ドジョウという生き物は狭いところが大好きです。とにかく隙間を見つけては、そこに入り込んでご満悦になる生き物です。狭いところがなければ、地面を掘って地中に隠れてしまうくらい、狭くて暗いところが好きです。
おそらく、この特性はドジョウだけでなく、この手の“細長い魚”一般に共通するんじゃないかしら? と言うのも、穴子とかウツボとかも、自然界においては、岩の割れ目とか砂の中とか、好きだものねえ…。
で、我が家の場合ですが、一応、ドジョウ達のために、木炭による管(トンネル)のオブジェと、陶器製の空洞のあるブロックを入れていますし、水質保全のための活性炭の入った袋も沈めてあるので、この袋の下に入り込んでいる事も多いですし、水槽の砂利だって比較的潜りやすいものを用意しています。ですから、普段はドジョウたちも、それらの中に入って暮らしているわけです。
さて我が家では、毎月毎月、水槽に水草を入れています。金魚たちが食べ尽くしてしまうので、一ヶ月ごとに水草を入れているわけです。水草を入れた当初は、水槽の中に、うっそうとした水草の森が出現します。金魚たちが暮らしづらいのではないかというくらい、大量の水草が入るわけです。
大量の水草のために水槽が狭くなって、金魚たち行動範囲は狭くなって、少々窮屈めとなりますが、この水草だらけになった水槽は、ドジョウ的には喜ばしい感じで、この水草の森の中に、ドジョウ達がよく刺さっています(笑)。先日などは、あのヨッチャンが、水草の森の中に入り込んで、まるでハンモックに寝そべるように、悠々としていました。ほんと、居心地良さそうで、幸せそうでした。
最近は健康を害して、ちょっと痛々しいところのあるヨッチャンですから、のんびりくつろいでいる様子を見れるのは、飼い主的にもハッピーな事です。
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