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楽器を忘れてレッスンに行きました

 ええと、タイトル通り、フルートを持たずにレッスンに行ってしまいました。ダメですね。

 なぜ楽器を忘れてしまったのか…特に理由はありません。単純に疲れていて、頭がボーとしていて、何も考えずにレッスンの用意をして出かけただけです。

 そしてお教室に着いてみたら、私の荷物に楽器が無かった…だけの話なのです。楽譜とか録音機とか、その他レッスンに必要なものはすべて持っていたのに、肝心の楽器だけがなかったのです。

 びっくりしましたよ。私、忘れ物って、まずしない人なのです。今までだって、ボケーとしていた事なんて、何度もあったけれど、それでも忘れ物なんてしない人だったのだから、楽器が無い事よりも、私が忘れ物をした事に、驚いてしまいました。

 先生には「フルートを持ってくるのを忘れてしまいました」と言い、せっかくなので先生とおしゃべりをしたら帰りますと伝えました。

 楽器を取りに家に戻るという事も一瞬考えましたが、それをやってしまうと、お教室の営業時間を越してしまうし、先生のご帰宅時間も遅くなってしまうので、ダメです。

 後で妻から「電話をくれれば、すぐに届けたのに…」と言われました。ああ、たぶん、それが正解なんだと思いますが…自分が忘れ物をしてしまったという事実に、ちょっぴりうろたえてしまった私は、そんな事も思いつきませんでした。ダメですね。

 とにかく先生とは、あれこれ世間話をしました。今回は主に合宿のこぼれ話です。昔々、あんな事があったとか、こんな話があるんだよとか、そういうフルート合宿の歴史話でした。だからネットに書いても面白くないだろうから、今回はパスです。

 それよりも何よりも、フルートのレッスンなのに、フルートを持たずに行くなんて…ああ、ショックだ、ショックだ。

 それにしても、器楽って楽器がないと始まりませんね。これが声楽ならば、手ぶらで行っても、なんとかなるんですよ。発声練習をしたり、暗譜で歌ったり、先生の隣に立って同じ楽譜を見ながら歌ってみたり…でも器楽は楽器がないと…ほんと、どーにもなりません。

 深く深く反省…だ。

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コメント

  1. operazanokaijinnokaijin より:

    大昔、あるオーボエ奏者さんが、
    演奏会場に着いてから、
    楽器をどこかに置き忘れてきたことに
    気がついて、びっくり!

    楽器のない俺よりも、
    俺のない楽器の方が、
    よほど役に立つ、と思ったそうです。

    その奏者さん、
    お友達に緊急連絡して、
    お友達のオーボエを借りて、
    演奏会本番を乗り切ったそうです。

    自分の楽器でも、
    これくらいの不調はある、
    というくらいの出来栄えだったそうです。

    だから何?と言われてしまいそうですが、
    プロ奏者のエピソードということで、
    お許しください。

    あ、置き忘れたオーボエ、
    あとで、見つかったそうです。

    おしまい

  2. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

     置き忘れではないけれど、以前のフルートの先生である笛先生が、ご自身のコンサートの直前に、ご自分の楽器が故障してしまい困っていた時に、私に声が掛かって、マイフルートを貸して差し上げた事があります。

     先生ご自身の感想は聞けませんでしたが、私が吹くよりも、よっぽど太くて美しい音で楽器が鳴っていたことは、私の記憶にございます。ほんと、奏者が変わると、フルートって、ぜんぜん違う音になるんだよなあ…。

  3. るき より:

    まだ本体を忘れたことはないですが、テキストを忘れてフルートだけ持っていったことがあります。
    一応、楽器店のお教室なので、本体を忘れても貸し出し機はあるようで、テキストも予備があるから手ぶらでも大丈夫だそうです(笑)
    貸し出し機のお世話にならないように気をつけねばです。

  4. すとん より:

    るきさん

     貸出用の楽器や予備のテキストがある環境はいいですね。手ぶらでレッスンが受けられると言うのは、仕事帰りにレッスンを受ける社会人には、なかなか良い環境です。だって、職場に大荷物を持っていかなくていいんだもの、うらやましいです。

     とは言え、自分の楽器が一番可愛いし、一番手に馴染んでいるから、自分の楽器でレッスンを受けられるに越したことはないですね。

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