も大きく下がっていく事になるでしょう。

     それを避けるためには、発電に関するブレイクスルーが必要とされます。それが何かは私には分かりません。一説には、メタンハイドレードがその役割を担うのではないかと言う人もいますが、さて、それはどうでしょうか? でも、日本や日本人か、このまま黙って沈んでいくとは私には思えません。おそらく、何か、思いもつかないような事をしでかす人が現れるのではないかと、嘱望しております。

     ま、電力については、また改めて考える事が必要でしょう。今は、目の前の被災した方々を助け、ぶっ壊れた原発を押さえ込む事が急務です。そのために、私たちは何ができるか…です。

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