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寂しい交番[2015年3月第2週・通算5週]

体重:107.1kg[-1.6kg:-7.8kg]
体脂肪率:30.7%[-0.8%:-2.7%]
BMI:33.8[-0.5:-2.6]
体脂肪質量:32.9kg[-1.3kg:-5.5kg]
腹囲:107.0cm[-1.4cm:-9.0cm]
     [前回との差:2015年当初との差]

 私は湘南、つまり、神奈川県に住んでいるわけですが、神奈川県という地域における警察に関するネットの評判って、すごぶる悪いんですね。あまりに悪すぎて悲しくなるくらいです。

 一応、私にも地元愛というのがあるので、地元の警察の悪口は書きたくないので、ネットに上がっている“神奈川県警×無能”ネタは、ここには書きませんが、もう頭を抱えたくなるくらいに、思い当たることが多くて困ってしまいます。

 まあ、ネットのネタはネタとして放置するとしても、私がリアルな生活で「さすがに地元の警察が、これじゃあ困るよなあ…」って事があります。

 それは『無人交番の多さ』です。交番なのに、警官さんが誰もいないんです。

 私の地元周辺では、交番に行くと、ぽつんと机が一つだけあって、その机の上に電話があって、交番に用がある人は、そこから電話をかけて警官を呼び出すというシステムなんです。
 私、用があって、この電話を使った事ありますが、電話をかけてから実際に警官が来るまで、10分近くかかりました。交番は駅前交番で、実は地元の警察署とは歩いて5分ほどの距離にある場所だったのですが、こんな近くでもこんな状態なら、少し離れたところにある交番なら、もっと時間がかかるでしょう。

 実際に、交番が無人なので、たまに交番で暴力事件が起きたり、婦女暴行事件が起きたりする事があって、地元の噂にありますが、…報道されないんだよなあ。

 なので、地元の小学校などでは、怪しい人に追いかけられたりしたら、交番ではなく、近所の商店に飛び込むように指導しています。地域のパトロールだって、警官じゃなくて、地域の人たち(主に小学校のPTAの役員さんたち)が行っています。

 他府県に出かけると、たいてい交番に警官さんがいるので、うらやましいです。神奈川県だって有人の交番はいくつかありますが、圧倒的多数は無人交番なんですよ。それに有人交番でも、警官さんが奥の部屋でくつろいでいて、一見無人に見える交番もかなりあります。

 昔々の大昔、私がまだ若者だった時、用があって交番に行って電話をかけたら、奥の部屋から警官さんが出てきた事ありましたもん。いるんなら、きちんと表に出てきて欲しいって思ったものです。

 あと、派出所ではなく駐在所なのに、電話をしたら、ヨソから警官さんがやってきて、ビックリした事もあります。つまり、駐在所なのに、そこに住んでいる警官さんがいなかったわけです。それってどうなの?

 だから、なんかもう、不安なんですよ。地元の治安は地元の人々が自分たちで守るものであって、警察が関与するモノではないんですね、神奈川県では。

 でも、それってダメでしょ。間違っているでしょ。ならば、何のために警察という組織があるのかって事です。車のスピード違反の取り締まりだけのために警察ってあるもんじゃないんだよ。

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コメント

  1. だりあ より:

    昔?っていったら古すぎますが、昭和の映画によく出てきてた「駐在さん」のような方がいなくなってしまいましたね。学校に通う子に「おはよう」って声をかけると、小さいみんなが「オハヨウゴザイマスっ」って声をそろえて答えたり。またはその逆パターンのときもあったり。
    地域のおまわりさんに、無条件に信頼と親しみと尊敬があった時代は遠くなってしまいましたね。さびしいです。警官、と、おまわりさんは、同じ職種だと思いますけど言葉から受けるイメージと親しみ感がまったく違いますし、あのころのおまわりさんがいてくれてたら、最近頻繁に起きる若い人たちの悲惨な事件も、すこしは、その根っこのところで抑止力になっていたのかもしれないのにな・・、と思いました。

    いえ、神奈川県ばかりではないですよ。私たちの住んでいる県もひどいものです。先日、免許の書き換え手続きに行ったとき、申請者たちは着々と手続きしているのに、事務処理と対応が・・・・・・・あきれて帰ってきました。

  2. operazanokaijinnokaijin より:

    ご近所のおばあ様、いわゆる認知症。
    ぬいぐるみがお孫さんに見えるらしく、
    「寒くないかい?」と声をかけたり、毛布をかけたり。
    なんの反応も示さない孫、ではなくて、ぬいぐるみ。
    おばあ様、あろうことか、駅前の交番に駆け込んで、お巡りさんに、
    「孫が!」とご相談。

    しかし、お巡りさん、1ミリも驚かずに、
    「おや、そのお孫さんというのは、息子さんの子?娘さんの子?」
    「娘さんは、おうちにいるの?」
    「娘さんのお名前は?電話番号は?」

    おばあ様の娘さんの名前と電話番号をうまく聞き出して、
    娘さんに連絡を取り、交番に迎えに来てもらいました。

    娘さん、すっ飛んで行って、平謝りに謝ったのですが、
    そのお巡りさん、1ミリも怒らずに、
    「いえ、いえ、これも仕事ですから。
    お母さん(おばあ様のこと)を大事にしてください。」と。

    お巡りさんも大変だなあと思いつつ、
    お巡りさん、ありがとう、と思いました。
    そんな、無関係なことを書かずにいられなかった、
    本日のすとん様エッセイでした。

  3. すとん より:

    だりあさん

     『おまわりさんは、身近なヒーロー』という言葉があります。今も頑張って、身近なヒーローを演じてくださるおまわりさんもいらっしゃるんだろうなあって思うけれど、労働として警官をやっているだけの方が増えてきたんだろうなあって思います。

     労働だから、時間外や規約外の事はしないし、時間内や規約内の事であっても、可能な限りサボろうとするのかもしれません。サボりという言葉が悪ければ、合理化とか省エネルギーかとかね。その結果が、無人交番の増加であったり、パトロールの省略であったりするんだろうと思います。マスコミが報道するような事件が起きては困るけれど、報道されないような小さな事件には関与しない方向なのも、その一環なのかもしれません。

     昔のおまわりさんは、そういう小さな事件に真摯に向き合ってくれたような気がします。

     無人交番が増えると、だんだんと治安が悪くなってくると、私は肌で感じます。実際、私の住んでいる地域は、あまり言いたくないけれど、決して治安が良い訳じゃないですよ。小さな犯罪は日々起こってます。盗賊団なんて、ドラマの世界ではなく、リアルな世界で暗躍しています。空き巣は当たり前で、エアコンの室外機や庭に停めている自転車とか、持って行かれちゃいます。街なかをおまわりさんがパトロールしてくれれば、防げたであろう犯罪が、普通に頻発していますからね。

     なんかなあ、ガッカリだなあ。

  4. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

     いい話だなあ。うらやましいなあ。おまわりさんって、そういう人なんですよ。身近な事件とも言えないような事件に関与して、町の平和と安全を何気なく維持してくれる…そういう存在なんですよね。

     だから、交番に普通におまわりさんが在駐している地域が、本当にうらやましいです。もしも、私の地域にそのおばあ様が住んでいらっしゃったら、どうしていたでしょう? お孫さんの事で不安に感じても、飛び込める交番はなく、ただただ不安な気持ちで街なかを徘徊して、行方不明とかになって、どこかが事故かなんかに巻き込まれて…いえいえ、ありえない話ではなりません。近所では、徘徊老人が行方不明になるなんて、ありふれた事ですから。

     交番に普通におまわりさんが在駐している事が、本当の本当にうらやましいです。

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